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物語部分多めかも…。
俺の名は、田中羽貫。 ある朝、いつもの様に怠さを感じつつ、体を起こす。その時ふと、自分の体に違和感を感じる。 「あれ…こんな髪伸びてたか…?それに…。」 一瞬、ヤケに涼しくなった気がする自らの股間に目を落とす。 生まれた時から、雨の日も風の日も、いつ如何なる時も、そこにあった筈の物がない。 「夢…だよな?」 だが、夢にしては意識がハッキリしすぎているし、何より、現実感がありすぎる。 そこで、前にインターネットで見た、変なおまじないを思い出す。 「女体化なんてありえないだろと思って、試してみただけなのに…本当に女の子になっちゃったよ…。父ちゃんはもう仕事行ってるし…母ちゃんびっくりするよなあ…。息子が一晩で娘になっちゃったんだもん。」 一通り、鏡を見て、やはりどう見ても女の子にしか見えない、自分の体を一先ず受け入れる事にした俺は、部屋を出て、朝ご飯を用意してくれてるであろう母ちゃんの元へ向かう。 「おはよう。母ちゃん…俺、女の子になっちゃった……。」 神妙に問いかける俺を、母ちゃんはキョトンとした目で見つめる。 「あんた、何言ってんの?」 「だから、今日目が覚めたら、女の子に…。」 「そんな男の子みたいな喋り方して、変な子ね…。」 おかしい。どうやら、母ちゃんの記憶では俺は元から女の子だったようだ。 後に、姉ちゃん等にも聞いてみたが、俺が男だった記憶はないらしい。 おいおい、異世界ブームはとうに過ぎたぞ……。 「いや、ごめんごめん。じゃ、学校行って来ます。」 「行ってらっしゃい。気をつけてね。」 そう言って、学校へと向かう俺。いつも一緒に登校している親友、羽山裕美の顔を見つけ、つい駆け出す。 「羽貫お前、もうそんな小学生みたいな行動やめろよ。」 「いいじゃねーかよ。俺、お前くらいしか親友いないし…。」 「はいはい。お前は、女になっても相変わらずか…。」 ん?こいつ今何て言った?「女になっても」……? あれ、母ちゃんも姉ちゃんも俺が元から女の子だったと記憶していた。こいつ、一体……。 と、考えている内に、裕美が先に口を開く。 「ごちゃんにあったおまじないのスレ、お前見ただろ。」 「あぁ、それでネタでやってみたら、こうなった…。お前も見てたのか。」 「あ、あぁ…あれな、俺が書いた。」 「は?じ、じゃあ俺が女になったのって……。」 「あぁ、俺のせいだ…すまん。」 「それで元に戻るには…?」 「戻らん。」 「裕美。お前、冗談はそんな真顔で…。」 「戻らねーんだよ。あのおまじないはどうやら一方通行らしい。羽貫、すまないが、お前はこの先、一生女の子だ。」 「まじかよ…女として……。」 「正直、今の羽貫、超可愛い。ぺろぺろしt…ゴフッ」 「か、可愛いとか言われても嬉しくなんか…///」 「そうか、じゃあ言わん。」 「え、いや…裕美なら別に…ゴニョゴニョ」 「というか、お前本当に男に戻りたいのか……?おまじないだって半分、そういう願望がなければ…。」 「……。そうだ、確かに、心の奥底に変身願望みたいなものはあっただろう。でもそれは、多くの男が思うイケメンになりたいとかそういう願望であって、性別まで…。でも、女になっても俺は俺だ、このままでも、幸せにはなれるかもな……。」 「羽貫らしいな。学校の皆にはお前が元から女の子で、訳あって男のフリしてたって事にしてある。元から可愛い顔してるし、簡単に信じたぞあのジジイ。」 「先生をジジイと言うな。ん、皆も俺が男だった記憶はあるのか?」 「ここは異世界でもなんでもないからな。」 「と言う事は…今朝のあれは…。」 「あぁ、羽貫の家族には、なんやかんや説明して、お前が混乱しないように、元から女の子だったと思ってもらっているだけだ。」 「なんやかんやてお前な…」 「なんやかんやはなんやかんやです。」 「懐かしいな、それ。」 いつも通り、馬鹿話をしながら俺と裕美は学校ヘ重い足取りを向かわせる。 話し込んだせいで、遅刻ギリギリだった。裕美のせいだな。 学校ヘ着くと、皆、普通に接してくれ、安心した。どうやら、実際に俺の事を、実は女なんじゃないかと疑っていた女子達もいたようで、「やっぱり!」という顔をされた。 何がやっぱりだ。多少、童顔だったけど、どう見ても、女には見えなかっただろ。 裕美は、俺が女だと唯一知っていた人物であり、男子から色々ツッコまれていた。 何とかしてくれとアイコンタクトを送ってきたが、無視する事にした。 そうこうしていると、あっと言う間に放課後だ。 裕美は俺が支度するのを待っててくれている。この優しさを、俺も見習いたいものだ。 しかし、女の子になると、荷物が多いな。因みに、ベッド下の秘蔵庫にあるものは、何だか気持ち悪くなって、捨ててしまった。精神面戻る女の子らしくなったようだ。 支度を終え、裕美に声をかける。 「さ、帰りましょ。」 「言葉遣いも女の子らしくなってきたな。とても今朝、女体化したばかりとは思えん。」 「そうかな…。あ、俺が女子とばかり遊ぶようになって、お前と一緒にいれなくなっても…別に今まで通り、俺お前の関係でいいからな。」 「当たり前じゃねーかよ。親友だもんな。(親友か……)」 「ん?裕美、何かあったか?」 「いや、何でもないよ。」 「いや、だったらそんな切ない顔…。」 「気にするな…(顔を近付けるな…勘違いしてしまいそうだ…)」 「裕美…」ギュッ 裕美の表情を見てると遂、母性本能を擽られ、自然と 裕美を抱き締めていた。 「裕美…もしかして、俺の事でクラスの奴らに何か……。」 「いや、それは違う。安心しろ、その場合でも、お前に責任はないからな。」 「じゃあ、何で泣いてんだよ…。」 「単純に、羽貫が俺の元から居なくなると思ったら…。」 「馬鹿か…裕美は俺の大切な存在だ。毎日、俺が寝坊しても、待って、一緒に登下校してくれて、そんないいやつはお前くらいだよ。」 「羽貫…。ちょ、当たってる当たってる。」 「当たってるってな…///バカ!エッチ!」 「いや、これは俺のせいじゃ…。」 「もう…。ん?裕美、それ…。」 俺はふと、裕美の下半身の膨らみを目につける。 「あ、すまん…ずっと当たってたからつい……。」 「俺の胸で…?」 「あ、あぁ…。」 顔を真っ赤にしたじろぐ裕美を、なぜか俺は愛おしく感じ、キスをする。体が火照る。 男の時とは違う淫靡な感覚が、俺達を親友の一線から越えさせようとする。 「……っ///は、羽貫…?」 裕美に呼びかけられ、ふと我に帰る。 「…っ!ごめん、つい…。」 「いや、いいんだ…俺のファーストキス、羽貫に奪われちったなあ。」 「俺も初めてだ…でも、他の男子じゃなくてお前でよかった。」 「照れるな…。ま、帰ろう。」 お互い、微妙な距離感の中、家路へと歩いて行く。 「じゃ、羽貫。また明日…ん?どうかしたか?」 「裕美…うち、寄ってって……。」 「いやあ、俺見たいテレビが…。」 「だめ。」 「だめじゃないだろ。」 「これからの事とか相談したいし…。」 「あー、よし分かった。暗くなる前に帰らせてくれよな。」 「うん。」 あのキスの後、俺はパンツにずっと、若干の湿り気を感じていた。 小便ではない事は確かだ。裕美とキスして、興奮したのか。昨日まで男同士、そんな意識した事もなかったのに…。 とりあえず、裕美を引き止め、うちに連れてくれば、何か解決するかもしれない。そう思った俺は、いつもの別れ道で裕美を引き止めた。 面倒くさそうな顔をしながらも、ついてきてくれる裕美はやはり優しい。 裕美なら連れて来ても、うちの親は何も言わない。 玄関を開け、ただいま~と言いながら、靴を脱ぐ。 母ちゃんは「あら裕美くん、久しぶりね。ごゆっくり」とまあいつもの調子だ。 裕美を部屋に連れ込み、鍵をかける。 「羽貫、鍵はいらないんじゃ…?」 「いや、おまじないの話とか聞かれたら困るだろ。」 「まあ、絶対部屋の外に丸聞こえだけどな。」 正論だ。しかし、おまじないはもうどうでもいい。 今、俺の体で起きている事を裕美に話そう。 「まあ、おまじないはもういい。実は、さっきお前とキスしてからと言うもの、体が火照って、その…股間から何か、出てるみたいでな……。」 「…俺とキスして興奮してんのか……?」 「……///」 「キスだけでなあ…。」 「おかしいか…?いや、親友とちょっとキスして興奮するなんて気持ち悪いよな…。」 「そんな事は…寧ろ、キスだけでそんなに…嬉しいな、俺は。」 「裕美…///」 裕美も股間を膨らませている。 見慣れている筈だが、裕美のそれを指さし、見たいと願う。 「なあ、裕美。それ、見せてくれ…。」 「いいのか…?」 「うん、見たいんだ。」 裕美がジッパーをおろし、そのいきり立つモノを俺はまじまじと見つめる。 「勃起したちんこ…こんなだったっけ……」サスサス 「んっ…羽貫、ダメだ…。」 俺が少し、触ると裕美は可愛い反応を見せる。 今度は口に含んで舐め回す。 「は、羽貫…お前、本当に初めてかよ………。」 「裕美のオチンチン…はむっ…じゅぼ…グチュ…」 「羽貫、もうやばい…口離せ…離せって!……うっ…はぁはぁ…」 俺はなぜか、裕美のオチンチンから口を離さずに、そこから出たものを口の中に溜め込む。 「裕美の精子…美味しい…。」ゴックン 「大丈夫か?ごめんな、口の外に出すつもりが…。」 「大丈夫。今度は"私"を気持ちよくさせて。」 「!」 自ら股を拡げ、スカートの中のシミのついたパンツを裕美に見せつける。 俺は既に、女の快楽を知りつつあった。 「優しく、するからな…。」サワサワ 恐る恐るパンツの上から俺のオマンコを擦る裕美。 その手は暖かく、俺は今とても幸せだ。 「また濡れてきたな…。羽貫、その、オナニーはしてみたか?」 その質問に俺は首を横に振る。 「いや、朝は時間なかったし、最初に裕美に触って欲しくて……///」 何を言ってるんだ俺は。そりゃ、裕美は好きだったが親友としてで、もし女の子だったらとは思ったが……。 「そうか…///」 「直接、触って…。脱がして…。」 俺のシミ付きパンツを慣れない手つきで脱がす裕美。 自分でもしっかりと見ていない淫靡な所を、裕美が見つめる。 ピチャ…ピチャ…。 裕美は優しく、割れ目をなぞる。 「あっ…ゃ…んぅ…。」 未だ何も受け入れていないスリットを、いやらしくなぞられ、思わず声が出る。 「指、入れてみて…。」 「大丈夫か?」 「うん、お願い…。」 「痛かったら言えよ…。」ヌプッ…ヌプッ… 「んっ…ちょっと痛いかも…。」 「やめるか?」 「だめ…ちゃんと、私の中も触って……。」 「ダメな時は言えよ」ヌプッ…ヌプッ… 俺の中で、裕美の男らしい指が動く。 最初は痛かったが、だんだんと気持ちよく感じてくる。 「ゃっ…んぅ…ぁん!」 俺の反応を見て、裕美も指の動きを変える。 「あっ…ひ、ひろ、み…だめ………。」 もうイキそうだ。 裕美も空いた方の手でオチンチンを弄っている。 「あっ…あっ…イク…イク…イッチャウ!」 俺が裕美の指でイクのと同時に、裕美も二回目の発射を行う。 「あ、飛び散ったな…。」 「大丈夫…私、掃除する…。」 床に飛び散った精液を拭き、再び裕美のオチンチンを綺麗にする為、舐める。 ある程度舐めて、裕美のオチンチンが復活した所で口を離す。 「今度はこっちに出して…。」 俺のオマンコを拡げ、裕美に見せつける。 既に準備は整っている。愛しい裕美のオチンチンを俺のオマンコに入れてもらう。 初めては痛いと言うが、不思議と怖さはない。今はただ、裕美と一つになりたい。 「挿れるぞ…。」 「来て…。」 ズプズプ… 「痛くないか?」 「ちょっと…でも大丈夫、挿れて…。」 ズプズプズプズプ…プチッ… 「ふふ、奥まで入ってる…裕美と一つに……。」 「血は出てないな…。初めての時は血が出る子もいるみたいだけど、羽貫は大丈夫みたいだな。」 「うん…。」 俺は、裕美と一つになれた喜びを噛み締めていた。 ゴム越しだが、確かに、裕美のぬくもりが俺の膣内にあった。 「裕美、動いていいよ…。」 「あぁ…。」 パン…パン…パン…パン… 「んっ…はぅ…ぁん…ゃっ…」 裕美は流石、俺の親友だっただけあり、確実に俺の気持ちいい所をついてくる。 俺があまり痛がらないので、突くスピードをあげてきた。 パン…パンパンパンパンパンパンパンパン 「ぁっ、ゃぁ…んっ…だめ…激しっ……。」 パンパンパンパンパンパンパンパンパン 「んっ…はぁ…んぅ…ひろみ…すきぃ…ひろみの…おちんちんきもちぃ……。」 パンパンパンパンパンパンパンパンパン 「羽貫…俺、もう……。」 「んっ…ひゃ…うん、私も…いっしょに…いっしょに…イこ?中に……出して……。」 パンパンパンパンパンパンパン 「いいのか…?」 「うん、一応ゴムしてるし……。」 「責任は取るからな……。うっ…。」 パンパンパンパンパン……ドビュッ…ビュル…… 「イク、イク!…はぁはぁ…熱いの、出てる……。」 「はぁはぁ…羽貫、好きだ…。」 「私も…裕美が好き…。」 裕美がオチンチンを抜くと、ゴムには大量の精液が溜まっていた。 俺はそれを全部飲み干す。ゴムの匂いと混ざって独特な裕美の味に、また俺は股間を湿らせる。 男のままだったら、この幸せはなかった…俺の秘かな夢は、裕美が叶えてくれた。 裕美のおまじないは、俺を幸せにしてくれた。 女の子になって、裕美と一つになれて本当によかった。 その後も俺達は関係を重ね、卒業後…。 数年後……。 「いよいよだな、羽貫…似合ってるぞ。」 "私"は今、純白のドレスに身を包まれています。 隣にいる彼は勿論、裕美。私の全てを愛してくれる。 私は今、とても幸せ…。これもあのおまじないの効果なのかな。
2016/11/11 21:23:18(TM4Ja3DQ)
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