「大罪人、極悪人に厠など行く自由はない。波路を引っ立てい。」
山内が遂に声を出した。
「お代官様、、波路、もう持ちそうもなさそうですぜ、代官所まで。」
「成程。白洲を小便で汚されても困る。よし三五郎。この女を素っ裸に剥ぎここで小便させろ。」
群衆は予想以上の成り行きに大喜びだ。あの綺麗な武家の妻女が素っ裸になって小便するところまで見れるというのだ。
「一旦縄を解くが波路、暴れるんじゃねえぜ。」

「本来なら代官所で取り調べするところ波路が粗相をするというのでこの場で罪状を言い渡す。
なお、波路の召しているものは湯文字にいたるまで三五郎一家のものとする。小便で汚れぬようにこの場で没収とする。
上等の帯やら着物、そして長襦袢も奪われ最後のものだけはと懇願するが波路は遂に群衆見守る中素っ裸にされた。

「まあ、なんて綺麗な裸なのかしら、」
「でも極悪人なんだぜ、もっとすごいところが見られるかもしれねえぜ。」
山内の攻めは巧妙で波路の尿意も計算してのことだった。
時間を掛けて素っ裸にされた波路はその場に立たされ両足を大きく開く形で縛られた。
「さあ、ションベンしやがれ、お武家様の奥様。」
三五郎が揶揄うが
「待て、その前に波路の前の毛を剃り落とせ。そうすれば波路の小便をするところがよく見えるだろう。」
山内は生き返ったかのように波路に辱めを与え続ける。

毛剃りまでは悪態を付く元気も少しは残っていたようだが耐えられず群衆の前で放尿という失態を晒した後は
泣きじゃくり謝り続けるばかりだった。
「皆の衆。笑ってやれ。これがあの波路の成れの果てだ。」
「幻滅しましたわ。若奥様。さっきまでは綺麗なお召し物着て上品な方って思っていたのに
素っ裸で毛を剃られたこんなに大勢の人の前でオシッコするなんて。信じられない。」
「ううう、、ごめんなさい。もうこんな大恥を掻いた波路ですわ、もっと、、もっと波路を罰して下さいまし、、」

「若奥様、まだまだ大恥は残っていますよ。」
佐助が波路の小便の始末をしながら大きな声で言った。そしてその手を後ろに持っていき肛門のあたりを摩った。
「奥様はここがお好きなんですよね？」
「佐助、、そこは。嫌。恥ずかしい。」
「もっと罰して欲しいのでしょ？」
「でも、、そこはあまりにも。」
「よし分かった。座禅転がしに縛ってこの女のケツの穴を剥きだしにしろ。」

一目で使用済みと確認出来る肛門を波路は晒し泣きぬれた。
縄を解かれると犬の様に這い大便をするよう命令されたがさすがに出なかった。
「罪状を言い渡す。戸山波路。数々の悪行によりそなたを三五郎一家に引き渡す。
肛門を使った芸を習得し最下層の人間として大小便は衆人環視のもと行うものとする。」

昭和と令和の団さんよ。随分波路を崇めて貰ったもんだぜ。しょせん波路も生身の女。まして夫が不能となりゃ特別だ。
俺は戸山家に仕えていた下男の佐助だ。波路の絵付きの猥本がまさかあんたの目に留まるとは思ってもいなかったがね。
まあ実際に波路と共に生きた俺の話が事実だ。
たまたま酒に酔った波路の父親を殺害した中間の熊三と伝助。嫁ぐ前は波路に迫り叱責され恨んで殺害に至った訳だ。
父親の殺害の知らせが届いたのは今の時代で言えば１２時前後。俺は慌てて波路の寝室へ向かった。
その時旦那の戸山主膳は江戸詰めで波路が一人で寝ていた。そういう俺も波路にはほのかな恋心を抱いていた。
噂によれば主膳は不慮の事故で不能という噂もあった。恐らく本当だろう。
半分やましい考えを抱きながら俺は波路の寝室へ向かった。

悪い知らせ、急いで知らせなくてはならないのに俺は妙に落ち着いていた。
心の片隅で波路の寝姿でも見れたらと期待していたが何と部屋の中から波路の呻き声が聞こえてきたのだ。
波路は自分で慰めていたのだ。残念ながら真っ暗な暗がりで痴態は見ることは出来なかった。
ただ波路の弱みを握ったとい優越感、満足感はあった。

「奥様。」
何も知らないふりをして波路に声をかけた。
「ここ、、こんな夜中に何事ですか？」
まあつまらん長話は省略して俺と波路は仇討ちの旅に出たのだ。
幸か不幸か波路の目的の相手はすぐに見つかった。
そしてあの宿に逗留することになった。
部屋こそ離れていたが俺は何度も波路の嬌態を覗き見出来ることを期待した。
夕闇迫る時間、薄明りの中何度か風呂も覗き激しく打たれたものだ。
俺が波路を裏切ることを決心したころだ。

人生とは不可思議なものだ。しがない人生。せしぜい暗がりで波路の入浴を覗くだけが楽しみの人生。
そんな俺につきがまわってきたのだ。
「女将さん。今日は剣術の稽古で汗を描きましたるゆえお風呂は早めにお願いいたします。」
俺にも聞こえる声だった。
その後の波路はいつもと違ってふーっとため息をついたりやるせない表情など浮かべいつもの波路ではなかった。

そしてまだ日の落ちない明るい時間帯に波路は風呂に入った。その日の波路は隙だらけだった。
それどころか俺が覗いているのを知っているかのように無防備にケツの穴まで晒してくれたのだ。

夕食の後、明日は仇討ちを決行すると言われた。最悪今宵が別れになるかもしれませぬ。礼の言葉も言われたが
「明日は必ず日願成就しなければなりませぬ。今宵は早く寝るよう」にも言われた。
妙な胸騒ぎがしたが悪いものではなかった。
夜目が覚め厠へ行こうとすると波路の部屋が明るいではないか。
そっと近づき耳を澄ますとうわ言が聞こえた。


「熊三殿、、伝助殿、、、父の仇にこのようにされて、、波路は口惜しいございます。、、でも耐えられませぬ。
波路の尻の穴を、、、お二人で、、、ああ、、、源八郎様。非道ございます。父の仇と尻の穴で夫婦の契りを結べなど、、」

何と波路がそんな言葉を発しながら素っ裸で四つん這いになりこちらに男根を型取った大きな張り型を丸々と飲み込んだ尻の穴を
晒しているではないか。それは半時ほど続き波路は行き絶え絶え眠りに陥ったのだ。
翌日は考えもままならぬまま波路の仇討ちの共をした。
並みいる浪人ややくざ者を蹴散らし熊三と伝助に迫る波路。

波路の刃が熊三に迫りこれでいよいよかという時だ。
「若奥様。いいのですか？今二人を斬っても？」
俺は声を出した。
波路の動きが止まった。
それでも熊三は恐ろしさのあまり波路が振りかざす刃の下で観念の形相をしていた。
「己、、熊三。」

声も体も震わし、今まさに熊三を斬りつけようとする波路。
「いいのですか？夫婦の契りも結ばず二人を斬るなんて。」
波路の震えは止まったが無念の表情を浮かべ上げた刃は振り下ろされそうもなかった。
「熊三、、今だ。逃げろ。」
源八郎様の言葉で熊三は命からがら逃げた。

「やいやい、、一体どうしたって言うんだ。」
三五郎も不思議そうに波路と俺を見つめている。
「奥様、、、やっぱり切れませんでしたね。」
波路は下を向いていたが小粒の涙を流していた。
「所詮、、奥様、、いえ波路って呼ばせて貰いますよ。ケツの穴を俺に見せたんだ。良いだろう？波路。」
「なんだって。お前。波路殿のケツの穴を見たのか？」
「『佐助殿、、見て見て、、。もう波路はそんな不浄なところまであなたに見られて佐助様の主の妻なんて言えませんわ』
そうだなあ。波路。それに、、、」
俺は源八郎のもとに駆け寄り耳元で囁いてやった。
笑いを堪えきれず源八郎は大きな声で野次馬にも聞こえるように大きな声で言った。
「すると波路殿、、いや波路は父の仇と尻の穴で交わり夫婦の契りを交わしたい、そう申されるのか？」
相変わらず以前の男勝りの威勢は完全に影を潜め弱々しくも可憐な女に変身した波路が泣き伏していた。

「波路。答えよ。」
「返事が出来ないのですよ。恥ずかしくて。そうだろう波路。まずはその刀を置きなさい。主の命令だ。」
「そうか、お主、主であったなあ？波路。主のいうことが聞こえぬのか？」
言葉で波路は追い込まれていった。
やがて刀を熊三に預けた。
「熊三殿、受け取られよ。安心して。」
「一体どうなってるんだ。」
言いながら熊三は波路から刀を受け取った。
「それでは波路。質問に答えて貰おうか？先ほどの。」
「波路。野次馬も集まって興味を持って下さってるんだ。期待を裏切るようなことをしたら許さないぜ。
お前もこんなに大勢集まって貰って幸せもんだぜ。さあまずは皆さんにお礼を。」

長い沈黙の後、波路はその上背のある体を立ち上がらせ四方に顔を巡らしすっかり赤くなった顔を見せた。
「青山五万石勘定方戸山主膳の妻波路でございます。本日はわたくし目のような淫乱な女のためかくも大勢お集まり頂き
誠に恐縮でござります。なんのお礼も出来ませぬが元は下男、今は波路の主の佐助様の命令により
何か面白い座興でもと考えております。その前にわたくし目の恥知らずな旅の経緯を聞いて下さいまし。

親の仇をいいことに夫を裏切り下男でおりましたる佐助様と愛欲の旅に出たのでございます。
仇討ちと称し訪れた藩のどではかなりの優遇も受けてまいりました。そして佐助様とは昼夜問わず肉の契りを結び続けたのです。
そして今では前の穴だけでなく後ろの、、お尻の穴を使って交わっている次第にございます。
ところがこの数日、熊三様、伝助様を見つけ困っておりました。だって頭から偽の仇討ち、どうしたらいいものかと。
そして佐助様の一声で目が覚め波路は決心した次第でございます。それが今皆様方がご覧になられた状況でございます。」

「面白い座興って何だね？」
「ご要望がございましたら何なりと、主が申しております」
「その前に質問にまだ答えてなかったぜ。」
「申し訳ございません。淫乱な波路は佐助様だけでは満足できず、親の仇である熊三様と伝助様のお二人に前と後ろの穴を使って
夫婦の契りを結びたいと毎日夢見てまいりました。そのことを佐助様に気づかれた次第です。」

「話もいいけどせっかくだ長い時間待ったんだ。俺にも良い目させろよ。」
俺も俺も、私も。女まで騒ぎ出した。

「波路にここで着ているものを全部脱いで素っ裸になって貰うってのはどうだ。」
「それもいいわね？どうせならお武家の若奥様のお尻の穴も拝みたいもんだわ。私たちとはやっぱり違って
きっとお上品な穴を開けてらっしゃるのでしょうね？」
なみじは言われるまま素っ裸になり尻の穴まで衆人に晒した。
「まあ、なんて下品なお尻の穴。」

そんな感じで俺の話はすすむがねえ









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