閣議ににて、
「来年大統領選挙があるけど、時間の無駄だから止めた方がいい。」
「それと大統領が辞任するまでは、定年は延長するべき。」
新人大臣二人が発言したら、全員立ち上がり拍手した。何か昔有った変な国みたいだ。皆んな心の中で、
（外務大臣と防衛大臣は、大統領の犬だから反対したら報復される可能性大。あの二人だけ自由に巨大化出来るし。）

私は、
「ありがとう。皆んな。そこまで言うなら私は頑張るわ。」新人大臣が全員に書類にサインさせた後で、
「実は、皆んなは42才で定年の時解毒ワクチンで普通の人間に戻れるけど、私は突然変異で1万mの巨人になったからワクチンが効かないの。
それと前大統領って年より若く見えて美人だったの覚えてる？不老不死の生物の遺伝子が入ったワクチンを治験してたらしいのよ。若く見えたから、ちょっとは効いてたみたいだけどね。
つまり簡単に言えば、前大統領を食べたら、また突然変異が起こり本当に不老不死になっちゃた。うふふ。あはははー。」新人大臣はびっくりして書類を落としてしまった。
「いいのよ別に。そんな書類。だって死なない1万mの巨人に逆らえる人いる？ごめんね私の為に気を使ってくれたのに無駄な時間になっちゃって。あれ？」新人大臣に耳打ちした。二人は職員二人を連れて外出した。
「実はあの子達凄く優秀なんだけど、新ワクチンの副作用かどうか不明なの。つまり興奮と抑えが効かない時が、たまにあるのよ。皆んなも知ってるわよね。飛行機の中や車の中で我慢出来なくて巨大化したでしょ。官邸の庭は巨大化出来るけど餌が無いから、職員の犠牲者が多数でちゃうから遠くに行かせてたわ。あの二人の職員は気の毒だけどね。そういえば、新幹線の事件も酷かった。乗客全員巨大ペニスで殺されたわね。」
　
新人大臣二人と職員二人は、東京駅から特急で茨城に向かっていた。満席だったが職員が大臣の緊急事案と説明しグリーン車に乗り込んだ。降りて貰った4人には謝礼を渡した。（後でもっと喜ぶことになるけど）

二人は、大統領が不老不死の大巨大女と聞いてスイッチが入ってしまったのである。他の乗客がいるのに、セルフフェラを始めていた。皆んなびっくりしたが、見ないフリをした。
海が見えて来たころ、
「我慢の限界だわ。」職員が、
「大臣まさか？我慢して下さい。せめて駅に着いてから。止めて。死にたくない。うわぁ～。」

官邸でモニターを見ていた大統領は、
「やっぱり私の話で興奮したんだわ。千葉埼玉は破壊済だから（茨城に直ぐ移動しなさい。）と命令したのよ。良かった職員二人で済んで。」

新人大臣二人は、巨大化すると電車を平らげ、近くの大メーカーの工業団地に顔を突っ込み建物ごと食べまくった。
「あらあらしばらく白物家電は、品薄になるわ。あはははー。私も興奮してきたから参加してくるわ。解散！車を用意しなさい。」

車の中で秘書と運転手は脅えていた。
「どうしたの？あなた達は優秀だから今までだって殺してないでしょ。車の中で巨大化なんてしないわ。安心しなさい。T村に戻って待っててね。あそこは、原発があるから私達は破壊しないわ。」
私は車が見えなくなると、1万mに巨大化した。