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淫華・三
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:淫華・三
投稿者: 尚人(舐め犬)
紅潮は、頬から首元、うなじに判ってとれ、
うっすらと汗ばみ始めたのか、あの匂いが再びした。

発情時のあの匂いは、汗臭さとは違う、
雌の臭い。
性交の時に汗ばみやすい女から臭い立つ独特の香しい香り。
その香りに、脳が刺激され、男はさらに興奮するもの。
この経験は味わったものにしかわからないものだ。

女の名前を聞いた。
「一花・・といいます・・」
名前以外は何も聞かない。個人に踏み入るのは無粋だと知っている。

それから少しの間、酒を飲みながら、性癖を探った。

周囲は酒に酔った、大声や、笑い声が個室まで届いた。

一花の隣に座り、肩に手をまわし、耳元でささやいた。
「振動物より、指と舌を味わってみないか。」

 
2024/10/02 20:16:58(tQ1sqMD4)
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