「奥さん、二度と娑婆に戻れん身になるんやから仏壇の亭主に別れの挨拶したらええわ。3分だけ時間やるわ。ワシらは部屋の外で待っててやるからな。」 「こ、こんな惨めな姿を主人に見せたくありません。お願いですから縄を解いて服を返して下さい。主人との最後のお別れが終わったら服を脱ぎますから・・ 」 「奥さん、ワシが気を使ってやったら図に乗って何を厚かましいこと言うとるんや。もうええわ。出発や。」
救出されるまでの2年間、私は身を隠すタオル一枚も与えられず、いつも縄で縛られたまま数え切れない男たちの慰みものにされ続けました。