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空間に浮いた筋。
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
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1:空間に浮いた筋。
投稿者: かかし
目の前の空間にピチッ・・・・・・
と閉じた人差し指ほどの割れ目があった。

さながら空間に裂け目が出来たかのような
不思議な縦の線が目に入った。

近づいてみると、黒い線が空間に
くっきりと存在しているのが
感覚としてはっきりした

その線に近付くにつれ
周囲の風景は左右に広がり
後方へ視界から消えていくのに

その線は目の前に迫り
はっきり主張し浮いていたのだ。

「どうしたことだろう」

しっかり見てみようと
その線に顔を近付けて間近に
観察してみると

その線は柔らかななにかが
左右から合わさり線となって
その空間に現れているようだった

そしてわずかに脈動し
たまにミチミチと音が鳴っている。


「くんくん」

男は火花のような衝動が
身体に弾けるのに任せ
その筋に鼻先を寄せ
匂いを嗅いでみた。


ぴくぴくッ

その男の鼻息が筋にかかると
浮かぶ筋が大きく打ち震えた気がした。

(甘いようなまろやかな匂い)

ドクッドクッ

男の心臓が跳ね

それを嗅いだ瞬間
不思議な事に男の股間には
心地よい微電流が纏った

「どうしたことだろう」

鼻先を近づけ今度は
執拗に匂いを嗅いでみた

「すはーぁ、すはぁ、はぁ、すう」

熟練の歌手がリズムを取り
様々な角度からその情熱を
マイクに乗せる時のように

男はその縦筋に向かって
円を描くように鼻先を寄せ
呼吸と共に匂いを堪能した。



股間を纏う微電流が
男の全身を巡り始めた頃

肉茎に充分な電気が通され
ギチギチに天を指した。

「どうしたことだろう」


男は自身の肉茎を優しく撫でると
大きく口を開け
舌の平を縦筋の前で広げると
その筋を舌で包み込むように
顔を筋に近付けた。


ぬちッ

筋に舌が触れると
舌先から筋の緊張が
伝わってきた気がした

触れてわかったことだが
その筋の両端には柔らかな肉が
存在し、男の上唇には、ちょん
と触れるグミのようなものが
存在していた。

「んふー、ふー、ほふゥ」

男の心臓が早鐘を打ち始めている

不思議な衝動が全身を支配しはじめ
どうにも落ち着いていられなかった。


えろん、べろ、えろえろえろォん


男は踊るようにステップを踏み
顔を執拗にくねらせながら
舌先を筋に這わせ、突き
舌の平を筋に押し付けなぶり回した。


すると筋から
水滴のようなものが
滴りはじめた事に気付いた。


離れてみてみると
空間の筋が少し開き

生ナマしい赤身が
幾重にも層を作り

そこから止めどなく
透明な汁が垂れてきていた。

「どうしたことだろう」

その汁はある程度の粘度を保ち
時折、泡を引き連れて垂れ光っている。


男はその筋にしゃぶりつき
じゅるじゅる音を立てて
その汁をいつまでも味わい続けるのだった。
 
2020/06/14 01:57:09(Oz3LYCy7)
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