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チクタクチクタクチクタクチクタク。
もうすぐ時計の針が一七時を指す。 妻は家にいない。 一月程前から、妻がキスをしてくれなくなった。 夕食の献立が手の混んでない物や惣菜が増えた。 お互いに高校を卒業して、すぐに結婚し、三年がたった…… 少ない給与ながらも、毎日賢明に働き、酒もタバコも一度もやらずに来たが、 今までこんな事が無かった。 それに最近は求めても何かしらはぐらかされてしまう。 変だ…… 妻の友人に聞いてはみたが、誰も最近は会っていないと言う。 妻の母も同様の返事だった。 妻は誰にも感知されない所で何かをしている。 携帯を見れば早いのだろう。 だが私は信じてみたかった。 私の心を折り曲げ、鬼を作ると決めた時が来てしまった。 私は行動に移る…… 一晩が明けた。 途中、仕事を抜け出し漫画喫茶で盗聴器専門の通販サイトを開く。 まず必要と判断したのは、電話専用の盗聴器と折りたたみ傘型の盗聴器。 電卓タイプの物も購入。 それとSMサイトで拘束具なりの多くを揃え、独り身の友人に協力を頼み保管し てもらう事に。 数日後、有休を取り、自宅へ。 物音がしないのでどうやらいないようだ。 中に、入り盗聴器をセットしておく。 妻は、その日に持ち歩くバックを三つ程の中で換えるので、残っていた物に電 卓タイプの物を入れておく。 追跡用の超小型GPSもバッグに入れる。 電話に盗聴器を仕掛け、折りたたみ傘型の盗聴器は他の折りたたみ傘を隠し何 本か置いておいた。 全ては整った…… 翌日、家をいつものように出て友人宅へ。 ミニノートでGPSの軌跡を見張る。 途中レンタカーを借りておいた。 私が酒などをやっていたらこんなにへそくりは無かったのだろう。 つくづく健康的であるべきと思わされる。 正午を過ぎた。妻に動きが見られる。 方角は北、駅の方面。 友人達に何も知られていないのだから当然か。 車にエンジンを掛け、ミニノートをたまに確認し軌跡を追う。 追跡活動を開始し、1時間が経過。 電車で隣の県にまで来てしまったようだ。 先程からGPSが動かないのでどうやらどこかで休憩しているのだろう。 あった。ホテルデンスクとやらだ。 明らかにラブホテルである。 盗聴の受信を確認する。 「奥さんすごいねー、惚れ惚れしちゃうよ」 「やん、そんな事言わないで」 「こんなに若いのにこの腰使い、ご主人にもいつもこうなの」 「あの人の粗チンにこんな事出来ないわよ」 「あらま、これを味わえないとはご主人が可哀想ですわ。うっ、出しますよ!!」 「お願い、中で」 「はい、ふはああああああああ」 「いぐううううううう」 妻の淫行を確認。 私の彼処は、はちきれそうだった。 その傍ら、胸を怒りが敷き詰めて、絶え間なく叫びたくなった思いを必死に抑 えるだけであった。 数日後。 いつものように仕事を終え帰り、たまには晩酌でもしないかと声を掛ける。 「別に構わないけとあなたお酒飲みましたっけ?」 「上司にいいお酒を貰ってしまってね、飲まないわけにはいかないんだよ」 「そう、じゃあしょうがないわね」 台所から妻の分と自分のおちょこを持ってくる。 私は自分と妻のおちょこに酒を注ぎ、飲む。 既に台所で妻のおちょこに水に溶かし濃縮した睡眠薬を入れておいたので、ど んどん勧める。 私も酒に弱いが、これは分のいい賭けだ。 アルコールは睡眠薬の作用を強くする。 少し酔いが回ってきたが、目の前で妻が眠りこけた。 友人へ連絡し、教具を持ってきてもらう。 妻へ「想」を教える為に…… 朝、妻が起きた。 口にはギャグボール、体はベッドへシーツで縛り付け腕には枷をしている。 「んんーー」 妻の顔が鬼の形相になる。 「君がいけないんだよ、私を裏切るから」 私は彼処にリモート式のローターを挿入し、少しだけ動かした。 「私のいない所でここを悦ばせてたみたいだね」 「これから4分毎に1分これを動かすよ」 私はヘッドフォンをつけ、音楽を聞く。 一時間経過し、妻のあれはびしょびしょです。 「じゃあ1分半毎に1分動かすから」 「んぉんぇん、んぁんぅんぇんぇ」 「何が言いたいか分からないな」 妻の口からギャグボールを外す。 「あ、あなたこんな事して、あん!」 「そんなに声を挙げて悦ぶなんて、夫以外にはもっと大きな声で喘ぐんだろうな」 「やめっ、あん」 更に一時間経過。 ガチャ。 妻の体は汗だくになり、顔は疲れてきている。 「お、おみじゅ、ちょちょうらい」 「次はリモコンバイブで2分に1分だ」 「お、おみじゅぐぅうううんぁん」 一時間経過。 妻は体を硬直させ顔はとろけている。 「それつけたままアナルバイブだね」 「あん、あ、おながぁんぁんずぃだぁんあん」 「二本も美味しそうに咥え込んでるんだからお腹空かないよね」 一時間経過。 昼食を済ませ確認すると、喘ぎ続けている。 「少し五月蝿いな、これを食べさせたげる」 私は紐をくくりつけたバイブを妻の口に入れ、固定する。 「んぁじゅぢゅるじゅぼんぁじゅぢゅ」 「どう美味しい?」 「んぁじゅぢゅるじゅぼんぁじゅぢゅ」 「顎が外れるくらい美味しく頂いてもらわないとね」 バイブの電源をONにする。 「活きたバイブはお魚みたいな味がするんじゃない?」 「んぁちゅじゅちゅぢゅる、んぁじゅぼんぁじゅぢゅ」 一時間経過。 お水を飲ませてやるか。 口のバイブを外し、水を飲ませる。 「どうだ美味しいか?」 「おぃじぃ」 「もっと欲しければ、私を口で逝かせなさい」 「はヴぃ」 私は一週間程抜いていないあれを妻に咥えさせる。 「どう、美味しいか?」 「じゅるじゅ、ん、おいひい」 「私は気持よくないのだが」 「ごめんなしゃじゅちゅるしゅりゅちゅるうう」 「ん!そうだ。そうしてくれないと何もやらないぞ」 「おち○ぽぉいひぃれしゅ、ぁなひゃのぉひんひんおいぅひいじゅちゅるしゅ しゅりゅちゅるうう」 「そうだもっともっと」 あんまり抜いてないので中々出ない。 が、やはり妻の口は気持ちいいな。 「ゲホゲホッ!」 「なんだもうお疲れか……それじゃあお水も飲めないな」 「ゲホっ、うぅぅ酷いわよ。あなた! あんなのに一時間も口を犯されて出来 るわけないじゃない!」 「遠くで知らない男の物を平気で咥えられるような淫乱が何を言う」 「それは…… あなたのがお粗末だからよ!」 「ほうほう、では私以外のは平気で咥えられるんだな何でも」 「ええ! そうよ! あんたのなんか咥えたくない!」 「だとよ、友よやっちまってくれ!」 「へ!?」 ガチャッ! 「どうもこんにちわ」 「○○さん!?」 「こいつが奥さん懲らしめたいってんで協力させてもらってるんですよー。 えっへへっへ」 「ッ!」 「奥さん、こいつどれだけ奥さんの事想ってたか知ってますか?」 「し、知らないわ!」 「こいつ奥さんの友達から幼い頃からの写真全部買い上げるくらい御執心だっ たんですよ」 「!?」 「それを知らない所で裏切られちゃねー。俺もあんたの事好きだったけどこい つにはどうしたって勝てないんですよ。 そんな奴裏切っちゃうとねー。例え殺されたりしても文句言えんと思いますよ」 「そんなの私の知った事じゃ」 「結婚しちゃいましたよね、奥さん」 「そ、それがなんだって」 「こいつね、付き合ってる時に振られたなら何もしないって言ってたんですよ。 付き合ってる時は相手をお互いに見定める期間だってね。その期間に裏切られ るくらいならまだいいもんだと」 「……」 「結婚って奴はね、男にとっちゃ一生その女を食わせていくって自信がなきゃ 出来ないんですよ。 その自信無しに結婚すると家族まで不幸にする、これとか俺もよく思いますわ」 「自信ってやつぁね、相応の覚悟と決意がいるんですよ。そして結果の行動ま で反故になさった。 ならあんたはそれらみんな裏切ってんだから返済しないとね」 友人が私の言いたい事の多くを言い放ち、私は何も口出すことがない。 「それじゃあ、どうせこの先死ぬほど楽しませてもらえるんだろうから。活き た状態を俺の思いを断つのも兼ねてヤラせてもらいますー」 友人は、そう言うと今かと膨らんだ社会の窓を解き放ち、そそり立つサンを取 り出す。 私は友人をみてコクリと頷いた。 「あの頃は、あんなに可愛かったのに…… 随分と乱れちまいやがって」 「俺だって私男がいなかったらあんたと付き合いたかったんだがね。ぅおら」 友人は、正常位で妻の奥に今までの純情をぶつける。 「っひぃあぁぁああん!」 「ハアハア、これで俺も最低だが、あんたの方がよっぽど最低さ。 こんなにガバガバなのを望んでたと思うと、もっと早く他の女に目を向ければ 良かったぜ」 友人は手で妻の口を抑え、子宮を犯す。 「へっへっっへ、苦しいだろ、それでも気持ちいいんだろこの淫乱が! こんな風に夫以外の物突っ込まれて悦ぶ様な雌豚なんだろ! ええっ!」 「んうぅうぅぅんひんぅううんんうんうひんうぅん!」 「オラオラ! まだ始まったばかりだぞ! しっかりヨガってくれよ!」 友人は、妻の腹を抓るのと同時に突く。 「んはぁああいぃぃいいいぃいぃい」 歪んでいるが雌の顔となっている。この淫乱妻め。 「痛気持チイイってか!? 俺の心は痛いぜ!」 この友人ノリノリである。お互いにトラウマになりそうだ。 「気が済むまで犯させてもらうぜ! 今まで童貞捨てずにいたんだからな!」 「おっとそろそろ後ろを私も最後にヤラせてもらいますよ」 私はシーツを切り、体の拘束を解き、枷に結んで本棚へと繋ぐ。 「これでまた逃げられないね」 「姿勢が変わったからこっちの方が楽だぜ」 「ほほう、私も体感させてもらおうか」 私はアナルバイブを外す。 「何も出てこないな、夕食は少なくしてくれて良かったよ」 「何、昨日もあんま食ってないのか」 「いつもの事だがね」 「そんなに外での食事がうまいもんなんだな、俺も女が怖くなるぜ」 友人の話を聞きながら挿入する。 「こんな事やれるうちは大丈夫だろ」 「んひぃいぃいいいいい」 「ああ、今日一日俺は鬼となろう。後にも先にも今日だけだ」 「ぁんぁんああんんぁぁあっぁん」 「私もそうでありたいが、他の女はしばらく見れんだろう」 「んひゃぁぁんひぎぃいい」 「それもそうだな……」 功罪相償う時を過ごす。 「器用なもんだな」 「彼女の字は相当見てるからな」 「交換日記まで集めてるのには驚くぜ」 「何、人間弱みはいくらでもあるものさ、簡単だ」 「簡単かどうかじゃないだろ。アハハハっ」 「ん、そうか?」 「つくづくお前にはかなわん。次はお前と好きな人かぶらんよう祈るよ」 「お前のその言い様、私は気に食わない」 離婚届や示談書を書き終えると妻の実家に着信を入れる。 事の全容を全て書いた紙を置き手紙として置いておく。 盗聴した時の音声データにGPSの記録も残しておく。 「そんな事して危なくないか?」 「何、養子になんどか入って名前を変えて今まで以上の暮らしをするさ」 「めんどくさそうだな、足が付きそうだし」 「海外にも出たり入ったりすれば、まずニ年で跡は終えんよ」 「へえ」 「金なら沢山あるしな」 「お前どんくらいあるの」 「1億2350万」 「半分くれよ。ってか普通の会社員がどんだけ持ってんだよ」 「余剰資金は数百万あったから、FXでリーマンショックの前に大量に空売り約 定しておいて、 そん時に1億まで持っていった。」 「天才だな、おい」 「何、アメリカの情報通のメル友がいてね」 「どこの人間だよ(笑)楽しく生きようぜ! 」 「ああ」 その後、二人の男は各地を点々とし、名を換え今もあなたのそばにいるかもし れない。 「裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切って ゴメンなさい 裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴ メンなさい裏 切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメ ンなさい裏切 ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメン なさい裏切っ てゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンな さい裏切って ゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさ い裏切ってゴ メンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい」 「○○さん大丈夫ですか、○○さん。おい、麻酔持ってこい!!」 「は、はいっ!」 「裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切って ゴメンなさい 裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴ メンなさい裏 切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメ ンなさい裏切 ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメン なさい裏切っ てゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンな さい裏切って ゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさ い裏切ってゴ メンなさい裏切ってゴメンなさい裏切ってゴメンなさい」 「ハア、ここまで壊れた人初めてだぞ。こんなの押し付けられてたまったもん じゃない。 けど、若いし良い体してるな……」 終わり
2010/09/08 14:51:26(eUDN0DZD)
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