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1:無題6
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酉祷
◆nontlYsvSg
去狂恵子は四十七歳。
支店最大の大口預金者の妻である。 ある夜、秋田は恵子に呼び出された。 秋田は四十五歳になる。 歌舞伎町にある料亭だった。 「今晩、これからつき合って」 秋田はしばらく考えていた。 世辞にも美しいとはいいがたい。 「恥をかかすと、承知しないわよ」 「承知しました。奥様」 そう応えざるを得なかった。 逆らえば、預金が他の銀行に移ることはまちがいなかった。 ホテルに向かった。 裸になると、恵子は正視に耐えなかった。 乳房はまあまあだが、下腹に脂肪がたるんでいた。 尻の肉もたるんでいる。 一緒に風呂に入ることを強要された。 秋田は自棄気味で裸になった。 恵子は先に入っていて、秋田が入ると、待ちかねたように秋田を背後から抱き竦めた。 前に手を回し、片手は男根に、片手は睾丸に当てた。 擦りはじめたのだった。 「すてきなのね。あなたのって。想像してたとおりよ」 恵子は淫らにのぼせた声をあげた。 秋田はそのときのことを思った。 思いだすたびに顔がゆがむ。 腋の下や、性器や、肛門を、バスルームで舐めさせられた。 その臭いが消えないうちに、秋田は呼び出されて奉仕を求められるのだった。 恵子にも奉仕はした。 執拗なくらい、体中を舐めた。 昨夜、ホテルで、秋田は恵子の部屋に止まらされた。 強姦ゴッコをやらされたのだった。 紐で、恵子をベッドに大の字に縛りつけ、猿轡をかませた。 そうしておいて、いかにも強姦魔めいたことばを吐きながら、犯すのである。 秋田はおそらく、生涯、恵子からは逃れられなくなる。 男奴隷だ。 昨夜も、二時間ほどかけて、縛った恵子を、弄んだ。 恵子が堪能するまで、責めて、責めつづけたのだった。 体をのたうたせて、恵子は狂喜した。 由美子は三十歳だった。 夫と子どもが一人いた。 夫は自動車事故で足を切断した。 退職せざるを得なかった。 由美子の知人が売春婦をしていた。 勤めに出た。 所詮、売春婦であった。 由美子は、最初の日に、男と、ねた。 中年過ぎの男だった。 愛撫が巧妙だった。 由美子は燃えた。 夫との性交は味気なかった。 由美子は声をたて、男に縋りついた。 それが皮切りだった。 いまでは、男に馴れていた。 夫には売春婦をしていることは打ち明けてあった。 生活がかかっていた。 夫は諦めていた。 諦めてはいるが、嫉妬は一日として忘れたことがなかった。 昨夜の男とはどんなふうにしたのかと、訊く。 前からか後ろからかと、問いに執念がこもっていた。 そう問いながら、由美子の体をまさぐった。 男は四十なかばの年頃にみえた。 浅羽と、名乗った。 浅羽は執拗でも淡泊でもなかった。 由美子を横たえ、ゆっくりと性器を弄んだ。 由美子は体を任せる気になった。 瞳を閉じていた。 前を堪能すると、うつ伏せにして、尻を弄んだ。 しだいに、由美子は燃えていた。 浅羽は性器に唇をつけてきた。 「ああ――」 ついに、由美子は声をだした。 本音であった。 やがて、浅羽が背後から挿入してきた。 「またつき合ってほしい。おれは、きみのような従順なこを探していたんだ」 「ええ」 「ただし、条件があります」 「条件?」 「わたしはマゾヒストなのだ」 浅羽は照れていた。 「いいわ」 十日後であった。 タクシーで、代々木に連れて行かれた。 立派なマンションだった。 その十階が、浅羽の部屋だった。 部屋には高級絨毯が敷き詰めてあった。 その夜は、ただれた性宴がもたれた。 浅羽は素裸になった。 ロープ、鞭、女のブーツ、コケシなどが揃っていた。 由美子は、浅羽をロープで縛りあげた。 後ろ手に縛り、鞭で責めた。 由美子はパンティ一枚に、ブーツをはいていた。 「女王さま」 浅羽は口にしつづけた。 由美子はコケシを握った。 電動式のゴム製コケシだった。 「尻を出せ、下男」 「はい、女王さま」 クリームをたっぷりつけて、コケシを肛門に突っ込んだ。 浅羽は女になりきっていた。 呪文のように、あることばをとなえながら、耐えていた。 やがて、浅羽は交替を要求した。 由美子は虐められることにためらいは抱かなかった。 犯されたいはげしい欲望が疼いていた。 両手と両足に竹を通して縛りつけられた。 パンティとブーツをはいたままだった。 浅羽がパンティを剃刀で切り裂きはじめている。 ゆっくり、切り裂いた。 裂かれた間から、性器が出た。 両足は竹に縛られている。 いっぱいに拡げきっていた。 浅羽が懐中電灯を当ててそこを眺めはじめた。 それだけで由美子は失神しそうな気がした。 頃委黒い炎がゴロゴロ燃え転がっている。 浅羽の指が伸びて、ひだをつかんだ。 「ああ、ゆるして!」 由美子は悲鳴を放った。 あられもなく縛りつけられ、屈辱を強いられているその快感が、怒涛のように押しあげてきていた。 浅羽は、コケシを使った。 コケシはたっぷり液体に包まれて、由美子の性器に、そして肛門に押し込まれた。 由美子は泣きだしていた。 何度か頂上に昇りつめていた。 失禁しそうなおびえがあった。 浅羽とは月に二度、会う約束ができた。 会うのは、浅羽のマンションだった。 由美子は仕事が終わってから浅羽のマンションに行った。 三時間ほど性宴に没頭するのだった。 朝方に、家に帰った。 浅羽との性交は由美子を魅了していた。 責めたり責められたりしていると、脳を焼きそうな快感が体を走るのだった。 浅羽も由美子もすべてをかなぐり捨てた。 男と女はためらいや自尊心を捨てるとこれほども濃密な間柄になれるのかと思った。 鳴島は偽名を名乗った。亜紀とは夫婦だと告げた。 サド・マゾの部屋がいかなるものか、見当がつかない。 亜紀は部屋に案内されて、足が竦んだ。 鳴島が無造作に服を脱ぎはじめている。 亜紀は肚を決めた。 鳴島は素裸になった。 傍で、亜紀がパンティを脱いでいた。 白い裸体だった。 乳房も尻も豊かだ。 鳴島は、亜紀と腕を組んだ。 四十畳ほどの部屋に絨毯が敷きつめてあった。 十数組の男女が待っていた。 全員が素裸だった。 亜紀は引いた籤を開いてみた。 8と書いてあった。 8は中年の男のようだった。 どの男の男根も、すでに立っていた。 亜紀は8の傍に立った。 男に、手を取られた。 周辺ではすでに男女が抱き合っている。 男の右手が尻に伸びていた。 「あなたを縛っても、いいですか。それとも、わたしを?」 「わたし、はじめてなんです」 「では、わたしが教えてあげよう」 男はゆっくり、亜紀をその場に押し倒した。 亜紀は縛られていた。 肩と足に竹の棒を縛りつけられている。 両手は肩に担がされた竹に縛りつけられて水平に伸びていた。 足首も竹に縛りつけられ、両足は極端に拡げられていた。 その姿勢であお向けに寝かされた。 責め道具は揃っているようだった。 どのカップルもそれらを使って、たがいに相手を縛って、虐めはじめている。 昂ぶりに部屋が熱気を呼んでいた。 亜紀のすぐ隣で、女が縛られている。 女は膝で這わされていた。 足首はやはり竹に縛られ、思いきり拡げさせられている。 男が背後からその女を舐めていた。 「お許しになって。お許しになって――」 女が呪文のように許しを乞うていた。 男が亜紀の腋を舐めはじめた。 片手は乳房を摑み、揉みしだいていた。 男は執拗に腋を舐めつづけた。 亜紀は耐えていた。 腋が済むと、男は乳房に移った。 乳房を含み、軽く歯を当て、吸っている。 股間が完全に開いていた。 男はたんねんに体を弄んでいた。 しだいに愛撫が下半身に移っていた。 男が足に回った。 男は亜紀の性器を眺めはじめた。 覗き込んでいる。 男の顔が近づいた。 「ああ――」 亜紀は低いうめきを洩らした。 許して――亜紀は胸中で、そう、つぶやいていた。 男の舌が触れている。 ゆっくり、男は拡げ切った女を舌で弄びはじめた。 男の愛撫にゆだねるしかない。 男の愛撫は強くなっている。 やがて、男は、舌を離した。 そして、指を使いはじめた。 両手の指で押し拡げ、観察している。 執拗な愛撫がつづいた。 周囲に、叫びと悲鳴が走っていた。 絶頂にふるえる女の悲鳴と叫びだった。 右でも左でもそれが湧いている。 すすり泣く声もきこえる。 傍で後ろから責められていた女は、いまは男にその尻を抱えられていた。 はげしく衝き動かされて、細い泣き声を放っている。 「あなたッ、あなたッ、ああ――もう――」 痴態が亜紀の網膜を埋めていた。 いつの間にか、それらが亜紀を染めていた。 おそろしい快感が昇りつつある。 その快感が脳裡に炎を点した。 炎は暗い脳裡の海を転がった。 灼き尽くしそうな炎だった。 「ああッ。ああッ」 短い声を、つづけて、放った。 男が腹に乗っていた。 ふかぶかと、差し込まれた。 鳴島のパートナーは応接室で一緒になった女だった。 女もはじめてのようだった。 どうしてよいのかわからずに、鳴島にしがみついていた。 「おねがい、わたしを、縛って」 縛られた女たちがあちこちで悲鳴を上げはじめると、女は耐えかねて、耳もとで哀願した。 「おれは、はじめてなんでね」 「わたしたちもだわ。でも、夫があそこで」 女は視線で指した。 男が縛られていた。 縛られた男を、女が仁王立ちになって鞭打っている。 男が、許しを乞うていた。 鳴島は、女を縛りはじめた。 亜紀が竹に手足を張りつけにされているのは、知っていた。 腹の出た中年男が執拗に責めている。 「おねがい! 打って! 犯して」 とうとう、女は叫んだ。 鳴島は、女を縛って、転がした。 女の足首に竹を結えて、拡げた。 それだけで、女は泣きだしていた。 「虐めてッ。おねがい。もっと――」 体をくねらせる女の白い肌に汗が光っていた。 大の字に手足を拡げられ、薄汚い男に犯されている捜査官の亜紀が、哀れだった。 サド・マゾの部屋めぐりは今日だけではない。 浅羽が現われるまで、つづけられる。 亜紀は禁断の実を喰っている。 こうした部屋を出入りしているうちに、亜紀の白い肌は、マゾに染められ、やがて、それが、骨の髄に滲む。 「お尻をぶって! おねがい! お尻から犯して!」 女に狂瀾が訪れていた。 鳴島は、女をうつ伏せにした。 形のよい、締まった尻だった。 ロープの切れ端で、その尻を打った。 女が悲鳴を放った。 その悲鳴の中に、鳴島は、亜紀の泣く声をきいた。 みると、亜紀のうえに蹲った男が、電動式の性具を使っていた。 男も、女も、狂っていた。 いつの間にか、縛られて虐め抜かれる女に別の男が加わり、二人がかり、三人がかりになって、それが混乱をきたすものとになった。 夫が、犯されて声を放つ妻に這い寄り、二人がかりで責めたのがはじまりだった。 いまは全員が相手を求め合って、しきりと交替していた。 もう、縛られている女はいなかった。 部屋一杯に、乱交が繰り拡げられていた。 その渦の中に、亜紀はいた。 一人の男が亜紀を組み伏せている。 その男が体を離れると、別の男が亜紀を這わせて後ろから犯しはじめる。 もう、何人の男に犯されたのか、亜紀にはわからなかった。 無数の男が前から後ろから突きつらぬいた。 亜紀自身もたびたび絶頂に押しあげられていた。 体中が精液にまみれている。 渦から抜けようにも、その隙がなかった。 起きようとしても、たちまち、押え込まれた。 這って出ようとすると、尻を抱えられた。 失神寸前まで、追い込まれていた。 鳴島は女に押え込まれていた。 四十年配の女だった。 鳴島を押えつけて跨がり、しきりに声を放って、のけぞった。 その女がかん高い声を放って、傍に倒れた。 起きようとした鳴島に、別の女が這ってかぶさってきた。 その女は、まだ、若かった。 体が引き締まっている。 乳房も張っていた。 女は、鳴島に跨がった。 女という女が液体を溜めていた。 跨がると、すぐに結合した。 女は低くうめいて、鳴島に抱きついてきた。 「いたわ」 女が耳許でささやいた。 「脱衣所に行って、連絡を取ってくれ」 「いいわ」 亜紀は鳴島から離れた。 抱きついてくる男を、トイレに行くのだと突き放して、脱衣部屋に向かった。 亜紀は掌に男の睾丸の感触を残していた。 愛撫を装いながら、脂肪の塊を探したのだった。 一人だけいた。 その男は亜紀の隣で女に重なっていた。 男はこの家の中にいる。 脱衣所に入って、亜紀は発信装置を入力した。 部屋の出口に、男が立っていた。 素裸だった。 中年男だ。 立ち竦んだ。 男は無造作に亜紀の手を把った。 「あなたは、すばらしい。もう一度だけ」 男はそういって、裸の亜紀を抱えた。 亜紀は断ろうとしたが、男はその隙を与えなかった。 裸の亜紀を軽々と抱え上げた。 抱えられて、亜紀は、ふっと、力を抜いた。 男に従うしかなかった。 男は亜紀を大部屋には連れていかなかった。 抱いて、廊下の反対側にある寝室に連れ込んだ。 男は亜紀をベッドに横たえた。 「おねがいだ。強姦させてくれ」 男は紐を持ちだした。 「わかったわ。でも、早くして」 亜紀は、うなずいた。 男は、亜紀を後ろ手に縛った。 亜紀は絨毯に転がされた。 男は亜紀の両足首に紐を結わえ、それをベッドの足に縛りつけた。 亜紀の両脚は拡げるだけ拡げられていた。 「すばらしい体だ」 男は股間に手を入れてきた。 弄びはじめた。 「あんたは、人妻だ。その人妻が、見知らぬ男にこうやって素っ裸にされて縛られ、犯されているんだ。どうだ、うれしいだろうが」 片手は乳房を摑んでいる。 男の声がおののいていた。 「ええ」 迎合するしかなかった。 「許しを乞え」 「許して」 「もっとだ!」 「ああ、おゆるしください」 「許さんぞ! いまに、突きつらぬいてやる」 「ああ」 亜紀は、また、炎が拡がりはじめていた。 「どうだ! おまえの亭主よりいいだろうが」 男は巧妙に愛撫をつづけながら、雰囲気を盛り上げるのに懸命になっていた。 「おれは、おまえのご主人様だ。いつでも、好きなときに、おまえを犯すぞ」 「はい」 「よし、今日は尻から犯してやる」 男は足を縛りなおして、亜紀をうつ伏せにした。 尻の隆起をなで回している。 「どうだ。人妻が尻から犯される気持ちは」 「はい。ああ、おゆるしください」 男は挿入していた。 尻に乗って、後ろ手に縛った両手を手綱にとっている。 その姿で、腰を使いはじめた。 亜紀の脳裡に黒い炎が燃え拡がっていた。 甘美な黒い炎だった。 見知らぬ男にあられもない恰好に縛られ、その男の吐くことばに、酔いはじめている。 尻から犯している男の巨きなものから熱が生み出され、それが体全体に拡がっている。 マゾの熱であり、炎であった。 性欲のドロドロした炎がこわかった。 縛られて犯される、あるいは犯されているのだという意識、観念が持つどうにもならない昂ぶり。 女というのは、マゾに生きる生きものだと、はっきり知った。 拡げきった足、後ろ手に縛られた手を襲う痛みが、屈辱が、亜紀を、おそるべき暗黒の世界に誘っている。 「ああッ」 亜紀はふるえた。 「すばらしいだろう! ご主人様のは!」 男は突き上げた。 「ああッ、はい」 亜紀は、うめいた。 同時に、男がはげしく突きたてて、はてた。 男が、尻から下りた。 亜紀は体を痙攣させていた。 余韻が体をしびれさせている。 動く気にも、ものをいう気にもなれなかった。 「いい尻だぜ」 男は傍に立っていた。 男の足が尻に乗った。 「真っ白で、ぷりぷりと大きくてよ。こんな尻はめったに、お目にかかれねえ」 男は足の裏で尻を踏んで感触を愉しんでいた。 亜紀は男の足に、預けていた。 「待ってなよ、お尻ちゃん。もっと愉しむ方法があるんだ」 男はサイドテーブルから何かを取り出した。 亜紀の背中に腰を下ろした男は、すばやく、亜紀に猿轡を咬ませた。 「いまに、失禁するほど気持ちよくしてやるぜ」 亜紀は、頭を振った。 もう、これ以上の責めには耐えられなかった。 「あんた、刑事かね」 ふいに、男が訊いた。 亜紀の鼓動が停まった。 「電波を発信していたね」 男は、亜紀の尻に乗った。 「それにしても、見上げた覚悟だ。男という男が、あんたの尻を犯した。あんたは精液にまみれながら、泣いて、もだえた」 亜紀の体がふるえはじめていた。 「このきれいな体で、よく、決心したものだ」 男は尻をゆっくりなでていた。 声を出そうにも、猿轡を咬まされている。 もがこうにも、両足は拡げきってベッドの足に繋がれている。 両手は背中に回されて縛られていた。 男の精液が、膣に溜まっている。 「もう一度、ご主人様の男根を、突き差してあげようかね」 男は、腰をずらして、当てがった。 挿入してきた。 男は、ゆっくり、突きはじめた。 「どうだ、奴隷女。また、おまえはもだえはじめる。だれも、救けにはこない。まだまだ、乱交パーティはつづく」 男は緩慢な動きで責めつづけた。 「どうだ。感じるだろう。お前は、逮捕すべき犯人に、尻から犯されている。それでも、おまえは、いまに、尻を打ち振る。耐えられなくなるのだ。 どうだ、真に犯される感じは」 男は緩慢に動きつづけた。 亜紀は歯を喰いしばっていた。 「女は、こうやって、いつでも男の奴隷になる。それが、おまえたち、女の本質だ」 男の突き上げるたびに、亜紀の脳裡に昏冥が深まっていた。 三津子と浅羽が知り合ったのは、四月末であった。 高層階にあるホテルだった。 浅羽は、三津子にブランデーをすすめておいて、風呂に入った。 出てきたときには、別人になっていた 浅羽の腕が伸びて、三津子の腕を引いた。 三津子は倒れ込んだ。 「お風呂に入らせて」 浅羽の胸の下で、三津子は細い声をだした。 唇を奪った浅羽は、乳房を口に含んでいた。 風呂から出た三津子を、浅羽は待ち受けていた。 すぐに、ベッドに押し倒した。 三津子は気づかなかったが、ベッドの脚に紐がかけてあった。 大の字に寝かせられた三津子は、あっという間に両足首に輪をかけられた。 両足がいっぱいに拡げられている。 浅羽はわずかにあらがう三津子を押えつけて、乳房を弄びはじめた。 浅羽は、三津子の両腕をも、ベッドの脚に縛りつけた。 三津子は、もう、あらがわなかった。 そうしておいて、浅羽は、嬲りはじめた。 三津子は、しだいに炎を燃やしはじめていた。 身動きがならないように縛られて、はじめて遇った男に全身を隈なく嬲られている。 とくに、浅羽が股間に懐中電灯を当てて、指でたんねんに調べはじめたときは、三津子は耐えられなかった。 浅羽の異常な愛撫は二時間近くにおよんだ。 その間に、三津子は、何回も絶頂をきわめていた。 二度目に浅羽と会ったのは、八日後だった。 同じホテルの部屋を、三津子は訪ねた。 その夜はさらに強烈だった。 浅羽は、風呂に入っている三津子を襲った。 三津子は体を洗っているところを襲われ、有無をいわさずに縛り上げられた。 両手を背後に回され、両足を拡げたまま足首を縛られた。 その足首を手首につながれた。 身動きができない。 太股、腹、乳房にも細いナイロン・ロープが喰い込んだ。 体は石鹸の泡だらけだった。 浅羽はその三津子に石鹸をなすりつけて、洗いはじめた。 乳房と性器と肛門を、たんねんに洗った。 それだけで、三津子は悲鳴をあげた。 拷問であった。 小一時間も弄ばれると、三津子は失神状態になった。 浅羽は自由自在に犯した。 小道具を使った。 最後に、三津子は失禁した。 転がされたまま、長い排尿をした。 浅羽は縛めを解かなかった。 三津子を抱えて浴槽に入れた。 浴槽の中で、三津子は浅羽の男を口に含まされた。 ロープから解放されたのは、二時間ほどたってからだった。 浅羽に抱かれて眠った。 浅羽の胸に貌をうずめながら、もう、浅羽とは離れられないと思った。 こんなふうに、性交の喜びが得られるものだとは、三津子は思ったこともなかった。 縛られ、意思を無視して犯される喜びは、何ものにも勝った。 男も女も思うことは同じだった。 男と女のちがいはない。 サドも、マゾも、だれもが心の奥深くに秘めている。 性欲の複雑怪奇さが思われた。 最終的には、性欲は見も知らぬ相手に犯され、あるいは犯すことに尽きるのではあるまいかと思われた。 三時三十五分。 四十六階にあるステーキ専門店に男が入ってきた。 浅羽だった。 ウェイトレスがビールを運んだ。 浅羽は、そのビール瓶をテーブルで叩き割った。 「騒いだら、殺すぜ。女だけ残して、おまえら、外に出ろ」 男に抵抗の意欲はなかった。 女を捨てて逃げ出した。 浅羽はドアに鍵をかけた。 ウェイトレスは蹲っていた。 三人とも二十四、五歳だった。 「おまえら、裸になれ。床に這え」 三人ともあわてて裸になった。 床に這った。 浅羽は傍に寄った。 三人の尻をなでた。 浅羽は素っ裸になった。 男根を順に女の尻で擦りながら、ウイスキーを飲んだ。 擦りつづけているうちに、勃起した。 強引に突き刺した。 女は耐えていた。 カウンターの壁に頭を押しつけ、尻を差し出していた。 浅羽は順に差し込んで、腰を使った。 鳴島が急を告げられたのは、浅羽が進入して約十分後だった。 拳銃で錠と蝶番を打ち砕いた。 浅羽は素っ裸になっていた。 女が二人、素っ裸で床に這わされている。 浅羽は立っていた。 女を背後から抱えている。 片手は前に回して、女の乳房を握り、もう片手には、包丁を握って女の首にかけていた。 「どうしようというのだ」 鳴島が訊いた。 「おれは、おめえらにはつかまらねえぜ。ここから跳び下りてやる。その前に、この女の子宮に精液を放出したいだけだ」 浅羽は女をテーブルにもたせかけて、後ろから犯しはじめた。 包丁は女の背に立てている。 浅羽はゆっくり腰を使っていた。 「おまえらが動いたら、この女は死ぬぜ」 テーブルの軋む音がつづいている。 浅羽は顔をゆがめていた。 じきに、浅羽の低い唸りが湧いた。 「放出したぜ。この女に、おれの二世を生ませてやりな」 浅羽は、女の尻から離れた。 高級秘密クラブは六本木のマンションの一室にあった。 四十畳ほどのワン・ルームだった。 片側にカウンター式のバーがあった。 内部に六人の外人女性がいた。 六人とも乳房をだしている。 パンティだけ、小さなのをつけていた。 いずれもすばらしい肢体の持ち主だった。 鳴島と神谷はカウンターで飲みはじめた。 「わたし、ペギー。よろしく」 二十二、三歳にみえる女が鳴島に英語で話しかけた。 飲んでいる間に、客が増えた。 ペギーと名乗った女がカウンターを出て、絨毯に立った。 白い体が薄赤い照明に浮き出た。 乳房と尻が大きく、腰が細い。 ペギーは体をくねらした。 ゆるやかに尻を振りながら、パンティを取った。 客の一人が立った。 四十前後の男だった。 ペギーの腕を把った。 全員が飲みながらみていた。 その場で、ペギーが男の服を脱がせはじめた。 器用に裸にした。 ペギーは膝を突いて、握っていた。 すでに勃起している。 やがて、男は、ペギーとマットに上がった。 ペギーがあお向けに寝て足を開いた。 男が股間に手を入れた。 ペギーの声がきこえた。 男はペギーの横に腰を下ろしていた。 覗き込むようにして、弄んでいる。 いつの間にか、ペギーの手が男の股間にのびていた。 男が、ペギーをうつ伏せにして、後ろから抱えていた。 ゆっくり、腰を使っている。 ペギーの白い体が男の責めに揺れ動いていた。 鳴島の傍にいた男が、たまりかねたように、女を指名した。 十数分たって、最初の男がはてて戻ってきた。 別の男が二人、カウンターにいる女を指名した。 女が出てきて、男の前でパンティを取って、みせた。 男が上着を脱いだ。 一組が絡み合っていた。 男が下になり、女が騎乗位で責めたてている。 女は背を反らせている。 乳房が揺れ動き、頭髪が前後になびいていた。 女の逞しい尻が微妙に上下している。 荒木は、モリーという女を引き当てた。 フランス人だった。 美しい娘だった。 乳首がピンク色をしている。 荒木は下半身をみた。 陰毛の繁みが黒々としていた。 すばらしい太股がのびていた。 傍に立ったモリーを抱きとった。 モリーを椅子に掛けさせて、足もとに蹲った。 「ゆっくり、舐めなさい」 モリーは命令口調でいい、グラスを把った。 荒木は、奴隷のように、モリーの足を舐めつづけた。 指を舐め、足の裏を舐め、ふくら脛に移った。 「這って、馬になりなさい」 モリーは怒張した男根をみつめて、床を指した。 「はい、女王様」 荒木は、這った。 背にモリーが跨った。 モリーは荒木の尻を叩いた。 両足で胴を絞めつけていた。 股間がピタリ、荒木の背に密着している。 すでに、濡れていた。 「いいというまで、這うのよ」 モリーの手が股間にのびて、男根を弄んでいた。 翌日は荒木はセンデを抱いた。 センデを寝かせて、夢中で乳房を吸った。 モリーに勝るとも劣らない美しい女だった。 乳房を吸わせながら、両手は男根と睾丸をしきりに愛撫していた。 荒木は、会場をみた。 すさまじい淫欲風景が繰り広げられていた。 モリーが膝を突いて、立ったままのロバートの男を呑んでいた。 白い両腕はロバートの両の太股を抱えている。 しきりに貌を前後させていた。 その傍でジュヌビエーブが這っていた。 長身の男が後ろからつらぬいて責めたてていた。 女の喜びにうめく声がそこここにあった。 センデが荒木を突き転がして、口に含んだ。 はげしく吸って、堪えきれなくなったセンデが、荒木の股間に跨った。 はげしく尻を上下前後左右に振りたくった。 「ああ――ああッ」 掻き裂くような、高い声を、センデはだした。 その声につられて、荒木は放出した。 乱交はつづいた。 荒木が気づいたときには、目の前にモリーがいた。 モリーは這っていた。 その尻を清村が顔をゆがめて責めていた。 モリーは責められながら、横たわっている男を口に含んでいる。 遠くで、センデが男に組み敷かれて、責めたてられている。 足が男の太股を絞めつけていた。 男を転がして男を口にしている女がいた。 その女の尻を、荒木は夢中で抱いた。
2025/12/06 07:47:55(celUezo.)
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