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お姉さんと再会2
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
ルール: あなたの中で描いた空想、幻想小説を投稿してください
  
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1:お姉さんと再会2
投稿者:
かほさんとの熱い体験から数年。俺こと裕也は18歳になっていた。

かほさんの甘い声は耳と記憶、何度も何度も揉んで揉んで、揉みまくったかほさんのおっぱいの柔らかさは今でも手の中でしっかりと覚えている。

懐かしくあの頃の、濃厚なセックスの記憶を思い出して俺は悲しい気持ちになった。

またかほさんと会いたい。会って、強く、濃く、身体と心を絡ませたいという想いが俺の心の底に強く染みついていた。

そんな俺の欲望を発散し、満たす方法。それは複数人の女とセックスをすることだ。

俺の高校、他校、果ては他県の学校まで。年上や年下もお構いなしに食ってきた。俺はそれを16になった頃から繰り返してきた。

上手く言いくるめてホテルに連れ込んでパコる。性欲に取り憑かれたように次々と女を取りかえてセックスをする俺はいつしかヤリすぎの槍杉裕也を名乗るようになり、様々な県で有名になっていた。女達は俺がヤリチンと知っていても尚、言い方一つで俺に身体を許していた。

その女達の両親や彼氏がいてもおかまいなしだ。俺は身体も鍛えていて、いざとなればそっちのパワーでそいつらを押さえてやった。
 
2022/08/13 23:18:40(XkiMlep5)
12
投稿者: 蟹
俺たちは行為の絶頂後、離れにある露天風呂に向かった。鎮守の守にある温泉は格別だった。

互いに身体を清めた後はお湯に浸かった。

俺は岩に囲まれた湯に浸かっているとかほさんがやってきた。

かほさんはあろうことか、泳いでやってきた。温泉はかなり広く泳げるほどだ。

白い裸身を揺らめかせるかほさん。

「裕也くん」

かほさんは湯に座っていた俺に笑顔を向けてきた。

次の瞬間、かほさんはざばっと湯から立ち上がった。

白い裸身に湯が作り出した水滴が流れ、陰毛から雫が・・・

そんな感想が頭によぎるが、かほさんの右手には刀が握られていた。
22/09/01 18:31 (Ef4NpPZI)
13
投稿者: 蟹
かほさんは刀を俺に向けてきた。

「! かほさん? これはいったい・・・」

「もう茶番はいいでしょう?裕也くん、いや邪神・・・!」

その言葉と共にかほさん・・・いや、巫女のかほの裸身は異形へと変わった。

白い肌はさらに白い彫刻のような質感を持った皮膚になり、胸と腰はコルセットのような柔軟な鎧に覆われた。

刀を握った腕は短く伸びた爪の生えた白い手袋のような形状になり、頭部には北欧神話のヴァルキリーを思わせる羽根の兜。

その後頭部からは鳥の羽にも短い女の髪にも見えるものが見え、頭頂部と額には鶴を思わせる意匠があり、口元は人間のままだ。

美術館にありそうでない芸術作品のような鳥の怪人が湯の中に立っていた。そして、その姿でも素っ裸で刀を持つかほの姿が目に見えるように浮かぶ。

「いつから気づいていたんだ?森の巫女よ」

俺は、否、私は裕也としての茶番をやめた。

「いつも何も最初から。あなたは巫女と戦う戦士にして私の愛する裕也くんの不意を突いてとり憑き、その顔と名前を悪用しようとした」

その推理は間違っていなかった。

「でも私たちはそうはさせなかった。あなたはこの村に前にいろんな女の子達やその恋人達をいいようにしていたんだろうけど、その人達はその人達本人じゃないわ」

「ほう。ではいったい?」

「この村もあなたがこの村に来る前に寄って来た場所も・・・いいえ!この世界そのものもすべてまやかしよ!私とあなたと、裕也くんと除いてね!」

どうやらこの世界は何かしらの能力で作り上げた偽りの世界だったらしい。私が今まで裕也の姿で楽しんできた相手は元の世界の複製体だったのだろう。

差し詰め、ここは見て聞くのみならず触れることができる夢幻の世界ということか。
22/09/01 21:48 (Ef4NpPZI)
14
投稿者: 蟹
「私を倒すために元の世界の人間の複製体まで使い、己の身体まで差し出す覚悟・・・恐れ入ったよ、森の巫女」

「私も裕也くんもその仲間も生半可な考えで邪神のあなたと戦っていないわ。さあ、お喋りはここまでよ」

怪人体のかほは刀を構えて私に向かってくる。私は素っ裸の裕也の姿で邪神の力を発揮させた。

水から鳥が飛び立つように湯から跳び、満月を背景に刀を振り上げる鳥怪人のかほ。私の目には美しい裸体で刀を振り下ろそうとする女の姿に映った。

愛する男のために覚悟を決めた女の裸と顔と眼。

そんな姿に思わず見とれてしまったのか、私の目は眼前のかほに集中し過ぎていた。


グサッ・・・


そんな音が聞こえたとき、私の胸から刀が突き出ていた。かほは一瞬のうちに私の背後に移動して私の背中、もとい裕也の背中を刺したのだ。

「邪神を相手にしているんです。卑怯だなんて思わないでください」

一切の躊躇がない、鋭い刃物のような覚悟の言葉。確かにこれを卑怯と言うには邪神としての示しがつかない。

かほの刀は私が肉体として利用している裕也の身体を物理的に貫いているわけではない。おそらくかほの巫女としての霊力の類だろう。

そしてそれだけではない。内側から少しずつ抵抗していた裕也の精神的な強さ、かほへの信頼もあったのだろう。

分が悪い上に邪神としての力を100%発揮できていない私は大人しく裕也の身体とこの世界から脱出することにした。
22/09/01 22:16 (Ef4NpPZI)
15
投稿者: 蟹
邪神が抜けた俺の身体はお湯に浮かぶ形で倒れた。

「裕也くんッ!!」

邪神の撃退にひとまず成功したかほさんは怪人体の変身を解除して裸で俺にかけよってくる。

「んー、やっと俺の身体から出て行ってくれたか」

どこか他人事のようにそんな感想を吐く俺。

改めて紹介するが、森の巫女かほさんと一緒に戦う俺は戦士として邪神とその眷属と戦う使命を負っていた。

そんなある時、俺は邪神に不意打ちで取り憑かれてしまったのだ。まったく情けない話だ。

そしてこの鎮守の森がある村や邪神が「俺」として楽しんできた街や人間はかほさんの親戚にして俺の親友・裕太の能力によるものだろう。

裕太の能力は時空を歪めて偽りの世界の創造なのだ。おそらく裕太がかほさんに力を貸し与えたのだろう。

実在する街や村、人間の複製体まで使うとは。偽りのモノとは言え、好き放題してもいい理由にならないし、納得もできない。

自分の不甲斐なさに静かに悔しがる俺にかほさんは心配そうな顔を見せた。

「思い上がらないで、裕也くん」

「ははっ、ごめん。かほさん」

「裕太くんに本当に助けられたわ。あとでお礼言うのよ」

「ああ、それからかほさん・・・」

「何?」

「セックス気持ち良かったけど、やり直さない?」

「もう・・・バカ」

そのセリフは肯定だと俺は判断した。

俺たちは湯の中で熱いキスをして元の世界に戻った。
22/09/01 22:49 (Ef4NpPZI)
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