日々のストレスを抱える中年男、壺俵一彪【つぼたわらいっぴょう】35歳。独身貴族、彼女募集中
そんな一彪が未知の世界ＳＭに行く、さてどーなる
一彪がお邪魔するＳＭは、ＳＭ倶楽部表裏。
カランカラン、一彪が扉を開けた
一彪「こんばんは、下僕の壺俵です」
女王様「声が小さいわよ、声を張りなさい」
一彪「よろしくお願いします」
女王様「一彪、これから私の自己紹介をするよ。崇拝する事ね」
一彪「はい、足のつま先から頭のてっぺんまで崇拝させてもらいます」
女王様「私の名前を聞きたいかい？」
一彪「是非」
女王様「私の名前を聞いて卑下したいのかい？」
一彪「顎が落ちるくらい卑下したいです」
女王様「私の名前はね」
一彪「はい」
女王様「今夜の女王だよ」
一彪「名前を知りたいです」
女王様「そうかい、あーーそうかい。私の名前を知りたいかい？下僕のくせに」
一彪「教えてください女王様」
女王様「ヘドが出るよ、あんたには」
一彪「そのヘドを浴びせてください」
女王様「私は、にしおかすみこだよ(ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ)」
一彪「すみこ様、僕に罵詈雑言を浴びせてください」
にしおかすみこ「罵詈雑言？罵られたいかい？」
一彪「はい」
にしおかすみこ「あんたのようなサンドバッグじゃ物足りないわよ」
一彪「愛の鞭をください」
にしおかすみこ「なんだい、なんだい、そのみすぼらしい顔は。男だろ、シャキッとしなさい」
一彪「シャキッとしたいから鞭をください」
にしおかすみこ「あんたの存在は廃墟にこびりついた埃だよ」
一彪「まだダメージが欲しいです」
にしおかすみこ「にしおかすみこだよ」
一彪「はい」
にしおかすみこ「壺俵、あんた彼女は？」
一彪「居ません」
にしおかすみこ「出来ない理由はわかっているのかい？」
一彪「影が薄いと思っています」
にしおかすみこ「影が薄いんじゃないんだよ、生命力が弱いんだよ。口の中に歯みがき粉を入れときな」
一彪「生命力が弱いですかね？」
にしおかすみこ「女王様が言っているんだよ、絶対だから。
下僕はお黙り」
一彪「彼女の出来る方法を教えてください」
にしおかすみこ「このにしおかすみこを本気で口説いてみなよ。抱くつもりで」
一彪「俺と寝てください」
にしおかすみこ「あんたは、バカなのかい？クソ野郎
寝てください？子守りなんて冗談じゃない。私を誰だと思っているの？」
一彪「にしおかすみこだよ」
にしおかすみこ「女王様を呼び捨てかい？下僕クソ野郎が」
一彪「にしおかすみこ様」
にしおかすみこ「あーそうだよ、にしおかすみこだよ。だから本気で口説いてみな下僕なりに」
一彪「俺のちんぽをしゃぶりやがれ」
にしおかすみこ「あんた、そのセリフをbarのカウンターで言うのかい？」
一彪「言いません」
にしおかすみこ「口説くってなんだい？下僕ちゃん」
一彪「落とす事です」
にしおかすみこ「フォールインチンポはレイプだよ、このクソ野郎」
一彪「チャンスをください」
にしおかすみこ「この女王にしおかすみこを落としてみなさい下等種族」
一彪「その美しい唇を奪わせてほしい」
にしおかすみこ「壺俵、私と口づけするんだよ？歯磨きは何回したんだ？」
一彪「歯磨きは一回です」
にしおかすみこ「３万回磨いてきな」
一彪「チャンスはありますか？」
にしおかすみこ「にしおかすみこだよ、チャンスくらい与えるわよ。さー本気で口説いてよドキドキさせてごらん」
一彪「３秒時間が欲しい」
にしおかすみこ「あぁ、あげるよ特別に」
一彪「すみこを３秒だけ俺に預けろ」
にしおかすみこ「私は、女王様だよ」
一彪「チャンスがないんだよ、３秒だけ俺のものになれ。すみこ」
にしおかすみこ「私は、にしおかすみこだよ」
一彪「あーそうさ、にしおかすみこを３秒だけ俺のものにしたいんだ」
にしおかすみこ「私から３秒も奪うのかい？」
一彪「３秒でいい」
にしおかすみこ「３秒で全力出せるのかい？下僕に」
一彪「これから３秒後、あなたにキスします」
にしおかすみこ「にしおかすみこだよ」
一彪「壺俵一彪だよ」
にしおかすみこ「本当にキスするのかい？」
一彪「本気ですから」
にしおかすみこ「あんた、私のファーストキスを奪うのかい？」
一彪「３秒で奪う」
にしおかすみこ「そこは、やめとくだろ下僕」
一彪「落とす以上やめとくはない」
にしおかすみこ「あんた、私を女にさせるんじゃないよ」
一彪「３秒で女にさせたらオッケーって事で」
にしおかすみこ「ここはすべて、私のターンよ。バカね」
一彪「心にターンはない」
にしおかすみこ「私は、にしおかすみこだよ」
一彪「３秒はまだスタートしてない、なのにその動揺は心にターンがない証拠」
にしおかすみこ「何、あんた私を本気で抱くの？下僕なのに」
一彪「３秒で決める」
にしおかすみこ「おっぱいはダメだよ、わかった？」
一彪「それは、触れの号令だと解釈する」
にしおかすみこ「乱暴にするのかい？」
一彪「それは、乱暴にされたいフリ。そして願望」
にしおかすみこ「本気で抱くつもりかい？」
一彪「３秒じゃ抱けない、けれど３秒でにしおかすみこの時間を止まる」
にしおかすみこ「私は、あんたに抱かれるの？」
一彪「３秒っていう秩序に、にしおかすみこは追いやられた」
にしおかすみこ「せめてゴム買ってから」
一彪「３秒のカウントダウンはまだ始まってない、なのに女王様は始まってほしいと乞い申しあげる」
にしおかすみこ「わかったわよ、好きにしなさい」
一彪「そのセリフは本来、こちらのセリフ。３秒猥褻は可能ですかね？」
にしおかすみこ「あんたが決めな、私は抱かれるから」

Tweet