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私は飼われていた
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:私は飼われていた
投稿者: ◆mXSmbQlW.c
「これ、お前か?」
上司の男はそういうと、
手に持った週刊誌をテーブルの上にポンと投げた。
週刊誌には『次期エース候補女子アナの淫乱キャンパスライフ』、『スタイル抜群で気配り上手、大物司会者が「完璧」と太鼓判のアナは・・・・、かつて快楽に溺れていた』という見出しと共に、2枚の写真が載せられていた。

1枚はミスコン時代の宣材写真、
もう一枚は逞しいディルドを頬張っている
モザイク写真だった。
記事に目を通すと、
後者の写真はあるブログに掲載されている
モザイク写真を転載したようで、
耳の形が類似していることから、
双方の写真は同一人物であると結論づけていた。

どうしてこんな記事が出るのか、
考えを巡らせると心の奥底から
複雑な感情が湧き出てくる。
全身の毛が逆立って、
今にも身体が燃え上がりそうだ。
とはいえ、ここは職場。
落ち着いて対応しないといけない。
私は深呼吸をして十分に間を取った後、
「違います」と言った。
敵愾心丸出しの視線も、オマケでつけておいた。

当然、2人しかいない会議室には緊張感が走る。
沈黙が続く。
上司の男は私を睨み返し、
何か言うのを待っている。
けど、これ以上話すつもりはない。

上司の男も、それを察したのか口を開く。
「文秋は再来週のスクープにするつもりらしいが、本当だな?」
「はい」
手短に答えた。
私の返答を聞いた上司の男は、目を瞑って一息ついた。
「わかった。上には俺が責任をもって伝えておく」
「ありがとうございます。」
「なぁに気にするな。耳の形だか何だかが一致するくらいで、大事な部下が潰されてたまるか」
上司の男はそう言って私の肩をポンと叩くと、
ドアを開けて会議室から去っていった。

会議室のドアが閉まった事を確認すると、
私はテーブルの上に置かれたままの週刊誌を持ち出し、急いで身支度を済ませた。
そして局から出るタクシーに乗るや否や、
ある男の電話番号をタップした。
 
2022/07/12 20:11:10(6fk8t4bT)
12
投稿者: 私 ◆mXSmbQlW.c
※9
長編に育てられるよう、
まずはこの話を完結させます。
コメントありがとうございます!
22/07/17 00:35 (5kCbFSTO)
13
投稿者: 私 ◆mXSmbQlW.c
「自分がどんな人間か思い出した?」
滝が嘲るように言った。

滝の言葉に呼応するように、
見て見ぬふりをしてきた私が、
心の奥底に抑えつけていたもう一人の私が「放せ放せ」と暴れだす。
抑えつけるのに必死で滝に言葉を返せない。

「思い出せないなら教えてあげようか?ナルシストでエゴイストのマキちゃん。
あ、言っちゃた」
関がおどけながら言った。
心では悔しいのに脳と身体が悦んでしまっている。
その隙にもう一人の私が抑えから逃げ出した。
自由になったもう一人の私は、
まだギリギリ機能している私の心を破壊し始めた。

「あれ?返事がないなぁ。あ、言い方が違ったんだね」
滝が少し間を取る。
そして言う。
「自意識過剰で破壊欲求持ちの傲慢変態クズ女、返事をしろ」
滝の冷たく高圧的な声が体中に、下卑た言葉が脳内に響く。
望んでいないのに甘い痺れが広がっていく。
もう限界だ。
もう壊れる、壊される。
「・・・めてください」
「は?」
「もうやめてください。お願いします」
私は声を振り絞って言った。
「ならお願いの仕方があるよな?変態には変態なりのさぁ、覚えてるよなぁ?」
滝がまるで借金を取り立てるような口調で言った。
滝の口調に恐怖心が募っても、
すぐに快感に変換されて稲妻のように全身に飛び交う。
もう一人の私はその稲妻をひっ捕まえて、槍のようにグサグサと私の心に突きさす。
それすら気持ちいい。
滝のお願いの意味は分かっている。
お願いすれば私は終わる。
なのに身体が勝手にワンピースのファスナーを下ろしていく。
どうやら脳と身体は、完全に私の制御下から外れたらしい。
そう思った直後、心がパリンと割れる音がした。
22/07/19 23:45 (b.u52PTq)
14
投稿者: のりこ
面白いけど、 あんまり漢字の説明文が多いと、濡れない、 艶かしい描写を、 待っています、私の蜜壷を めちゃくちゃにして、グショグショにしてね
22/08/03 15:32 (REpicHJ6)
15
投稿者: 私 ◆mXSmbQlW.c
私の両の手は迷うことなく純白のブラジャーを外し、
お揃いのショーツも脱ぎ捨てた。
zoomの小ウィンドウに
私のすべてが露わになると、
肌の色とは対照的に黒く肥大化した乳首は
痛いくらいに自己主張を始める。
もはや纏うのは色欲と狂気だけだ。

「お願いしろ」
関が言った。
この先に待つ骨身を灼くような快楽を想像するだけで、
胸が高鳴る。
同時に考える最悪の結末が脳裏をよぎるだけで、
恐怖心がほとばしる。

期待と恐怖、この2つが鬩ぎ合う瞬間、
一歩踏み出すこの瞬間こそ
マゾにとって最幸の瞬間だ。

幸せを噛み締めながら
私は服従のポーズをとる。
股をおっぴろげてウンコ座りをし、両の乳首をつまむだけで、
淫汁が垂れ始めた。
それに合わせて口が動く。
「もう・・・、これ以上・・・、思い出させないでください」
「じゃあ切るぞ」
滝が突き放すように言った。
私はこの一言が欲しかった。
誰もが欲しがる自分が、
冷たく一蹴されていると認識するだけで破壊欲求が喜びの悲鳴を上げる。
私はさらに自分を壊すために求める。
「待ってください」
「あ?」
「やっぱり・・・、やめないで欲しいです」
「何なんだお前。何がしたいんだ?」
「それは・・・」
「何をして欲しいんだ。言え!」
滝が激しい口調で言った。
「自意識過剰で破壊欲求持ちの傲慢変態クズマゾ女の北条マキをぶっ壊して欲しいです!!」
本当のお願いが口から溢れ出た瞬間、脳がドロドロに溶けていく。
「雌豚の癖にまわりくどいことしやがって」
滝が吐き捨てるように言った。
「いいだろう。出せよ」
何を出せばいいのかすぐに分かった。
私はソファの引き出しからあるものを取り出した。
ディルドだ。
滝から離れる際、渡された。
日本人男性の平均サイズを優に超え、
調教の際は何度も私を壊していた滝の愛玩具の1つだ。

「ちゃんと持ってたんだなぁ。使ってたか?」
「はい」
「入れてみろ」
滝に言われるがままディルドを挿入する。
極太のディルドが滑らかに膣壁を押し広げて進む度、
身体が我慢できず痙攣する。
そして全てを呑み込んだ時、花火が消えていくような
優しい絶頂が訪れた。

「んあぁ」
思わず声が漏れる。
普段のディルドオナニーでは得られない、
異様な興奮と快感に耐えられなかった。
滝が連罵する。
「もういったのか変態」
「昔からすぐイク早漏女だったよな。ホラ、今度は手ぇ動かせ」
「ご、ごめんなさい」
「ごめんなさい?違うだろ?」
「は、はい!ありがとうございます!ディルドチンポズボズボさせて頂きます」
私はそう言うとソファにもたれ掛かり、両足をM字に大きく開いた。
そのままディルドをピストンさせると、
湧き水の様に淫汁が溢れだす。

「そのまま俺の質問に答えろ。いいな?」
「んっっ、あっ、、はい!」
「何で俺に連絡を取った?別に俺のブログ位放っておいてもよかっただろ。
記事は局がもみ消すはずだ。」
「念のため、、、んっ、、ですっ。他の誰かが気づくかもっ、、しれないッからッ!!」
「誰かが気づいた所で最後は局がうむやむにするだけだろ。むしろ、俺と連絡を取る方がリスキーなはずだぜ。別の理由もあるよな?」
「んっ、はぁっん!ごめんなしゃい、ありましゅ。週刊誌の記事見たら変態マゾの子宮がキュンキュンしたからです。らめなのに」
「何でダメなんだ?」
「大学卒業した時にもう戻らないって決めたからぁ。けどもう限界なのぉ!みんな私を褒めるからもうぶっ壊したくて我慢できないのぉ!!」
「あははは!」
関が大笑いした
「お前を褒める?お前の周りの人間はまだお前に騙されてんのか?」
「はい。みんなっ、んぁ!私の思い通りに動いてホントに、、、ホントにお馬鹿さんなんだなって思いましゅ」
「あーあ、言っちゃったねぇ。これ録画してんだよなぁ」
「うしょっ、うしょっ!らめらめらめらめらめぇぇぇ!!!」
言葉とは裏腹に脳から多幸感が溢れ出す。
身体は更なる快楽を求めて勃起したクリトリスを弄り始めた。
「1億人を騙すなんて最低だなぁ、謝れよ豚ぁ!」
「はい。ディルドズボズボしながらクリチンポ弄ってまんこ汁垂れ流す変態マゾ豚の癖に生意気なこと言ってごめんなさい!!」
「汚ったねえ謝罪だなぁ!アナウンサーがそんな汚い言葉遣いしていいのかよ」
「私はアナウンサーじゃなくてただの変態マゾ豚だからッ、問題ありません」
「そうか、じゃあ人間やめちまえ!」
「んはっ、はっ、はい。んあっ、もう無理ぃぃぃぃっっ、いぐううぅうぅぅぅッッ!!!」
叫んだ瞬間、視界が真っ白になっていった。
絶頂という名の大爆発により、
肉体という境界線が破壊され、周辺世界と同化していく。
まるで自分自身が快楽という概念そのものになっているような感覚だ。

しばらく究極史上の絶頂を噛み締めている時、
不意に「またね、寝かせた甲斐があったよ」と滝の声が聞こえた。
蕩け切った頭では、
滝の言葉が何を意味するのか理解できなかった。
しかし、次第に絶頂が収束していくと滝の言葉の意味が分かった。
『私の破壊欲求が限界になるまで放置(焦ら)し、お願いをさせる』
これが滝の計画だったのだろう。
大学卒業後も調教は続いていたというわけだ。
言い換えれば、私は飼われていたのだ。

そして、この関係はこれからも続く。
終わりの見えない主従を想像し、
私の表情は淫靡に歪んでいった。

~終~

22/08/03 19:23 (YYswficE)
16
投稿者: 私 ◆mXSmbQlW.c
中々時間が作れず、遅くなってしまいました。
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます。
※14
ご感想ありがとうございます。
艶やかな表現を書くのはなかなか難しい(笑)
もう少し勉強しておきます!
22/08/03 19:32 (YYswficE)
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