コンビニを出てアパートに着く、僕は母と二人暮らしで父は物心付いた頃には他界していたので僕には父の記憶が無い、写真で見る父、不細工で美人な母に似ていない僕は父似だと分かる。
幼い頃からずっと思っていた疑問?何故、母は父を選んだのか?母、ほどの容姿なら他に相手はいたはずなのに其だけが謎で僕は母に真実を聞き出せないでいる。
二人が出逢う事が無ければ僕は生まれないしこんな苦しい日々を過ごす事も無かった、でも出逢いが無ければ加恋ちゃんや恭子さんにも出逢えなかったそれを考えると生まれてきて良かったのかと思う
母は僕を育てる為、時給の良いスナックで働いている為、僕が帰る頃には仕事に出掛けている。
僕はいわゆる鍵っ子で殆ど食事は1人で済まし寂しい食事をしているが五月蝿く言う親もいないので何をしても自由だから快適なのかも知れない