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触手の森1
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
ルール: あなたの中で描いた空想、幻想小説を投稿してください
  
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1:触手の森1
投稿者: ぐっどうら ◆ED6rk/ZkRE
ID:goodura
ここはとある空想のの王国・・・その王国に木々がうっそうと茂る森があった。
いつしかこの森には魔界から人間界へ女性の愛液を求めて一匹の触手獣が棲み、
森へ来たカップルを襲い、男を惨殺したあと女性を犯したり、道に迷った女性が
襲われる事件が相次いだ。

事態を重く見た国王は王国一の腕の立つ剣士「シャロン」にこの魔物を退治する
よう命令を下す。
「シャロン、女のお前を魔物退治に差し向けるのは気が引けるが、魔物をおびき
出し、退治できるのは女性のお前だけだ。よろしく頼む。」
「心配には及びません国王様。必ずや魔物を退治し、あの森の平和をとりもどし
てみせます。」
「うむ、頼んだぞ」

問題の森は王宮の外れ、一本の道で繋がっている。
森の外苑まで来てシャロンは歩みを止める。
「ここね・・・。入口付近には何もいなさそう・・・この先は気を抜かないように
行かないと・・・。」

一方、森の中では近づいてくるシャロンの姿を見つけた触手獣が、周囲と姿を
同化させ、
シャロンの様子をうかがっていた。
「ほぉ・・・あれは噂に聞いた王国一の剣士、シャロンではないか。俺様を退治
しに来たのか。くくく・・・おもしろい。あの女、返り討ちにしてくれるわ!」
触手獣は素早く森の入り口まで来ると茂みの陰からシャロンが森の中に入って
来るのを待っている。

触手獣が周囲に同化してその姿を全く見えないように隠れている中、シャロンは
警戒しながら森の中へ進み始める。
何かがズルリと動く感触があった。
(何!今の感覚は・・・)
一度歩みを止め、周囲をうかがうとズルリ・・・と周囲の草木がずれた。
「そこかぁ!はぁっ!!!」
シャロンは何かの気配を感じると剣を素早く抜き、怪しい景色へ一閃、剣を振り下ろす。
「シギャァァァ!!」
触手の先端を切り落とされた触手獣がたまらず姿を現す。
「出たな!お前がこの森で女性を襲っていたバケモノか!」
まだあどけなさの残る顔立ちだが、憎悪の念に駆られるシャロンの表情は怒りに
満ちている。
「ふふっ・・・さすが王国一の剣士、俺様の気配を感じたか。しかしお前を捕まえる
事など、俺にはたやすいことだ。」
「なんですって?!負け惜しみは・・・・あっ!キャァッ!」
剣を身構え直そうとしたシャロンの足元に数本の触手が巻きつき、シャロンの
動きを封じていた。
「くっ!こんなもの!」
シャロンは剣で足元の触手をバサバサッ!と切り落とす。
しかしその後も無数の触手がどこからともなく現れ、何度切り落としてもシャロン
の足元に絡んでくる。
「ううっ!!キリがない!!」
一瞬シャロンの動きに隙ができた。
そこへ別の触手がシャロンの左右の腕に巻きつき、ついに腕の自由を奪ってしまった。
「言っただろう、お前を捕まえることなど、たやすいことだと。」
「くっ・・・・・。」
シャロンは触手獣をキッ!と睨みつけた。
「さぁ・・・お前の身体を見せてもらうぞ!」
触手獣はシャロンを大の字にすると体を宙に持ち上げる。
「やっ・・・なっ・・なにを!!」
さっきまで憎悪の表情だったシャロンの顔が一瞬で青ざめ、困惑の表情に変わる。
この先何をされるか分からない。そんな絶望感がシャロンを襲い、身体の底から
拒絶感が湧き上がってくる。
「ははは!お前の身体を見せてもらうのさ!!!」
触手獣はそういうと、無数の触手をシャロンへ伸ばし始めた。

(つづく)
 
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2019/06/23 17:05:25(ncs3Uk4g)
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