「乳首を強く噛んで欲しいんです。」
イベントでたまたま意気投合して軽く飲んでからホテルに誘った女、見た目は地味目で少しぽっちゃり顔はまあまあ要はやれそうって思ったんだ。　20代半ば同年代だ、詳しい年はどうでもいいし、名前だってマリって言ってるけどきっと明日には忘れちゃうよ俺は。　でもこの出会いが僕を変えた。
「女の子のこといじめたこと無いですか？なんかドＳっぽいなって、でもキス優しいしあの、私虐められてみたくて、彼氏にはそれとなく匂わせたんですけど興味無いみたいで、なんでお願いします。」
彼女がいいというまで噛む、ちぎれてしまうって不安になったところで肩を叩かれて噛むのを止めた、口を話すと乳首は変形していて痛々しいのに、マリはもうひとつの乳首にも求めてきた。
　この行為でとても感じているのは声や表情でわかる、普通のセックスでは聞けない悲鳴に近い叫び声を鋭く口から漏らした、ラブホテルで良かった自分の部屋では隣人に警察を呼ばれそうな声なのだ。
　「やばいね、マリちゃんさあ俺なんか変な気持ち、触ってみてよ熱いだろう。」
　「とっても固くなってるね、タオルで手を縛って、それでもう一本のタオルで口を塞いで欲しいの。」
シャワー浴びた時にはバスタオルしか使っていない、フェイスタオルは未使用のが二本、彼女の指示に従う。
　枕元のコンドームを装着する、まだキスしてから乳首を噛んだだけ、もう入り口は濡れている来てと彼女の目が求めている、言葉は発することできないようもうタオルを噛ませているからだ。
　まるでレイプしてるようだ、AVで何度も見ているし、そういう事したい気持ちになったことだってもちろんある、たまらない気持ちになる、普通のセックスとは違う興奮がある。
　マリは激しく俺がつくとすぐに絶頂を迎えた、口のタオルを外しやると、首を絞めてと頼んできた、これも乳首ばりにこちらが緊張する、柔道の時間に遊んでて体育教師に絞め落とされたことがある、ちゃんとしないと危ないってことは知っている。　手を縛っていたタオルも外す、限界きたらタップするから大丈夫だからと、確かに格闘技の試合ではチョークスリーパーで限界にきたらタップする姿はよく見ているし、そんなのが快感なのかと不思議だけれども求められるがままだ。
　首の左右の頸動脈を圧迫すると彼女の顔がどんどん赤くなっていく、同時にマンコがきつく絞めてくる、彼女の手が僕の肩を叩く、それを数回繰り返す、こちらも少しずつ具合がわかってくる。　
　「バックでして、それでねお尻に指いれて欲しいの。」
四つん這いになって頭を下げて自分の手であそこ開いて求めてくる、こんな事する女は初めてだ、もちろんバックでするのは経験あるし嫌いじゃない、それに尻の穴に指を突っ込むのも初体験、唾で濡らした親指を入れてやると、また一段と声が官能の響きをあげる、同時に親指もピストンさせるとマンコの絞まりはそれに連動するかのように感度をあげていく、お尻も気持ちいいいっちゃう。
　俺だって限界だ、とても興奮が強烈で射精した時に頭がクラクラした、今までの丁寧に感じさせて上手にイカせて喜んでもらうセックスとは別種だった。
　ゴムを外す余裕も無くて、そのままベッドに倒れ込む。　マリもうつ伏せたまま動けないでいる、数分余韻にひたってからやっと体を動かすことができた、肉体が自分のコントロールの限界を越えてしまったのかもと思った。
　「すごい感じちゃった、いいよそのまま横になってて、お礼にご奉仕するから。」　足の指先からピチャピチャと音を立たせてマリは舐め始めた、足の裏、足の甲、かかとにアキレス腱、時間をかけて上に登ってくる、萎えたペニスも口に含んで味わってから玉も、そしてうつ伏せにさせられると、尻の穴まで丁寧に舌が這い回る。　手の指なんてまるでフェラのように丹念に一本ずつ口の中で転がしてねっとり舌を使って愛撫を加えてくるのだ。
　イラマチオされてみたいんです。　ビンタください。そう求めてきた。

　「あのタケシさん、彼氏いるって嘘つきました、私可愛くないから釣り合わないでしょう、もしああいうことまたしたくなっったら連絡くれれば会いにきます。」

　確かに顔は並で、ちょいぽちゃだ、彼女なりの幸せに生きる戦略だった。　おじさんにお金貰って調教されてたのを告白したのはもうだいぶ後だった。　第一部終
　
　
　

Tweet