女は生死の際を歩むほど、己の命を賭しても子孫を残そうとして、一段と性欲が増し、女性ホルモンをたくさん分泌する生き物である。
それは女以前に、哺乳類のメスとして…

そのメスとしての発育は、初潮を迎えた女子の段階からあらゆる苦痛を乗り越えさせることで促されるのである。
しかし、女子には肉体的な面だけではなく、精神的な面でも苦痛を与えなければ女子としての母性本能は育たない。

「いちっ！にっ！…いちっ！にっ！…」
ここは苦界女子極等少年院。
通称　地獄少女院。
15歳から18歳までの極悪犯罪を犯した女子たちを矯正するための施設である。
極悪犯罪を犯した壊れた女子たちなので、厳しくも愛情溢れる指導が日々行われている。
もちろん逞しい男性の手によって…

「385番っ！列を乱さず走れっ！」
ビシ～～～～ッ！
「ご指導ありがとうございまぁ～～～すっ！！」

激しい罵声と木刀による愛の鞭が剃髪頭の女子に飛ぶ。
その指導に感謝の言葉を大声で唱えなければならない。
初潮を迎え立派な子供を孕む身体に育てるため、肉体的・精神的苦痛が快感へと変えなければならない。
女子にもかかわらず頭を丸めさせて反省を促しながら、男性に導かれる子宮の底からの欲求を引き出す愛の指導である。

当然立派に孕む女子に育てるために、ここの女子たちは一切の着衣を許されていない。
子孫を残す道具としての自覚を促すため、発育中の乳も尻もすべてを晒して、一切の羞恥心を捨てさせ、肉体的・精神的に成長を促す最高の女子教育なのである。

「421番っ！一斉駆け足をサボってんじゃねぇ！」
バシ～～～～ッ！
「ご…ごしどぉ…あ、ありがと～…ござい…ますぅ…ハァハァハァ…」

この女子の乳はまるでボーリングのボールのように丸く張り、腹が突き出ている。
妊娠9が月の体である。
たとえ孕んでいようとも、苦行は免除されない。

「立たんかっ！421番っ！」
ドスッ！！
「うぎゃぁぁぁぁ～～～！…あ、あかちゃんがぁっ！！！」
「このバカモンがっ！女子が孕むのは当たり前だっ！孕んだからと言って甘えんなっ！」
ドスッ！！

妊娠9か月の女子の腹に男性の逞しい蹴りが飛ぶ。
これで腹の中の子供が死んだら、この女子は堕胎罪として重罰に課せられる。そのため、必死に腹を守ろうとする女子。
これこそ、女子が己の命を賭してまでも子孫を残そうという母性本能を育てる正しい女子教育なのである。

全裸剃髪姿の女子たちが走らされている時刻は午前4時。
600名ほどの全裸剃髪女子たちは、一斉に歩調を合わせた駆け足が2時間続けられる。
グラウンドに響き渡る罵声と鞭音と悲鳴。
犯罪を犯した女子たちは、体で教えなければしっかり理解できない愚か者共である。

しかし、頭から汗まみれ・泥まみれ・血まみれになった全裸剃髪女子たちは本当に美しい。
掛け声に合わせて揺れる乳と尻。
甘酸っぱい女子の汗の香り。
いかなる苦痛を乗り越え、孕む体に育てられていく女子の姿が愛おしい。
愚かな女子は、男性の逞しい力で鍛えられてこそ美しく実っていくのだから。

朝の一斉駆け足を終えた全裸剃髪女子たちに待つ次の苦行は…

（続く）

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