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1:(無題)
投稿者:
(無名)
◆MG9PLCN8m2
くたびれた蛍光灯の灯りが、狭い空間を照らしている。かすかに漂うすえたアンモニア臭と、申し訳程度の芳香剤の匂いが混ざりあう。私はそこ……公園の公衆トイレ内に誰もいないことを確かめると、女子トイレの個室の一つに身を滑り込ませた。そのまま、後ろ手で鍵を閉める。 私は、薄汚れてくすんだ壁に背中を預けた。かすかに一息つくと、制服のスカートをまくりあげる。頬が紅潮するのを感じた。太股の付け根に指を伸ばし、下着の替わりに身につけている白いレオタード状のアンダーウェアに触れる。クロッチのところに指を引っかけ横にずらすと、陰毛の薄い幼い容姿の秘唇が露わになる。 「……んっ」 私は唇をかみしめながら、淫らな裂け目に指をはわせた。すぐにあふれだした雫が股間をぬらし、背筋をかける甘い感触にため息をこぼす。次第に私の自慰行為はエスカレートしていく。指を下の口にくわえ込ませ、時折、自ら肉芽を弾いた。 「おにいちゃ……んっ」 私の喉が、言葉を紡いだ。その単語に体が反応し、よりいっそう神経がたかぶっていく。青い欲望に身をゆだねて行われる一人きりの戯れは、いつも空想状の兄をお相手に進められていく。脳裏に描いた兄が私の耳元に生ぬるい吐息を吹きかける。兄の胸板が私の肌と密着し、二人の鼓動が重なりあう。兄の大きな手が私の未発達な乳房をまさぐっていく。いつしか、濡れた肉唇をいじる指も兄のものへと姿を変える。 「ぁ……あぅっ!!」 指が、少しだけ強く淫核を弾いた。私は思わず、強く目をつむる。その甘味な衝撃に、瞼の裏が白くなった。前進がこわばり、背筋がびくびくと震える。肉の裂け目から振きだした愛蜜が滴り落ちて、私の臭いが淀んだ空気に溶け込んでいく。 「あふぅ……」 私は壁に体重を預けたまま、しばし、快楽の充足とかすかな嫌悪感に身をゆだねた。肉欲の波が引くと、ようやく閉じていた瞼を開く。トイレットペーパーで名残惜しげな秘唇を拭い、レオタードインナーを戻し、制服を整えた。私は何事もなかったかのように女子トイレを後にした。
2013/11/10 09:12:51(LEB18GVD)
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