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深夜のオフィスは、静かすぎて自分の鼓動がうるさく聞こえた。
私は彩花、32歳。 営業部で「真面目で仕事のできる子」として通っている。 誰もいなくなったフロアで、資料の最終チェックをしていた。 パソコンの青白い光が、疲れた目を刺す。 「もう少しで終わる……」 そう自分に言い聞かせながらも、胸の奥がざわついていた。 そのとき、エレベーターの到着音が響いた。 佐藤課長だった。 42歳。いつも余裕たっぷりで、部下の小さな変化も見逃さない人。 「彩花、まだいたのか」 低い声が、暗い空間に落ちてくる。 私は慌てて立ち上がろうとした。 「す、すみません。もうすぐ終わりますので……」 課長は私のデスクに近づき、肩越しに画面を覗き込んだ。 男の人の熱い息が、首筋にかかる。 近い。 あまりに近い。 「彩花」 突然、名前を呼ばれて体がびくりと跳ねた。 「今日も、無理して笑ってるな」 息が止まった。 「そんな顔、誰にも見せたことないだろ」 課長の視線が、私の唇から首筋、胸元へとゆっくり這うように落ちていく。 「隠してる顔、俺にはもう見えてる」 頰が一瞬で熱くなる。 視線を逸らしたくても、逸らせない。 膝が、微かに震えていた。 「帰るなら今だけだ」 課長が静かに、でもはっきりと言った。 「ここでやめるなら、俺は追わない」 逃げ道。 一瞬だけ差し出された。 帰らなきゃ。 家に帰って、いつもの私に戻らなきゃ。 でも……帰りたくない。 このまま、課長に全部、見られてしまいたい。 デスクを握る手に、汗がじっとりと滲む。 「……帰りません」 声が掠れて、震えた。 「課長に……見られたいんです」 課長の目が、細く、深くなる。 「声で言って」 「何が欲しいのか、ちゃんと言って」 喉の奥が熱い。 恥ずかしい。 でも、言わなければ、この人は絶対に進まない。 「課長に……女として、扱ってほしい」 「私の中の、Mな部分を……全部、見てほしいんです」 「やっと言った」 その瞬間、課長の手が私の手首を掴んだ。 強くはない。でも、逃げられない。 彼はネクタイを外し、私の手首を後ろで軽く結んだ。 「痛くはしない。でも、逃げられないようにする」 デスクに上半身を押しつけられる。 スカートがゆっくり捲り上げられ、太ももに課長の熱い指が触れた。 「あ……っ」 「彩花が隠してる顔、全部見せて」 耳元で囁かれる低い声に、背筋が甘く震える。 「誰に求められたい?」 呼吸が浅く、速くなる。 「課長に……」 声が小さすぎて、自分でも聞き取れないほどだった。 「ちゃんと言って」 課長の指が、内ももをゆっくり這い上がる。 触れられる前から、私のそこは熱く、濡れ始めていた。 「課長に……求められたいです」 「強く、欲しくて……たまらないんです……」 「いい子だ」 課長の指が、ゆっくりと私の奥へ沈み込む。 「あっ……!」 膝がガクンと崩れ、デスクにしがみつく。 手首がネクタイで固定されているせいで、逃げられない。 それが、たまらなく興奮した。 指が優しく、でも容赦なく中を掻き回す。 ぬるぬるとした音が、静かなオフィスに響く。 「欲しがってる声、聞かせて」 「もっと大きい声で」 私は唇を噛んだ。 でも、指が一番敏感なところを擦るたび、喉から甘い喘ぎが溢れてしまう。 「課長……もっと……」 「声で言って」 課長のもう片方の手が、私の胸を服の上から強く揉む。 乳首が硬く尖って、ブラウスに浮き出ていた。 「課長の指で……いきたいです」 「私、こんなに濡れて……欲しかったことが……怖いのに……止めてほしくない……」 課長が私の耳たぶを甘く噛む。 「彩花は、ずっと我慢してたんだな」 「誰にも見せたことない、こんなに淫らな顔だろ」 体がびくびくと震える。 指の動きが速くなり、奥を突かれるたび、頭の中が真っ白になる。 私はもう、理性なんてほとんど残っていなかった。 デスクにしがみつきながら、自分から腰をくねらせてしまう。 「課長……もっと深く……」 「課長に……犯されたい」 「課長のものに……してほしい……」 「ちゃんと声で言え」 課長の声が、優しいのに容赦ない。 「欲しがってる彩花の全部、俺に見せて」 私はもう、限界だった。 「あっ……課長……いきます……!」 体が弓なりに反り、熱い波が一気に全身を飲み込む。 激しい痙攣が止まらず、膝がガクガクと震え続ける。 意識が飛ぶ寸前まで、課長は私の耳元で囁き続けた。 「いい声だ。もっと聞かせて」 ……どれくらい時間が経っただろう。 課長がネクタイを優しく解いてくれた。 水のペットボトルを差し出し、乱れた髪をそっと直してくれる。 額に、優しく唇を寄せる。 私はオフィスの窓ガラスに映る自分を見つめた。 頰は真っ赤に上気し、目は潤んでとろけ、唇は腫れて少し開いている。 乱れた髪、乱れた息遣い。 これが……私がずっと隠していた、本当の顔。 課長が後ろから、優しく抱きしめてくる。 「もう一度だけでは、絶対に終われないな」 胸の奥が、熱く疼いた。 怖い。 でも、止めてほしくない。 また、課長にこの顔を見られたい。 今度は、もっと深く。 もっと、声で責められて…… 自分から欲しがってしまいたい。 私は小さく息を吐いた。 まだ震える指で、髪を整える。 明日も、いつもの「真面目な彩花」の顔をする。 でも、もう知らないふりはできない。 この夜、私の中のMな部分は、課長に完全に開かれてしまった。 ……そして、私はもう一度、この声で言わせられる夜を、静かに、激しく待ち始めていた。
2026/05/11 01:17:33(7VfwWxxZ)
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