以前何度か投稿していた女です。

何度も他の雄に逃げ…
なのに主さまを思いきれず
主さまの目につく場所に出向き
元の関係に戻っていました…

でも…
本当に…
最後なのーー



主さまが言ったの。

今週末、ちょっとした集まりがあるから来い
って…

そう仰る時は大抵…
男性から声をかけられる様子を見て
愉しまれる遊び。
寿退社狙いのガチ勢の女性に任せ、
隅っこで目立たないように座ってやりすごすのだけど…
主さまに仕組まれた出会いともしらず…
隣に座った男は良い方だったわ。
挨拶を交わした事はあったけど…
お話するのは初めてなのに、
好意を告げられ…
連絡先を交換してすぐ
2人きりでお会いするようになったの。


数ヶ月後には…
左薬指へのお決まりのプレゼント。
主さまとのお別れの切符のようで…
涙を零す私を抱きしめ

幸せにするよ…
と囁く声に…
頷くことも出来ず…
力無く落とした腕は震えてた…

舌を捕える口付けも
柔ゞと胸を揉みしだきながらの
熱い眼差しさえ拒み
一度も躰を許さず…
初夜までは…と、待たせた男…

初めてじゃないけど…
初夜に抱かれたいと嘯いたわ。


その会話の全ては…
バックの中で録音され
指輪を嵌めたまま
主さまの元へと向かったわ。

録音なんて流すまでもなく…
主さまは今夜のプロポーズする事を、彼から聞いていたの。

お部屋に入るなり
見咎められた指輪
腕を掴まれソファに投げ出されて…
息が弾むの
無理やり膝を割り、パンストを破られて…

抱かれたか！

って…
荒々しくショーツをずらし
指を捩じ込まれて…
トロっと垂れた雫に気色ばんで

キスだけ…です… あっ… ンぅ…

やっと言えたけど…

胸も…少し。はぁっ　　ぁあっ…ぃゃっ　　んっ

胎から吐精の痕跡がないか
調べるような手つき…
ギラついた視線にゾクリと粟立つ肌…

ブラウスは千切られ露になった乳房に
指が食い込む痛み…
柔肉の奥まで指で擦りたてられ
仰け反って…

◯◯さんとは… ま、だ… ひ、ン
…ぐっ…
ぁっ……あぁ、いっ　　善ぃっ！


意識失っちゃうほどされちゃった。
でも…
おかしいわよね。
彼を唆したのは…
主さまなのに…


私を手放したかったのは
主さまなのに…
だけど…
手放したかった理由は…
その時は聞けなかったの。


式の招待状を彼と二人でお渡しした日…
もうお会いしませんと…
メールしたけど、返信はなく…
いつものお呼び出しもないまま
式当日を迎えたの。





長くなったので今宵はこれまでに…

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