目の前の女は、美しい女であるが全身傷だらけである。
私は弁護士だが、女の家族に加害者を訴訟したいと相談を受けた。
そして今日、彼女と面談をすることになった。

彼女は、自分をこんな目に合わせた男と奴隷契約を結んでいるらしい。
そして合意の元にやったことなので起訴を取り下げて欲しいと言う。
両足は酷く傷つき靴を履けないようだし、ミニスカートの下に見える太ももは痣と蚯蚓腫れが地図のようだ。
また酷い痔を患っているように伺える。

先ずは、彼女の持ってきた奴隷契約書を拝見させていただく。

[奴隷契約書]

1.この契約書は征爾(以下甲という)と遙(以下乙という)が双方の異常性癖による行為が同意に基づいて行われたことを証明するためだけに作成する

2.乙は、何時でも甲の要求に応じて身体を捧げるものとする。

3.甲は乙に以下の性的行為を要求し実行することができる。
・夫婦や恋人が行っているすべての生殖行為
・何処かで誰かが継続的に行っている性的な拘束露出汚物加虐行為の全て
尚、生命および社会的生存を脅かす行為は禁止とする。

4.乙は要求される行為が受け入れられない場合、懲罰との交換を申し入れることができる。甲は必ずこれを受け入れ同じ行為を２４時間要求してはならない。

5.甲は乙に懲罰を与えることができる。一本鞭、乗馬鞭、スタンガン等の打撃具を使い１００回の数え撃ちを基本とする。乙が途中で数えられなくなった場合、甲が一から数え直す。ギブアップは認められない。一日の上限を１０００本としそれ以上は不問とする。
尚、生命の危険が無く重度障害にならない範囲で行うこと。

6.乙は、行為中に限界を感じた場合、泣いて許しを請うこと。その場合、甲は３分以内に行為を中止しなければならない。ただし甲が行為を中止するまでに乙が逃げたり抵抗した場合はそこから３分とする。乙が泣いてもいない内から許しを請うても甲は行為を続けることができるが、生命に危険が及ばないことを必ず確認する。

7.乙は甲の決めた以下のルールに従い生活する。
・性行為、自慰、逝くことは乙の許可を必要とする。
・排便は、乙の許可を必要とする。
・服装は、露出が多く女性らしいものとし、ボトムは股下10cm以内のミニスカとし、陰部を覆う布は、パンティのみでなければならない。
ルール違反をした場合、懲罰を受けることとする。

7.この契約は、双方が何時でも破棄することができる。ただし乙が破棄する場合、10日間、甲の求める性的行為を全て受け入れなくてはならない。乙が途中で耐えられなくなった場合、契約の延長を申し入れることでのみ懲罰から許されるものとする。

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『凄い内容だが・・・やり過ぎでは・・・訴えないの・・・頭おかしいよ』と心の中で思った。

辛そうに椅子に座っている彼女を見て「お尻が痛いのであればソファーへどうぞ」と伝えた。

「今痛いのも罰だから構いません」と言う。

「罰とは、どうされたんですか」と尋ねてしまった。

「２リットルの浣腸に１時間も我慢できなくてベッドを汚してしまい罰を受けたんです。」
「タバスコを塗った鉄ヤスリをアナルに１００回出し入れされて、そしたら血が止まらなくなって、はんだこてで止血をして・・・その後でアナルセックスをしたら酷い痔が治らなくて・・・恥ずかしい。」

『びっくりですわ』と心の中で叫んだ。

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