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1:女王様の転落記 ~麗華、M奴隷への隷属~
投稿者:
女装子 マナ
あらすじ
大阪の地下SMクラブで、昼はITエンジニアの悠が夜は「麗華女王様」に変身し、客を支配する人気女王様だった。 しかし、奉仕される瞬間に感じすぎる敏感体質と隠れたM衝動が弱点。 常連に逆転された瞬間から噂がフォーラムで爆発。 次々と訪れるS気質の客に喘ぎ声を抑えきれず、公開調教、プライベート侵食、同僚の脅迫と転落が加速。 女王様の仮面が剥がれ、M奴隷として永遠の隷属へ。 止められない欲望の連鎖の物語。 前書き この物語は、表と裏の二重生活を送る一人の青年が、自身の弱点を暴かれ、欲望の渦に飲み込まれていく過程を描いたものです。 「SとMの境界は、実は誰にでもある脆いもの」――そんなテーマを、SMクラブという閉ざされた空間の中で、リアルに、時に残酷に追いかけました。 登場人物たちは、誰もが日常のストレスや抑圧を抱え、夜の仮面をかぶって解放を求める。主人公・悠/麗華もまた、最初は「支配する側」として自分を守ろうとしていたはずなのに、身体の正直さと心の奥底の衝動に抗えなくなっていきます。 読者の皆さんには、ただのエロティックな物語ではなく、人間が持つ「支配したい/支配されたい」という根源的な欲望、そしてそれが引き起こす破滅と解放の両面を感じていただければ幸いです。 過激な描写が含まれますので、心の準備をしてからお読みください。 それでは、麗華の転落の連鎖に、どうぞお付き合いください。 第1話: 秘密の仮面 大阪の繁華街、道頓堀。 夜の帳が下りると、グリコの看板が川面に映り、ネオンライトの乱反射が街を幻想的に染め上げる。 観光客の笑い声や、屋台から漂うたこ焼きの香りが混じり合い、活気あふれる喧騒が続く。 そんな賑わいの中心から少し外れた路地裏、雑居ビルの地下にひっそりと佇むのが、会員制バー「シャドウ・ローズ」だ。 表向きは洗練された高級ラウンジ。 柔らかなジャズのメロディーがBGMに流れ、革張りのソファが並び、琥珀色の照明が暖かな陰影を落とす。 カウンターではバーテンダーが静かにカクテルをシェイクし、グラスに注ぐ音が優雅に響く。 ここは、忙しない日常から逃避を求める大人たちが集う場所だ。 しかし、会員カードを所有する者だけが知る裏の顔がある。 それは、SM愛好家たちの秘密のサロン。 厳重なセキュリティシステム—指紋認証と顔認識のダブルロック—が外部の目を完全に遮断し、入店時には厳格な誓約書への署名が求められる。 内容は、内部の出来事を一切口外しないこと、相互の合意に基づくプレイのみを行うこと。 違反者は永久追放、時には法的措置も辞さないという徹底ぶりだ。 ここでは、昼間の仮面を脱ぎ捨てた者たちが、禁断の快楽に身を委ねる。 鞭の音が響き、喘ぎ声が漏れ、互いの欲望が交錯する夜の儀式が繰り広げられる。 主人公の悠(ゆう)は、25歳のITエンジニア。 心斎橋のオフィスビルに勤め、毎朝地下鉄に揺られて通勤する。 デスクに向かい、画面に映るコードを淡々と打ち込む日常。 バグ修正やシステムアップデートのルーチンワークが、彼の生活の大部分を占める。 細身の体躯と中性的な顔立ち—柔らかな輪郭に、長い睫毛が印象的な目元—が、どこか儚げな印象を与える。 学生時代からプログラミングに没頭し、卒業後すぐに就職した悠は、周囲からは「真面目で物静か」と評される。 休日は自宅でゲームをしたり、コーヒーを淹れて本を読んだりするだけ。 だが、そんな平凡な表の顔の裏側に、もう一つの人生が隠されている。 夜の訪れとともに、悠は「麗華女王様」へと変身する。 控室で丁寧にメイクを施し、黒いレザーのコルセットを身に着ける。 胸元を強調するデザインが体をきつく締め上げ、網タイツが脚を覆い、10センチのハイヒールが威圧的な高さを加える。 長い黒ウィッグを被り、赤いリップを引くと、鏡に映るのは冷酷な美しさを持つ女王様。 目元に施したスモーキーアイメイクが、鋭い視線を強調する。 麗華のプレイスタイルは、心理的支配が中心だ。 鞭を軽く振るい、言葉で相手を跪かせ、奉仕を強いる。 客たちは彼女の視線に震え上がり、屈服の瞬間に至上の喜びを見出す。 麗華は、客の心を読み取り、弱点を突くのが得意。 時には優しい囁きで誘導し、時には冷徹な命令で圧倒する。 そんな彼女の存在が、クラブの人気を支えていた。 だが、麗華には致命的な弱点があった。 それは、奉仕を受ける際に感じすぎてしまう体質だ。 敏感な肌が、わずかな触れ合いにも反応し、心の奥底に潜むマゾヒスティックな衝動が、女王様の仮面を脅かす。 S(サディスト)として振る舞うために、鉄の意志で喘ぎ声を抑え、冷徹な命令で支配を維持する。 セッション前には、鏡の前で深呼吸を繰り返し、自分に言い聞かせる。 「私はSよ。絶対に負けない。客を支配するのは私だ」。 このルーチンが、彼女の精神的な支えだった。 幼少期の抑圧された環境や、過去の恋愛でのトラウマが、この二重性を生んだのかもしれない。 悠自身、なぜこの世界に足を踏み入れたのか、時折自問するが、答えは曖昧だ。 ただ、夜の変身が、日常の退屈を忘れさせてくれるのは確かだった。 この日の客は、40代後半の会社員、健太。 毎週のように訪れる常連で、M(マゾヒスト)気質が強く、麗華に深く依存している。 仕事のストレスから逃れるため、ここを訪れるのだという。 個室に入ると、健太は即座に土下座し、震える声で懇願した。 「麗華女王様、今日もお慈悲を…私の惨めさを、徹底的に踏みにじってください。あなたなしでは生きていけないんです」。 その目は、渇望と服従に満ちていた。 麗華は優雅にソファに腰を下ろし、鞭を軽く叩いて音を立てる。 「ふん、そんなに惨めになりたいの? まずは私の足を、丁寧にマッサージしなさい。爪の先まで完璧に。ミスしたら罰よ」。 健太は興奮した様子でハイヒールを脱がせ、指を滑らせる。 柔らかな感触が麗華の肌を刺激し、甘い疼きが下腹部から広がっていく。 「もっと強く…そこよ」。 声は厳しく保つが、内心では体温が急上昇。 健太の指が内腿に近づくたび、麗華は爪を掌に食い込ませ、耐え忍ぶ。 「耐えろ、私…これはプレイ。ただの奉仕よ」。 しかし、この日は朝の残業で体が疲弊していたせいか、敏感さが倍増。 呼吸が徐々に乱れ始め、女王様の仮面に小さな亀裂が入り始める。 心の中で警鐘が鳴る。 「ここで崩れたら、すべてが終わる…」。 部屋の空気が張り詰め、セッションの本番が近づいていた。 健太の視線が、麗華の微かな変化を捉え始めていることに、彼女はまだ気づいていなかった。
2026/01/25 23:09:11(EvVAKWVs)
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