俺の名前は健太。俺は今、夢を見ているところだ。夢の中で俺はリスだった。リスとしての俺はリスらしく木々や草原を駆けていたが、人間としての意識もはっきりしていた。
あちこちを移動していた俺はある女を見かけた。見た目は10後半ぐらい、背中に少しかかるほど長い金髪で目はオレンジ色のお姉さんだ。
そのお姉さんは現実世界にいる俺が知っている人にそっくりだった。近所のお姉さんのかほさん。その人に驚くほど似ていた。
もちろん現実のかほさんは金髪ではないし、夢のお姉さんは失礼だが、かほさんより若く見えた。
夢のお姉さんは白いワンピースを着て森のほうへ向かっていた。森の奥には木漏れ日が当たる泉があった。
お姉さんは辺りをきょろきょろと誰もいないことを確認した。この場にいるのはリスの俺と近くで鳴いてる小鳥だけだ。
確認が終わったお姉さんはワンピースのボタンを外し始めた。プチプチとボタンは外され、すべてが穴を通った。
上半身のワンピースは地面に置かれ、次にサンダルを脱ぎ、スカートもパサリと脱いだ。
金髪のお姉さんが身に着けている物は白い下着のみ。