淫核に、ふっと息をかけた。
淫口がわずかに、閉じて開くのが分かった。
飲み込みたいのだろう。
舌の裏を使い、淫核を覆う笠の部分から薄桃色の真珠を転がすよう舐め上げた。
その瞬間、身体は反りあがり、あの時口を押さえて小さく漏れた、歓喜の声を大きく上げた。
淫口にも舌を這わせ、陰唇を吸い上げ、少し硬く舌をとがらせ挿入したり、
吸い上げたり、転がしたりを繰り返した。
まるで米つき虫のように腰を跳ね上げ、その声は一層甲高く、
外の廊下にも響いたであろう。
指を淫口に挿入し、淫核を啜っては舌で転がしを繰り返した。
一花の愛蜜の量は多い。尿とは違う、透明な蜜は溢れ出し、
菊門へと垂れ流れた。
と同時に、肌は薄明かりの中の汗で輝きだし、
あの「生理活性物質」の臭いが再びした。
腰を跳ね上げては身をよじり、胸の谷間には汗がふつふつと浮かび上がっている。
わざと滴り流れる蜜を吸い上げるときに、大きく淫猥な音を立てた。
くちゃくちゃと指にまとわる蜜の音も立てながら。
股間を痙攣させ、乳頭を固く突き出し、一層跳ね上がった後、一花は果てた。
部屋は「生理活性物質」の臭いで充満していた。
「淫華、ここに開花しせり」