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壊れ物
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:壊れ物
投稿者: ひな4世
今、わたしの膣は見知らぬ中年男の肉茎で塞がれている。
それでもわたしは、あの人が目の前で悦んでいたら、それでいい。

なんて。

わたしには大好きで仕方ない男が過去に1人いた。
その時に書いていた手記が出てきた。

いつ読み返しても、当時のわたしは若かった。
一途だったし、盲目になれた。
思い出すなら、わざわざこんなものを出して来なくても鮮明に思い出せる。
尽くした自負もあるし、それは今でも愛だと信じているから。
だけど、あの人は違った。


わたしが義兄に初めて会ったのは中学1年の春だった。
実父は、サラリーマンで交通事故で呆気なく帰らぬ人となって、母は再婚した。
その新しい父の連れ子が義兄だった。
わたしと義兄はすぐに打ち解け、毎日が楽しかった。
義兄は、4つ上で高校3年生。
わたしより遥かに大人で、かっこいいと思った。
大きな手も長い脚も、みんなあたしの物にしたかった。

元々、新しい父も義兄も同じ街に住んでいた。
母とは旧知の様で、新しい父なんかは母に最初から馴れ馴れしくてあんまり好きじゃなかった。

夏休み、義兄が彼女を連れて家に来ると言い出した。
その日の夜、夕飯を済ませてわたしは義兄の部屋へ行った。
「ねえ、お兄ちゃんの彼女ってどんな人?」
「優しいよ。ヒナも気に入ると思う」
「なんて言う人?」
「シホさんだよ」
「シホさんっていうんだー」
シホ・・・義兄の大きな手も長い脚も独り占めしている女のなまえ。

例のシホが家に来た。
ほっそりとしていて、大人しそうな女。
「は、初めまして、神田志穂と言います、よろしくお願いします」
ちょっとオドオドと挨拶なんかしてた。
わたしは、シホは嫌いだと思った。
母は、嬉しそうにお菓子を出したり、ジュースを出したり楽しそうにしてた。
義兄は、ちょっと照れくさそうに格好つけていた。
わたしはそんな義兄にイラついていた。
隣のシホが微笑む。
たまらなくなって、わたしは2階の自分の部屋に逃げ込んだ。
母が何度か呼びに来たけど、わたしは大きな声で、下の義兄やシホにも聞こえるように
「生理なの!!ほっといて!!」と
母に八つ当たりして怒鳴った。

忽ち、30分もしない内に義兄とシホは外に行った。
わたしもすぐに下に降りて、母に謝った。
「おかあさん、さっきは大きな声出してごめんなさい」
「どうしたの?おかあさん、びっくりしたじゃない。シホさん、嫌いなの?」
「おかあさん、なんでわかるの?」
「ヒナをみてたら解ったわよー」
「うん、嫌い」
「あんなにいいお嬢さんなのに、変な子ねぇー」
「ね?おかあさん、あのお菓子食べてもいい?」
「ご飯前だから、たくさんはダメよ」
「はーい」

てっきり、夕飯には義兄1人が帰ってくるものだと思い込んでいた。
所がシホがちゃっかり義兄のあの、大きな手を握りしめて、いかにも彼女ですって顔して帰ってきた。
わたしは急に面白くなくなって、また母に八つ当たりを始める
「おかあさん!ご飯、要らない!」
当たり散らして自分の部屋に逃げ込んだ。
「お兄ちゃん、ごめんなさい」
心の中では、悪いことしてるなーって自覚はある。
でもシホは嫌いだから、仕方なかった。

シホを駅まで送りに義兄とシホは家を出た。
わたしはすかさず下に降りると丁度新しい父も帰ってきた。
「ただいまー」
(入れ替わり、立ち代り、この家に嫌な人間が出入りするなぁ)
わたしは心にもない事を口にする
「おかえりー」
すかさず母に
「さっきも嫌な事を言ってごめんなさい」と謝った。
母もちょっと笑いながら
「もう、おかあさんに当たらないでください笑」
「だってぇーあの、シホって女、あたし嫌い」
「ほら、お父さんも帰って来たから、ご飯にしよ。ね?ヒナ」
「うん」
結局、義兄が帰ってきたのは皆が夕飯を済ませた頃だった。
義兄は機嫌が悪い。
家に帰るなり、わたしを睨んだ。
(多分、シホに何か言われたんだ)
義兄は無言で部屋に行った。
母がわたしの肩を叩いて
「ほら、お兄ちゃんにもごめんなさいしてきなさい、ヒナ、ほら!」
わたしはぎの部屋をノックする
「お兄ちゃん、さっきはごめんなさい。入っていい?」
「ああ・・・」
短く答える義兄の声に殺気すらかんじた。
「ちっ、なんの用だよ」
「さっきは、態度悪くてごめんなさい」
わたしは頭を下げた
「なんであんな態度したんだよ」
「お兄ちゃんも悪いんだよ。あんな女なんか家に連れて来るから」
「何言ってんだよ、ひな。彼女いるんだから、新しい母親だとしても紹介して安心させるのが普通だろ。ヒナにもちゃんと会って欲しかったし。ひな?シホさんの事嫌いなのか?あんな態度して、それとも俺が嫌いなのか?」
少し答えづらくなったけど、わたしはハッキリと
「シホさんだっけ?わたしは嫌い。もう連れて来ないで。、もし連れて来るなら、わたしの居ない時にして」
「なぁ、ヒナ?なんでそんなにシホさんが嫌なんだよ」
「わたしにもわかんない。けど、嫌なの。、ごめんねお兄ちゃん」

多分、新しい父はコレを聞いていたんだと思う。

しばらくして、義兄とシホは別れた。
多分、わたしのせい。
ごめんなさいお兄ちゃん。
だが義兄は、シホと別れてからもっと優しくなった。
わたしは嬉しかった。
シホに見せつけてやりたかった。
夏休み後半。
義兄が大学にオープンなんちゃらを見に行くことになり、わたしと新しい父とがお留守番になった。
(あ"あ"ぁ、最悪だ!)
母と義兄が出かけてすぐ、わたしは
「お友達と約束あるから、わたしも出掛けるね」
と家を飛び出した。
(冗談じゃない、新しい父は目つきがおかしい。襲ってきそう!)
かと言って、特別、約束なんてありもしないのに家を飛び出して、遊ぶ友達の宛もなにもない。
LINEで近くの友達に
「出て来れない?暇なんだー」と送る。
2人の同級生が捕まり、1人の女の子の家で遊ぶ事になった。
「ねぇ、ヒナ?例の義兄さんどう?ラブラブなんでしょ?」
「まだそんなんじゃないってー」
そんな話から、友達が机の引き出しから
「ひな?コレ。」と出てきた。
薄っぺらな正方形の包み紙。
0.02mmとか書いてある。
「トモカちゃん、コレなに?」
「ヒナ、知らないの?コレがコンドームだよ」
「えっ!?トモカちゃん、なんでこんなの持ってるの?使った事あるの!??」
確かにトモカちゃんは同級生でも1番、大人っぽいし美人だ。
トモカちゃんは、ちょっと自慢げに
「もちろん。昨日も彼氏とホテルでつかったんだぁー」
マジか!
そこからトモカちゃんから色々聞いた。
痛かったの?とか?
本当に気持ちいいものなの?
キスはどうだった?
とかとか、とにかく色々聞いた。
「ねぇ、ヒナも1つあげるよ。お兄ちゃんを誘っちゃえ!ヒナ、可愛いんだしさ、多分、男の子ならヒナとみんなそう言う事したがるって」

わたしはトモカに色々と伝授してもらい家に帰った。
母も義兄も帰っていて、新しい父は出かけた様だった。
母が
「ヒナー!ちょっと来て」
「何?おかあさん」
「ねぇ、ヒナ?」とヒソヒソ話しかけて来た。
だからわたしもヒソヒソと
「だからーなぁーに」と答える。
「あんたさ、お兄ちゃんの事、もしかして好きなんじゃないわよね?」
「ええっ!どうしてー?」
「やっぱりー!ダメよー!兄弟なんだからー!」
そりゃーいわれるよねって話
「まぁ、それは置いといて、お父さん、悲しがってわよー、俺はヒナに嫌われたって」
「ええーっ!だって、たまに凄いいやらしい目でみてくるんだもーん」
「えっ・・・ひな?それ、本当に?」
「うん。足の先から全身、こうやって」
と新しい父の真似をしてみせた。
母は、みるみる怖い顔に変わった。
しばらく母は黙っていたけど
「もし、何かされそうになったら、すぐにおかあさんに言ってね、ヒナ。おかあさんがヒナにはそんな事させないから」
「うん、もちろん。おかあさんは大好き」
この夜、我が家は荒れに荒れた笑
おかあさんは強かった笑
義兄は新しい父を軽蔑した目で冷ややかに眺めていた。
「なぁ、ヒナ?マジの話なの?」
「うん。2人っきりになるとね」
「オヤジ、キモイな。なんか悪い思いさせてごめんなヒナ」
「お兄ちゃんが謝ることじゃないよ」
「でもオヤジだからさ」

こんな事があって、新しい父は暫く別に暮らす事になった。
必然、義兄と2人っきりになる時間も増えた。
わたしは義兄の大きな手と長い脚が好きで2人っきりになると触りに行った。
義兄も照れくさそうだけど、ちょっと嬉しそうでもあった。
義兄がリビングで昼寝をしていた。
わたしがそっと横に一緒に寝転んだ。
(お兄ちゃんの匂いがする)
義兄の寝顔を見る。
シュッとした形のいい鼻に
切れ長の瞳
黒くてサラサラな髪
形の良い顎のライン。
赤くて柔らかそうな唇。
唇。
くちびる。
今ならそっとならキス出来ると思った。
キスなんてした事もない。
でも、してみたい。
ドキドキドキドキドキドキ
鼓動で義兄が目を覚まさないか心配になるくらいわたしの心臓はうるさく鳴っている。
そぉーっと・・・チュッ
顔から火が出ると思った。
あーだめダメ、感覚なんてわかんないよコレじゃ!
もう1回!
チュッ!
やわらかーい!
もう1回!
何回したかわからない。
とにかくずっとしてた。
ハッと目を覚ました義兄
「ひな!?今、何した??」
コレを言われてわたしはダッシュで逃げた。
自分の部屋に。
ちょっとして、義兄の所に戻り
「ごめんなさい。おかあさんと新しいお父さんには言わないで!お願い」
「まぁ、それはいいけど、どうしたんだよ?俺たち兄弟だぞ?」
「いやぁーなんて言うか、お兄ちゃんの寝顔みてたらぁ、つい。」
「ついって、なんだよ笑」
コレを堺にわたしと義兄の間に違和感の壁ができた。
わたしが近づく義兄は避け、義兄ご来るとわたしがちょっと気まづくなり避ける。
夏休みなんて、とっくに終わり。
気づけば、辺り一面、雪で白くなっている。
特に寒い年で、家に帰ると暖かいストーブの前で義兄が専門書を読んでいる。
春からは義兄と離れ離れになる。
義兄は大学に行く。
わたしは勝手にイラついて、兄に当たってしまう。
兄も前のように構ってくれなくなっていた。
兄がわたしに気づいて
「ひな?さっきおかあさんから電話があってさ、今日、おかあさん、叔母さんの家に泊まるって」
今朝、おかあさんのお兄さんが倒れて、東京に行った。
「でさ、夕飯はウーヴァにしろって。何にする?」
初めての義兄との2人きりの夜確定!
わたしは心の底からワクワクを開始した。
今、考えると義兄もわたしを意識してたんじゃないかって思う。
夕飯の時もわたしをチラチラ見てたのに何も言わない。
お風呂から出てきたわたしをじっと見ていた。
そんな義兄をわたしもじっと見ていた。
テレビも無言のまま、2人で並んで見てた。
わたしが部屋に戻り、ベッドに入って少しした時だった。
ガチャ・・・
「ひな?」
わたしは返事が出来なかった。
来る!と、思ったから。
1歩、また1歩と義兄は近づきながら
わたしに「ひな」と優しく声を掛けてくる。
わたしはこたえない。
突然、義兄が布団ごとわたしを抱きしめてきた。
「ヒナ・・・ヒナ・・・」
そのまま、義兄はわたしの布団を剥ぎ取り顔を近づけてきた。
くちびるにくちびるが重なる感触が蘇る。
そこに生暖かい感触がわたしの口に侵入する。
義兄はわたしの口に舌を入れてわたしの舌を絡めとる。
義兄の口が離れると
「お、お兄ちゃん!?どうしたの?」
義兄は、真顔で
「ヒナだって、前にしてきただろ!いいだろ!」
と再び口で口を塞がれる。
義兄は抑えがつかない様になってしまったのか、わたしの胸に手を当てて揉み始める。
「ちょ、ちょっと、お兄ちゃん!お兄ちゃんったら、やめて、ねぇえ」
それまでに見たこともない顔をしてわたしの上に義兄が覆いかぶさっている。
「うるさい!やらせろよ!ひな!ひな!」
違う人みたいだった。
「お兄ちゃん、やめよ?ねえ、やめよ?」
「はぁ・・・はぁ・・・抑えられないんだよ!ひな!頼むよ!ひなっ!」
そう言うと義兄は、わたしの上に覆いかぶさったまま、首を締めてくる。
(くっ、苦しいよ、お兄ちゃん!)
だけど義兄は物凄く真剣で何かに取り憑かれたような顔で。
わたしも苦しいから、義兄の両手を剥がそうと義兄の両手を力いっぱい握りしめる。
義兄の右手が剥がれたと思った。
しかし、義兄の右手は高く振り上げられ、そのままわたしの顔を直撃した。
「はぁはぁ!ひな、抵抗するなよ・・いいだろ・・」
目の前で火花が散るような。
義兄は左手でわたしの首を絞めたまま、右手で顔をビンタしていた。
手を緩めては、キスをしてくる。
わたしはこんな形で義兄と繋がる事を驚いたまま停止してしまった。
暴走した義兄は、そのままわたしを裸に剥き、胸を貪り、下を手や口で散々弄りまくった挙句、中に入ってきた。
あっという間に義兄は思いを果たしたみたいだった。
暫く、繋がったまま。
果てた後の義兄は嘘の様に優しかった。
ずっとわたしを撫でてくれて、「強くしてごめんな。どうしようも無かった。ヒナ、好きだ。好きだ。」
わたしは報われた。
報われたと言うんじゃなく、幸せになれた。
これが幸せだ。
義兄の女になるんだ。
一緒にお風呂に入り、義兄のベッドで寝た。
そういえば、トモカからもらったコンドームなんて使う暇なかったなぁ・・・
冬休みになり、トモカとも一緒に遊ぶ機会が増えた。
トモカは、コンドームを使う相手が居なくなって時間が、出来たらしい。
わたしも義兄との、経緯をトモカには話した。
トモカも「わかるぅー!やった後に優しくされると全部、許せちゃうんだよねー笑」
そう、それな!って思った。
義兄との関係は、より深くなっている。
義兄の望む事は全て応えたい。
週に2回は義兄と外で会ってデートの様な事をしている。
公園のトイレや廃墟みたいな所で、義兄の彼女をしている。
ドSって事なのかな?
義兄はわたしの首を締めたり、顔を叩く事で興奮するみたい。
コレは、トモカにもいえなかった。


冬も過ぎ、春になると義兄は家を出て大学に行った。
月に1度は帰宅して、ご飯を食べて泊まって行った。
帰りがけにいつも義兄とセックスをした。
公園のトイレがラブホ代わりだった。
すっかり、また母との二人暮しに戻った所だった。
新しい父が突然、家の中にいた。
まだ母もかえってない時間。
「ひな。ちょっとそこへ座りなさい。」
「なんですか」
「いいから座りなさい。おまえ、ケイタ(義兄)と何してる」
とぼけようと思った。
「別になにも」
すると新しい父はスマホを取り出し
「コレはなんだ!コレも、コレも!ぜ、ヒナだろ」
見せられたスマホには、わたしと義兄が2人で公園の男子トイレから出てくる所、手を繋いで入って行く動画だった。
わたしが黙っていると、ガタンと新しい父が立ち上がり
バチン!
ビンタされた。
「ひな、おまえまだ中学生なんだぞ!何考えてるんだ!」
「だって、本当にすきなんだから、いいじゃない!」
「いいわけ、ないだろ!まだ子供なんだぞ!ヒナは!」
「うるさい!おまえだって、同じ目で見てた癖にっ!善人ぶらないで!」
「なんだとぉー!このクソガキがっ!」
そう言うとまるで人が変わったような顔になった父は、わたしの髪の毛を掴み、気を失う程、ビンタしてきた。
頭がボーッとしていた。
なんとなく、うっすら目が開く。
わたしは寝かされ、裸の父がわたしに覆いかぶさって上下にゆらゆらと揺れている。
あああ~わたし、やられてるのかなぁ・・・
また目の前が白くなっていく。

気が付くと、わたしは自分の部屋で制服のまま寝ていた。
下に行くともう新しい父の姿は無かった。
一応、心配で自分の下半身を調べてみる。
した様な形跡もなく、夢だったと思った。
でも、それが夢では無い事にすぐに気付かされた。
義兄から
「ごめん、ひな。オヤジに関係がバレた。もうヒナの家に帰れない。ヒナ、会いたいよ」
このLINEが義兄との最後になった。

だけど。
代わりに新しい父が来るようになった。

そう、新しい父は、初めからこうするつもりだったから。
あの時から。
新しい父は、わたしに
「ケイタに合わせてやるから、内緒で出てこい」と言っては、わたしを家に連れ込み、犯した。
そして、色んな事を試された。
その度に「いいか?ひな!お前は、ケイタが好きなんじゃなく、セックスな好きな変態なんだよ!」と刷り込まれていた。
謝らされ、ビンタされ、犯され、快感を植え付けられて行った。
女の母が気づかない訳もなかった。
直ぐに関係は無くなった。
多分、警察に捕まった。
母は
「気づくのが遅くなってごめん!ヒナ!ごめん!」って泣いて謝ってくれる。

だけど、もう手遅れだった。
わたしの身体は、覚えてしまったから。
植え付けられてしまったから。
勿論、中学生の時もそれっきり男の人と関係は持たなかったし、高校も真面目に行こうと思っていた。
だけど、高校2年の時。
友達と街で買い物をして、友達と別れてバス停に立っていると中年の男が声を掛けてきた。
「ねぇ、君、可愛いね。時間ある?」
なんて言うんだろう?
フラッシュバック??
わたしを犯してた父と重なった。
言うことを聞かないとイケナイ、あの気持ちになっていた。
知らない中年男に誘われるまま、ホテルまでついて来てしまった。
「可愛いねー、おじさんとキスできる?してごらん」
「はい・・・」
「制服も可愛いけど、脱いで。」
「はい・・・」
「なんでも言う事聞くんだねー。いい子だねー」
「はい・・・」
「どうして、言う事聞けないんだ!もっと深くくわえなさいって言っただろ!言う事聞けない悪い子はだれだ?」
「ごめんなさい、わたしです・・・」
「悪い子には、どうするって言った?」
「ごめんなさい、悪い子のわたしにお仕置してください」
「ほら、可愛い顔をこっちに向けなさい。お仕置にたくさんビンタしてあげる」
「はい、お仕置ビンタ、たくさんお願いします」
この日、わたしは心からマゾを自覚させられた。
このオジサンに限らず、わたしはマッチングアプリで快楽を求め始めるようになった。
段々、大好きな母に嘘をつくようにもなっていった。
学校もサボり初め、段々と付き合う友達も変わっていった。
少しづつ噂もたち始めた。
【ヤリマンひな】
そう、わたしはヤリマン。
だからなに?
やりたいのにヤレない僻み?
ヤリたいなら、やらせろって言えば?
言えない癖に、いきがって。
やってもお前らなんかじゃ気持ちよく出来ねーだろ
こんな風に、心はスレて
荒んで。
マッチングアプリでオジサンに好きな様に犯させてあげるとたくさんお金も貰えた。
お陰で友達の前でもいい顔が出来た。
メッキみたいな友達。
でもいい気分になれる。
オジサンもわたしに会って乱暴できるから、必死だった。
笑えるよね

わたしの勘違いも、でも、ここまでだった。
大好きなおかあさん。
心労で倒れた。
わたしのせいだ!!

病室で力なく横になっているおかあさん。
「あぁ・・・ひな?来てくれたのね」
「おかあさん・・・ごめん」
「うんん。おかあさんも悪いの。ごめんね、ひな」
「どうして!?おかあさんは悪くないよ。全部、わたしが悪いの」
「ひなをこんな目に合わせたのは、みんなおかあさんがあんな人と一緒になったから」
「確かにあの人に壊された。でも、おかあさんが悪いんじゃないよ。アレも元はわたしがイケナイんだから」
「ケイタ君ね・・・」
わたしは黙った。
「おかあさん、わたし、もうこんな事辞めるから。元気になったらまた2人で楽しく暮らそ?ね?」
「うん、ありがとう。ヒナ」

結局、マゾなんて自己暗示だと思った。
大好きなおかあさんと心機一転。
わたしは通っていた高校を辞めて、通信制の学校にした。
昼間、勉強が、終わるとおかあさんの手伝いをした。
料理も覚え、掃除も昔より得意になった。
おかあさんもすっかり元気になって、昔よりもっともっと仲良しになった。

「ねえ、ひな?今年で20でしょ?ちょっと、会わせたい人がいるんだけど、会ってみる?ヒナに任せる」と出してきた画像は人目で解った。
お兄ちゃん。いや、ケイタだ。
わたしは即答で「要らない」と笑った


読み物でぇーす
救いのある、不幸モノ大好き笑
 
2024/10/28 09:45:02(Kn2mpaOu)
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