「重量じゃ無い、重力だよ。最近ニュースは間違いが多いな。」
と、僕が言うと、息子は、
「じゃあウルトラマンなんてあり得ないね。」と、言ったら、娘が
「でも、ゾウさんとか、キリンさんは大っきいよ。」
と、言ったから、
「重力は、低い所程かかるんだよ。ゾウさんは足が太く、キリンさんは首が細いから大丈夫。だからゴジラは、ギリギリセーフかな。」
と、僕が説明したら、全員納得したのである。

一般人はウイルスに感染しなくなったから、マスクを外したが、常に携帯はしていた。
何故なら、僕ら河豚人に遭遇して、飛沫を浴びる可能性があるからだ。

「ヘックショイ。」
と、この前、道でクシャミしたら、歩きスマホに夢中で僕に気が付かない一般人に飛沫がかかり、即死した。
巨大化した体内で増殖したウイルスは、一般人からは、猛毒と同じなのである。

「あなた！駄目よクシャミは口を押さえないと。
あーあー可哀想に。」
「だって、こいつら小さいから視界に入らないから仕方無いよ。」

一般人は、歩きスマホ、は危険ですよ。止めましょう。

「おまわりさん、ごめんなさい。おいくら？」
妻が、警察を呼んで罰金を払おうとしたが、
「この女は、歩きスマホ、の条例違反だから、現行犯逮捕に相当しますので無料です。」
「なーんだ。小さいから見えなかったわ。」

急ピッチのインフラ整備の工事で大量の二酸化炭素が排出され、更に重力は軽くなり、比例して河豚人は、早くも5mくらいに成っている。
だから、三分の一の身長の一般人は、このような事故にあう。気を付けてないと、罰金を払わなければいけない。

しかし、政府は、犯罪者はお咎め無し。との方針を発令したのである。もういちいち一般人の為に、警察、裁判、刑務所などの税金を使うのは無駄と判断したからである。つまり、犬猫と同じ扱いだったのである。

だから、僕は妻に、
「人殺したら、勃起しちゃたよ。路上飲酒してる女いないかなあ。」
「あらあら、大変私探して来るわ。」
通行人は、
「スゲー、俺の腕くらいある。」

もう僕らは、服を着ていない。裸にエプロン、リュック状態。体温もウイルスが外気に合わせて調整して暮れるから、着ると暑いのである。
それに、もう一般人は同じ人種と思うなく成ってしまったから、恥ずかしく無いのだ。

「あなたー、1匹捕まえた。」
妻が泣き叫び女の首を掴み連れて来た。まるで鶏みたいだ。

一般人の女は、140cmの小柄な人だったから、上半身は70cmくらい、だから挿入したら、ウイルスの感染以前に内臓破裂で死亡する。ペニスは食道まで到達するからだ。

僕は犯された女は、口から大量のザーメンを吐き出し死亡していた。股は裂け、オマンコは直径15cmの穴が空いていたのである。

「スッキリした。考えたみたら、I子がやらしてくれれば、話しは早かったな。」
「ヤダー、灯台下暗し、ってこの事？」
と、妻が言ったから、2人は大爆笑した為、飛沫が飛んだので、多数の死者が出たから、結局罰金を払ったのである。

「あなた、私達がもういること判っているし、みんなマスクしたから、エッチしてよ。男は確かに溜まると大変だけど、女だって性欲あるんだから。一般人のペニスじゃしないよりましだけど、直ぐ死んじゃうし。ほら！」
妻は、さっきの路上飲酒のカップルの片割れを掴んだ。

この男は、うつ伏せで気を失っていたから、飛沫を浴びていなかった。
そして、彼女がエプロンを外すと、異次元のスタイルに即勃起した。

ワクチンは巨根化だけでなく、爆乳化もした。また陰毛や脇毛も直ぐ生えるから、妻はめんどくさいからもう剃らなかったから、ボーボーだった。

今や、体重は約27倍だから1.5tくらいある。I子は、無意識に死体を踏み潰しながら、そいつの所へ行くと、死体はめちゃくちゃに潰れれていたのである。僕らは、靴は履いている為だ。

妻は、男を仰向けにし、騎乗位で挿入したら、
「うわー、気持ちいい。いく。」
と、一瞬で射精したから、
「は、や、い。」と、
彼女は立ち上がると、男の顔に小便をした。
「ギャアー。」
彼は、感染して死亡した。しかし、顔は大変な姿だったのである。

「おいおい、残酷過ぎるよ。顔が爛れてるよ。可哀想に。」
「だって早すぎるから、私全く感じ無かった。早漏野郎。何か、おしっこしたらスッキリした。あなた散歩の続きしよ。」

と、妻は僕の腕を組んできたのでこの街を後にしたのである。
僕らは河豚より、たちが悪い。何故なら、排泄物まで猛毒に成ってしまった。
尿は、塩酸並の酸性なのである。