美奈子は夫の武志仕事のことで五年振りにこの温泉街にやってきました。

五年前まで美奈子はこの街で働いていた。

夫の武志と知り合ったのもこの街だった。

当時の美奈子は建築関係の大学を出て、この街の建築設計事務所で働いていた。

武志は大手の建築会社で働いていて、この温泉街にホテルの建築の件で赴任して来て、美奈子が勤めている設計事務所に出入りしていて、美奈子と知り合い武志の一目惚れでプロポーズして結婚した。

美奈子は武志と腕を組んで歩きながら「五年前よりか賑やかになったわね」と-----。

武志は「そうだね」と応えながらも他のことを考えていた。

五年前のこと、職場の先輩に連れらて入ったSMバーのショータイムで、全裸で縛らて調教される美奈子を見たことを思い出していた。

まだ美奈子と付き合っていませんでしたが、間違いなく美奈子だった。

武志は今でも思い出しながら肉棒を勃起させるのだった。

美奈子もこの街に着いたとたんに五年前の元彼とのことを思い出してヴァギナを濡らしていた。

いま美奈子も武志の会社で働いていて、今回の仕事も夫婦で行って纏めて来いと上からの指示だった。

今度の仕事は温泉旅館の新築の仕事で、この施工主は美奈子の元彼だった。

美奈子は元彼に会える悦びと不安と複雑な気持ちだった。

美奈子と武志夫婦は会社の予算の都合でビジネスホテル住まいだったが、初日だからと云うことで今回の仕事の関係の温泉旅館に泊まることにした。

武志は接待のつもりで施工主の柴田と連絡をとって、１９時に旅館で待ち合わせた。

美奈子は元彼に会える期待と不安でドキドキしながら待った。

つづく

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