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秘密〜抗えない快楽〜

カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1: 秘密〜抗えない快楽〜
投稿者: とんがり帽子
 田舎の幹線道路沿いにポツンと建つ、古びたカラオケ店「サウンドボックス」。夜ともなれば周囲は深い闇に包まれ、虫の音だけが虚しく響くようなその場所で、今井桜(21歳)と木戸晴人(19歳)は同じアルバイトの同僚として働いていた。
​二人がよく同じシフトに組まれるのには、理由があった。
桜は極度におとなしく口数が極端に少ないうえに、自分の意見が言えず、周りに流されてしまう性格だ。一方の晴人は、オタク気質でボソボソと話し、いつもどこか自信なげにどもってばかりいる。おまけに二人とも「周りから少し浮いている」「疎まれている」という共通項があり、店長からは自然と扱いやすい「その他大勢のペア」としてまとめられがちだったのだ。
​しかし、そんな地味な同僚同士という表面の顔の下で、二人は誰にも絶対に知られたくない、強烈な秘密を抱えていた。
夜な夜な自室のベッドで自身の身体を慰め、疼きを鎮めること――それが二人の共通の隠し事であり、抑えきれない性癖だった。
​バックヤードの控え室。
桜は制服のブラウスの裾を直しながら、ぼそぼそと話す晴人に向かって、いつも通りの小さな声で話しかける。
​「……あの、木戸さん。次の、ドリンクの補充……私、行ってきますね」
「あ、はい……す、すみません、僕、こっちのレジを……やりますから……」
​身長162センチで少しぽっちゃりとした体型の晴人は、目を合わせることもできずにオドオドとどもりながら答える。
晴人は日頃から、その見た目や話し方のせいで周囲から敬遠され、時には気持ち悪がられているという自覚とコンプレックスがあった。おまけに汗かきな体質で、バックヤードのエアコンの効きが悪いとすぐに額に汗が滲む。
​そんな晴人の視線の先で、桜は動きを止めた。
身長158センチの桜は、周囲からはごく普通の、むしろ華奢な女の子に見られていた。だが、その下には誰にも知られていない隠されたアンバランスさがあった。
色白で陶器のように滑らかな肌をしているが、極度の汗かき体質であり、さらに本人は気づいていないが、タイトな制服越しでも分かるほどに、豊かなEカップの胸と、驚くほどむっちりと肉感的な下半身の持ち主だった。
​桜自身は、自分のその尻肉が厚く、歩くたびにどうしてもショーツが食い込んでしまうことに強いコンプレックスを抱いていた。無意識のうちにスカートの裾を引っ張り、食い込んだショーツをこっそり直すのが彼女の癖だったが、天然で人を疑うことを知らない桜は、その無防備な仕草や体のラインが、時々同僚の男たちに熱っぽく盗み見られていることに気づいてすらいなかった。
​「……あの、木戸さん? どうかしましたか……?」
視線を感じて振り返った桜が、小首をかしげて丁寧語で尋ねる。
​「い、いえっ! な、なんでもありません……!」
​晴人は慌てて視線を逸らし、心臓の鼓動を必死に抑え込んだ。
オドオドとした気弱な青年。そして、嫌と言えないおとなしい女性。
田舎のカラオケ店の隅っこで、誰もがただの「地味な同僚」だと思っている二人の間には、まだお互いが知らない――しかし夜の闇の中で激しく交差していく、熱くて歪な秘密の糸が、静かに、そして確実に絡み合っていくのだが、二人はその事を今はまだ知る由もない。
 
2026/08/22 20:38:30(zNBbccEp)
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