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1:SMサークルにいた母
投稿者:
ゆうか
ゆうかは大学生である。
昼間は学校で、ゼミの担当の森准教授の指導を受け、真面目に勉強をしている。 1Kの部屋に住み、週に3日は中学生の家庭教師のアルバイト。 女の子だけの飲み会で、自分の恋話を打ち明けてくる友達もいるが、ゆうか自身は色恋は苦手な奥手だろうと周りからは思われている。 身長160センチ、体重49キロ。 細身と言うより痩せぎみで、胸のカップもBで、肉感的なところは殆どない。 普段は近視のメガネを掛け、化粧もよほど改まった時でしかしないから、余計堅物と思われている。 事実、処女だった。 しかし、ゆうかには性については秘密があった。 女性が縛られ、責められる姿を美しいと感じ、自分もやがてはそのようにされたいと思っていた。 幼い頃から利発だった彼女は、小学校の時から図書館が好きだった。 地区の市民図書館では、子供用の本ではなく、大人用の本も読んでいた。 そこで出会ったのが、ギリシャ神話のアンドロメダの話とその挿し絵だった。 美しい若い女性が、荒波が打ち寄せる岩場に、両手首を鎖で繋がれてる。 全裸で。 王様のお妃だった彼女の母は、自分は神の娘より美しいと言った。 その言葉に怒った神は、怪物を送り国土を荒らした。 神の怒りを解くために、王女であるアンドロメダは、全裸で鎖に繋がれ、海からの荒波に打たれながら、怪物が自分を食べに来るのを待っているのだ。 その様子を遠くから両親である王とお妃、その家臣達、多くの国民が見守っている。 アンドロメダは怪物に食べられることが恐くて辛いのかしら? でも、裸で縛られてるのを大勢の人に見られて、きっと恥ずかしくてたまらないと思う。 足の下のゴツゴツした岩場も、柔らかな足を痛くしてるんだろうな。 打ち寄せる荒波も、冷たいかしら? 挿し絵に描かれていた可憐なアンドロメダの姿に、ゆうかは感動した。 同じ本を何度も借りて、家で挿し絵のアンドロメダと同じポーズをとってみた。 初めての時は、お風呂に入った時に、高い位置にあるシャワーの取り付け金具から吊るされてるようにポーズをとってみた。 まだ乳首がやっと胸から突起し始めたころなのに、その乳首が硬くなるのを意識した。 両親が留守の時に、自分の部屋で全裸になり、同じポーズをとったこともあった。 ゆうかは、性器を直接触るオナニーよりずっと早い段階で、一人で性的な興奮をすることを覚えてしまった。 やがて中学生になる頃、自分の性癖はマゾと呼ばれることも知った。 反対に異性を責めることで興奮するのがサドであることも。 しかし、周囲から真面目だと思われているゆうかは、長い間、露骨かつ猥褻にリアルにSMを表現している本、つまりエロ本を見ることは出来なかった。 初めてその手の本を読むことが出来たのは、高校入試が終わり、合格したことを祖母と叔母夫婦に報告に行った時だった。 叔母がゆうかの通学用の自転車を買ってくれていて、その自転車を倉庫で見せてくれた。 その時に、倉庫の奥に積まれた雑誌の表紙に、ちらっと肌色の写真が見えた。 エッチな本かもしれない..。 叔父叔母に気づかれないよう、時々ちらっちらっとそちらに視線を送ると、それは裸の女性が胸に縄を巻かれた写真であることがわかった。 ゆうかの心臓は爆発しそうだった。 3人で居間に戻ってお茶を飲んだ後、ゆうかは「もう一度自転車を見てくる。」と言って一人で倉庫に行き、さっきの本を手に取った。 パラパラと捲ったが、どのページにも女性が、よくここまで恥ずかしいことを..と思うような責めを受けている写真があった。 幸いその雑誌は、捨てるために他の本とごっちゃに置いているようだ。 ゆうかは、その雑誌を手に持つと、はらはらしながら母屋に戻り、素早く自分のバッグに入れた。 その夜から、ゆうかの夜はその雑誌に支配された。 オナニーもその雑誌の記事で知った。 男性から命じられて、自分のあそこを晒しながら自分で性器を弄るなんて..。 指の挿入も試してみたが、幸いゆうかの膣が小さかったのか、痛みが激しく思い止まった。
2021/04/04 07:05:33(tyDcdNU/)
投稿者:
ゆうか
叔母の家から持ち帰ったエロ本は、ゆうかの高校時代の夜のバイブルとなった。
しかし、昼間のゆうかは家でも学校でも模範的な優等生だった。 ゆうかの人生が変わったのは、大学の文学部に入学し、森准教授との出会いだった。 出会った時の森准教授は、年齢は38歳。 痩せてはいるが、背が高く、容貌は育ちの良さと深い思考力を感じさせた。 他の学生は敬遠しがちであったが、ゆうかは何故か引かれるものを感じた。 午後の講義がない時間に、森の研究室で二人だけでコーヒーを飲むまで親密になるのに、それほど時間は掛からなかった。 ゆうかは、森に対する自分の感情が恋愛であると断言できるまでには至っていなかった。 いや、自分が森に引かれるのは、普通の恋愛ではないのではないか? もっと別な感情なのではないか..。 そんな疑問が、ゆうかの心の中で蟠っていた。 ゼミの打ち上げコンパの後、一旦解散の後で森とゆうかは別のところで落ち合った。 初めて男性とホテルでの一夜を過ごすつもりではあったが、ゆうかはまだ男性から抱かれることについて、何か納得しずらいものを感じていた。 自分のマゾの性癖は分かっている。 でも、それが森から抱かれることでノーマルになるのなら、それで良いではないか..。 変態としての自分と決別出来るのだから..。 しかし、人から聞いたり本で読んだ普通のセックスによって、自分が処女で無くなることは不自然であるような予感がした。 ゆうかは、アルコールの勢いを借りて、森に自分の性癖、今思っている疑問をぶつけた。 森は大人の男性だった。 涙を流しながら自分の性癖を打ち明ける処女を、強引に犯すことはしなかった。 ゆうかの話を黙って聞いてあげ、時々短く質問をした。 ゆうかが話終わった時に、森は自分の思っている結論を言った。 「君がマゾなのは間違いないようだ。」 君を僕の物にするのは、もう少し待とう。」 男性の性とは、目の前の女性に対して、自分の欲望をぶつけることだ、とゆうかは聞いていた。 それが森は、今日は私を抱かないと言っている。 不審がるゆうかに、森は答えた。 「僕はS、サディストだよ。」 ならば、なおさら..。 いえ、私はそれの方が嬉しいのに..。 森は落ち着いた声で続けた。 確かに、単純に目の前の女性に欲望をぶつける男もいる。 しかし、私はむしろ人間の性について、目覚めた発端や経過を知ることを楽しみたいのだ。 そのような話をし、さらに自分がサディストであることを自覚した発端や、これまで付き合った女性とのSM経験などを話してくれた。 小学生の高学年の時に、父から責められていた母の姿を見たこと。 その真似をしたくて、同級生の女の子を人気のない竹林の中で裸にして縛ったこと。 その時の女の子の、嫌悪や恐怖のみではなく、羞恥と性的な好奇心の表情から、ただのエッチな感情とはまた違う興奮を感じたこと。 「その人の性の歴史、ストーリーを知るのが好きなんだ。」 森はそう言った。 その日以来、ゆうかは実際の肉体関係は無かったものの、森の性的な人生観、経験談を聞くと共に、自分の性癖やSMに対する考えなどを語り合う仲となった。 共にSMの文献を読み、画像を見て、責めに使われる道具の実物を手に取り、女体が各種の責めを受けた際の心身への影響、怪我や病気となる可能性、社会的な危険度まで研究を重ねた。 未だに二人に具体的な責めを伴う肉体関係は無かったが、森と会った日は、ゆうかは必ず森から責められる想像をして自分の身体を慰めた。 そして、約半年後、ゆうかのそれまでの人生で一番大きな衝撃を受けることになる。 発端は森から、知人がいる九州のSMサークルにショーの見学や関係者への聞き取りに行かないか?との呼び掛けからだった。
21/04/04 12:13
(tyDcdNU/)
投稿者:
ゆうか
二人が訪れたのは、九州でも有名な温泉地であるが、サークルの活動拠点となっているのは、中心地からやや離れた山際にある旅館だった。
これまでも二人は、このようなSM関係の研究のために地方を訪れ、一緒に宿泊もした。 それなのに、未だに二人が肉体的に男女の仲になっておらず、ゆうかはそれが不自然に感じた。 しかし、女性で、しかも処女であるゆうかから、森に対してあからさまに肉体関係を求めるのも、まだ出来なかった。 平日の午後に旅館に到着し、ゆうかは森と混浴の露天風呂に入浴した。 ゆうかは、その時に初めて、森に対して裸体を見せた。 まだ時間が早いせいか、脱衣場には森と二人きりで、ゆうかは森の視線を背中に感じながら脱衣し、足からショーツを抜き取った。 バスタオルを身体に巻き、広い浴室に入ったが、そのバスタオルは入り口すぐ側の壁にあるタオル掛けに掛けねばならなかった。 手には小さなハンドタオルだけ。 ゆうかはそれで前を隠し、胸を反対の手で隠しながらしゃがんで掛かり湯をした。 立ち上がって広い池のような湯船に浸かろうとした時、仁王立ちになっている森の姿を見た。 森は前を隠したりしていなかった。 いや、すでに森の一物は雄々しく勃起しており、それはリアルで男性性器を初めて見るゆうかに、好奇心と共に畏怖の気持ちを沸き上がらせた。 恐怖心でもあったかもしれない。 それほど森の一物は大きく逞しかった。 画像では見たことがあったが、リアルで見たのは初めてだった。 それが身体に直角に生えているのではなく、かなりの角度で上を向いていること、先端部分である亀頭の張り出しが、思っていた以上に巨大であり、ぺニス本体との間には深い溝と括れがあること、睾丸はだらりと下がっているのではなく、精液を発射するための弾倉であるかのように精悍な感じで根元に着いていること、等をほんの数秒で理解した。 しかし、その数秒の間、自分が森の一物を注視していたことに気がつくと、ゆうかは恥ずかしさでたまらなくなった。 顔を伏せて、視界から森の一物を遠ざけた。 お湯に入っているせいもあるが、顔が赤く熱くなるのが分かった。 森も湯船に浸かって来た。 お湯の中にしゃがんでいるゆうかの直ぐ側、お湯に入っているが立った状態だ。 ゆうかの顔の高さに、森の一物がある。 「目を開けて見なさい。」 森の言葉はいつもと違って、ゆうかにとっては逆らえない不思議な力のようなものを感じさせた。 目を開いたゆうかの目前に、逞しい森の一物があった。 女性としての理性と常識と羞恥心は、目を閉じよ、見てはいけない、と叫んでいるが、ゆうかは催眠術のような森の言葉に逆らえなかった。 ほんの数センチのところに、本物の男性の性器がある。 これで女性は、ずっと昔から一番敏感で繊細な部分を虐められてきたんだ。 森と共にSMの歴史を研究をマゾの立場で研究したゆうかは、一物を見たことを頭の中でそんな言葉に変換していた。 森が腰をぐっと進めた。 ゆうかは経験もなく、森からの命令もないのに、自然に自分の顔を一物に近づけた。 そして目を閉じると、まだ男性の唇にも接したことがない自分の唇を、森の一物の先端に縦に空いた小さな穴、おしっこも、精液も出る尿道口に宛がって、キスをした。 まだ口に含むフェラチオまでは出来なかったが、初めてゆうかからのキスを尿道口にされた森は、それでも十分ゆうかが愛しく思った。 お湯の中にしゃがんでいたゆうかを立たせ、腕を回し、裸体同士を密着させ抱き締めた。 ゆうかのもともと薄い乳房が、森の胸に押し付けられて潰れ、先端の敏感な乳首もいつの間にか硬く勃起し、それも森の胸に押し潰された。 柔らかな下腹には、森の硬い、本当にこれが人間の身体の一部だろうかと思われるほどの硬い一物が押し付けられている。 ゆうかは、柔らかなベッドや布団ではなく、この露天の温泉の中で、自分は処女を失うのだろうか..と思いながら、森からされるがままになっていた。 しかし、突然の脱衣場からの物音、話し声で森の荒々しい行為は止めざるを得なかった。 脱衣場からは、男性女性5人づづの団体が入ってきた。 年齢的には、女性は一番年下はゆうかと同じくらい。 一番年上は、もう50くらいの年配に思えた。 男性は30から60近い幅があったが、同じグループのようだった。 ゆうかと森は少し過ごす離れた場所に移って、そちらの方を見ないようにしてお湯に浸ったが、グループの人達がかなり露骨な性の話をしているのが聞こえた。 明らかにSMプレイ等についてだと分かる会話もあった。 森が小さな声でゆうかに言った。 「今晩、ショーを見せてくれるサークルの人のようだ」 ゆうかは納得したが、一つだけ気になることがあった。 入ってきた女性の中に、気か覚えのある声の人がいたような..。 でも、ここは実家からも大学のある街からも遠いから、まさか、そんな..。
21/04/04 18:03
(tyDcdNU/)
投稿者:
ゆうか
温泉から早々に上がったふたりだったが、森は初めて触れたゆうかの身体に未練があった。
それまで長い期間を掛け、二人がお互いの性癖、経験を理解し尽くしたつもりだった。 だから、今日こそ素人のサークルのメンバーによるショーを見た後、ゆうかの身体を縛り、酷く、惨めに、そして可愛らしく責めるつもりだった。 ゆうかも、それを承知してくれていた筈だった。 それが、温泉から上がった時から、ゆうかの様子がおかしかった。 森の一物にキスを要求したことが原因ではないようだ。 不安はあったが、夕食後に予定通りサークルの世話役をしている知人と会い、ゆうかを紹介すると共に、夜の素人の同好者同士による秘密ショーの見学を確認した。 ショーの前に、二人はサークルの会員に紹介された。 殆どの会員は、二人を歓迎したような顔つきだった。 SMを理解している素人の仲間、と受け入れてくれたようだった。 ショーは、旅館の宴会場のステージで行われた。 その日の出演者である女性五人が、各々のパートナーに付き添われて、ショーツ1枚で後ろ手に縛られてステージに上げられる。 20代から40代の女性4人は、この日の為に用意したと思われるセクシーな小さなショーツや、贅沢にレースを使った高級感のあるショーツを穿き、その表情は羞恥に染まっているものの、自分がこの場で晒されるのをパートナーが望んでいるのを理解し納得している様子だった。 中には、付き添うパートナーに甘えたような表情を送る女性もいた。 それを見守る観客席のサークルのメンバーも、ほのぼのとも見えるその様子を良しとしていた。 その雰囲気は、都会の劇場で見られるいかに猟奇的に女性を責め苛むかを演出するSMショーとは異なる雰囲気だった。 しかし、最後に舞台に上げられた50年配の女性だけ、雰囲気が違っていた。 第一その女性だけが、手拭いで顔の下半分を隠されている。 手拭いから出ている目や眉からは、激しい執着と、怯えとも思える表情が伺えた。 身体はやや太りぎみではあるが、その年代層の女性の平均的な体格である。 胸はDくらいだろうか、それほど垂れてはおらず、形は崩れていないが、右の乳首がやや変形しているように見えた。 穿いているショーツは、他の女性と違って、臍まで隠す白い大きな色気のないものだった。 付き添う男性との関係ははっきりしないが、だどうも普通の夫婦には見えなかった。 むしろ、女性は男性を恐れているかのように思われた。 司会者が5組のカップルについて、簡単に解説する。 4組のカップルは、やはり夫婦、恋人であった。 しかし、最後のカップルについては 「貸し出し調教中。本人も納得承知の上で参加」と紹介された。 この人、お母さんに似てる! ゆうかの悪い予感がますます強くなった。
21/04/04 21:59
(tyDcdNU/)
投稿者:
ゆうか
ショーが始まり、若い順にM女は責められていった。
それは見ていて興奮するものではあったが、ある面安心して見ていられた。 責められる女性は、パートナーである男性を信頼して、その身を委ねているのが分かった。 男性は、例えば股縄にしても、無理に割れ目に直接するのではなく、穿いているショーツ越しに食い込ませるなど、相手の身体に不必要な怪我を負わせることがないような配慮をしている。 その分、後でそのショーツを脱がせて、その裏側のいやらしい染みを女性自身にも、また見ている観客にも示して、女性に羞恥で消え入りそうな表情をさせて精神的な責めをした。 乳首が責めにしてもそうだった。 一度に強力な洗濯ハサミで挟んだりするのではなく、ネジ式の乳首挟みから始め、軽い洗濯ハサミ、大きめの洗濯ハサミと取り替えていく。 途中で女性に 「どうだい?耐えられるかい?」 と声を掛け、それに対して女性も 「まだ、大丈夫よ」 「あっ、ちょっと、ちょっとだけど痛いの..」 と可愛く甘える言葉の往復に、観客も息を飲みながら大いに興奮していた。 それは、森とゆうかが好きな、SMの経過と成長の姿であり、森はとても満足していた。 森もゆうかも、SMについては、夫婦で手首を軽く縛る程度のものから、女性を残酷な死に追いやる拷問まで研究したつもりであったが、やがて二人で主従となる前提だったから、今回のショーのようなある面ほのぼのとしたSMの方向へと進むつもりだった。 森は、ステージで両手を広げて吊られ立たされ、乳首に挟まれた洗濯ハサミに吊るされた重りを少しづつ増やされながら、パートナーの男性に甘え、ショーツの股間を濡らしている若い女性に、ゆうかの姿を重ねていた。 しかし、ゆうかは今現在ステージのショーで責められてる女性のことより、舞台脇の床の上に直に座らされている熟年の女性が、気になって仕方なかった。 順番を待つ他の女性達は、観客席の前の方の椅子に、それぞれのパートナーと並んで席を与えられている。 それなのに、熟年の女性だけは舞台脇の板敷に、後ろ手に縛られ乳房の上下にも縄が巻かれた緊縛姿のまま横座りし、1人放置されていた。 顔もずっと俯いたままで、舞台を見ていない。この場を楽しむために連れて来られているのでは無いことは、確かのようだった。 その姿は、やがて訪れる屠殺の順番を待つ動物のようでもあった。 顔の下半分は布で覆われて、やはりはっきりと分からない。 しかし、舞台からの明かりに照らされて見える顔の上半分は、ゆうかが幼い頃から見続けていた母に間違いないように思えた。 ゆうかにとって、両親は性に対して厳格だったように思える。 二人がキスを交わすところも、抱擁する姿も見たことは無い。 思春期ともなると、ゆうかが家の中でも下着姿などでいようものなら、母は厳しく叱った。 だからゆうかは、性については絶対に隠すもの、と意識していた。 図書館から借りた本のアンドロメダの挿し絵も、叔母の家から持って帰っSMのエロ本も、密かにするオナニーも、全て母の目から隠さねばならないものだった。 だから、高校生となり、自分の下着を自分で買う自由が与えられても、ゆうかは母と同じように貞淑な女性が身に付ける模範的な下着である綿の臍丈まである大判ショーツを穿いていた。 白いだけに、そのクロッチ部分は汚れが目立つ。 中学生になってからは、自分の脱いだショーツのクロッチに染みや汚れがあったら、洗濯機に入れる前に、手洗いするように教わった。 大判ショーツ? 今、舞台脇の板敷に横座りして投げかけている熟年の女性も、穿いてるのは白い大判ショーツではないか? ゆうかの疑惑はますます濃くなった。
21/04/05 08:53
(7QUF38/X)
投稿者:
ゆうか
すみません。
内容がキモいでしょうか? 書いてて自分でキモく思えてきました。
21/04/05 10:26
(7QUF38/X)
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