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海外残酷ショー見聞
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
ルール: あなたの中で描いた空想、幻想小説を投稿してください
  
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1:海外残酷ショー見聞
投稿者: (無名)
俺の名前はWとしておく。
日本国内の犯罪組織で、ヤバイ仕事に使われ、国内に居られなくなったので、アジア某国で、組織のエージェント兼海外逃亡中と言うところだ。
日本では、相手の妻や娘を人質にし、実際に拷問やレイプを加えて、条件を飲ませるような、えげつない仕事をやっていた。
日本人のモラルが低下したとは言え、まだまだ国際的な水準で言えば可愛いものだ。
日本人で、俺のような汚ない仕事をやれる人材は、まだ少ない。
そんな俺も、外国で見聞きした人間の残酷な所業には、とても敵わないと素直に思った。
母娘を、観客の前で拷問し処刑すると言うショーすらあった。
勿論そんなショーを見るには、一見の観光客では無理だ。
日本からこの国に来た時に、日本の組織から紹介された、表向きは貿易.観光関係の仕事をしているが、裏では薬から武器まで扱う顔役の男。
名前をYとするが、そんな男に何故か俺は気に入られて、半年ほどすると、遊び相手としてかなりヤバイものまで見せてもらえるようになった。
これも、Yから誘われて見に行ったショーのことだ。

「Wさん、明日の夜、空いてるかね?」
「勿論ですよ。
今のところ、日本から何の仕事の連絡もない。」
「Wさん。
こちらの残酷ショー、見たいと言ってたね。
明日、ある組織を裏切った男の妻と娘が、やられちゃうショーあるけど、一緒に来ない?」
俺は勿論、連れて行ってもらいたいと頼んだ。そんなショーだと、会場に入るにも、関係する人間の紹介がいる。
下手に誤魔化そうとしたら、その場から拉致され、消される可能性も高い。
Yから連れて行ってもらうのがベストだった。

処刑まで行われるショーだから、さぞ郊外で目立たない場所だろうと考えていたが、その建物は、街中の中心部で、周囲は銀行や証券取引所等が並ぶ一等地にあった。
やや古いが3階建てのまともなビルだ。
一階には、ヨーロッパやアメリカのブランド物を扱う店が営業していたが、Yは俺を連れて、その店に入って行った。
店頭には、上品なブラウス姿の洗練された女性店員もいたが、奥に通じる通路の入口には、制服姿のガードマンもいるし、それより目立たない姿だが、スーツの下に拳銃を隠し持った姿で、いざとなったら楯になるカウンターの内側で待機する本職の用心棒もちゃんといた。
ショーが行われるのは、地下一階だった。
半円形のかなり大掛かりなステージを、50ほどのゆったりした高級な座席が取り巻いている。
すでに男女20人くらいが入場し、座席のサイドテーブルに置かれたサービスの飲み物を飲んだり、タバコを燻らせたりしている。
支配人がYに挨拶に来た。
盛んに頭を下げ、愛想を振り撒いている。
今日は、35歳の現地人と白人のハーフの美人と、その娘の12歳の美少女が犠牲になるらしい。
ちなみに、その夫であり父親だった男は、すでにこの世にはいない。
俺はYに紹介をしてもらい、以後俺一人で出入り出来るようになれた。

いよいよ開幕と言う時に、思い出したようにYから言われた。
「Wさん。
念のために言っておくが、どんなに可哀想だと思っても、女達を助けよう、なんて事を絶対にしちゃいけない。
そんなことをすれば、私でもWさんを庇いきれない。
そうしたら、Wさん。あんたは、ここで死ななくちゃいけない。」
勿論、そのくらいの事、は分かってるつもりだった。

いよいよ幕が開いた。
もうステージの上には、天井から下ろされた綱で後ろ手に縛られた全裸の女が、鋭く尖った三角木馬に跨がらされていた。
なるほど、顔立ちは整っているし、こちらの女にしては色も白い。
教養もあるような顔立ちだ。
全身に鞭で打たれたり、火のついたタバコを押し付けられたりした痕があるが、顔はきれいなままにしておいたらしい。
しかし、そのきれいな顔も、疲労と絶望からのやつれと、涙で見る影もなかった。
隣の席のYが、
「捕まったのは三日前。
ずっと拷問されて、ほとんど眠らせてももらえなかっただろうし、食べてもいないだろう。」
と教えてくれた。
司会が現地語と流暢な英語で、ショーを進行させる。
女を拷問するのは、タイツ姿で上半身裸体の逞しい30代の男性と、黒のレオタードに踵の高いブーツの女王様スタイルの若い女性だった。
男性が軽やかな手つきで、しなやかな一本鞭を振るう。
なるほど、ステージを広くしている訳だ。
鞭は円を描いて、きれいに木馬の上の女に命中する。
パシン!パシン!と乾いた音だ。
鞭が腹や背中に当たると、女はうめき声をあげる。
たまに乳房に当たると、さすがに痛みが激しいのだろう、「ひゃー!」と聞こえる悲鳴をあげた。
それでも、鞭での痛みに身体を動かすことは、木馬が食い込んだ股間の痛みを増幅させるのだろうか。
女は意識して、上半身を捻ったり、上下に動かす動きは、しないようにしているようだった。
しかし、鞭が乳首に当たった時は、「うぎゃー!」と獣のような声をあげると、激しく身体を捻り動かして、木馬の上で跳び跳ねるようだった。
勿論その分、新たに股間には、激しく苦痛が増した筈だ。
女の声が、うめき声から、泣き声に変わってきた。
「ひーん、ひーん」と聞こえる。
大人の女の泣き声と言うより、小さな子供が泣いてるような感じだった。
全身の鞭の痕が、赤黒く縞模様になっているし、部分的には出血もしていた。
それでも拷問は続けられた。
今度は女性の拷問係が、手に千枚通しを持って女に近づく。
女が怯えたひきつった表情で、股間の痛みにも関わらず身体を捻って逃げようとするが、後ろから男性がその身体を上から木馬に押さえつけるようにして、動くのを止めさせた。
女性は、左手で女の乳房を無造作に掴むと、右手に持つ千枚通しで、女の乳首を刺し始めた。
「ぎゃー!ノン!ノン!ヘルプ!ヘルプ!」
あとは現地語で分からなかったが、すごい痛がりようだ。
しかし女性は全く動じないで、ぐいぐいと千枚通しを刺仕込んでいく。
女が「ひーっ!」と言う悲鳴と共に仰け反り、どうやら貫通したらしい。
女性が身体を脇に避けると、女の乳首に刺さったままの千枚通しが揺れているのが見えた。
女性は血が滴っているその千枚通しを、指で弾いてぶらぶらさせると、反対の乳首に同じことをし始めた。
ところが途中で、刺されている女の悲鳴や動きが止まってしまった。
どうやら、反対の乳首を貫通されたところで、気を失ったらしい。
天井から吊られた綱で、木馬から落ちはしないが、前のめりにぐったりと動かなくなっていた。
男性が、小さなガラス瓶から、化学実験で使う液体を吸い上げる透明なスポイトに液体を吸い上げた。
それを気を失っている女の、千枚通しを貫通されて出血している乳首に数滴垂らした。
とても言葉で表せないような悲鳴があがり、女は木馬の上で跳ね上がるように暴れた。
ステージからは、既に女の漏らした小便の異臭が漂ってはいたが、何か焼けるような異臭が加わった。
「硫酸を掛けたね。」
隣の席のYが教えてくれた。
「血の匂いはもう慣れてるけど、小便と肉が焼かれる匂いは、私、あまり好きじゃない。」
慣れる筈のYでも、そんなものなのか。
「この女、捕まってから食事させてもらえなかった筈だし、尻にも強い薬や大量の水を注入される拷問受けてるから、大便は出ない筈だよ。
これで、大便まで漏らされたら、見に来る客が減るからね。」
そんなものか。
ここでは、人間が命を無くすることも、見せ物として管理者されてるらしい。
ここで、ショーは中休みとなった。
店側のサービスで、客席にアルコール飲料が配られる。
「これから、本番よ。
いよいよ、娘が出されるからね。」
本音を言うと俺の中には、もう見ない方が..と言う良心と、ここまで来たのだから最後まで見なくてどうする、と言う自分に修行を積ませるとでも言うような、二つの気持ちがあった。
しかし、ここまで見て帰ったのでは、俺を連れてきてくれたYの顔が潰れる。
娘が拷問されるのも、見ない訳にはいかなかった。
 
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2021/08/27 05:13:44(q5ECOlAh)
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