女は震えた。
まるで何かを曝けだされ、脅されるような恐怖を覚えたのか、
小刻みに震えていた。
「とりあえず出よ。」と耳元でささやき、
椅子の染みを写したものを見せた。
女はかっと目を見開くとともに、うつむきながら、
「はい・・」と、聞こえるか聞こえないかぐらいの小声で返事をし、
「その前に…」と個室に向かった。
そこから出てきたときは、冷静さを取り戻したのか、
紅潮は収まり、化粧をし直したのか…
艶を感じた。
個室がある酒場に向かい、
「あの染み」について話をすると、
「…これです…」と、紅色の振動物であろう、
しかも他からの発信を受信できるものが見て分かった。
「そうか、これで…」
掲示板などで、この受信機の接続を公開し、
緊張感がる場面の前に個室で膣内に仕込み、、
携帯電話を経由し、振動を感じていたのだという。
「じゃあ、陰核は責められていないんだね。」