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『……ねえ、今からおいでよ。玄関の鍵開けとくから…』
先日オナ禁を一方的に命じ、その後意地悪なエッチをたっぷりしてくれた彼からの電話。 突然のお誘い…。 明らかに含みのある言い方に、欲を溜め込んだ身体がずくりと疼く。 扉を開けて躊躇する。部屋は真っ暗で、彼はどうやら眠ってしまっていたらしい。 つい残念に思ってしまったのは仕方ない。夜中に桃子を呼びつけたという事は、つまり「そういうこと」だと思ったのだ。 暗がりの中、コードや散乱する洋服を踏まないように慎重に歩いて、彼のベッドに忍び込んだ。交際している訳でもないのに図々しいかと思ったが、身体は既に男を欲していた。 誰かの気配を察したのか、布団の中で彼がモゾモゾと身体を動かした。桃子のためのスペースを作ってくれた気がしてそこに身体を収める。 男の匂いを感じるとムラムラしてきて、こっそり自分の股間に手を伸ばした。慣れた手つきでスジをなぞれば、好きな快感が広がって穴がヒクヒク動くのがわかる。 「ン…ッッ…」 爪の先を使って、カリカリとクリトリスを掻くと、いよいよ声を抑えられなくなった。下着の上からの刺激に物足りなさを感じて、下着に手を突っ込んで直接ワレメを開く。少しだけ蜜が漏れ出て来ていた。それを指で掬い、皮を被ったクリトリスに慎重に塗りたくる。そこまでくるともう止まらなかった。 「ッッ……スンスン…」 すぐ前にいる彼の胸に顔を埋め、思い切り息を吸い込んだ。柔軟剤の香りに混じった男の体臭にどうしようもなく興奮する。 「ハァ……ん…ふぅ」 指をトプン、と穴に沈めて、入り口をかき混ぜるように動かした。水音が聞こえないように細心の注意を払っているつもりが、クチュクチュといやらしい音が響いている。 目の前にいる男の匂いを嗅いでいるうちに、ひとり遊びでは物足りなくなってしまった。もとより桃子をここに呼んだのは彼の方なのだ。寝てしまった彼に落ち度がある。ような気がした。 汚れていない方の手を伸ばし、鍛えられた腹を辿って彼の股間をまさぐってみる。すっかり勃ち上がった竿の感触が手のひらに伝わり、顔に熱が集まる。桃子が自慰に耽っているのに気づいていながら寝たふりをしていたのだ。オナニーがバレていた事が恥ずかしくて堪らないのに、手が止まらない。 竿の根元から段差になっている先端まで、それなりに強い力でさすり上げる。そしてスウェットの上から大きく腫れ上がったタマを指先で撫でたとき、おもむろに手首を掴まれた。 「あっ……」 「先輩、いい加減にしないと痛い目見ますよ」 耳元で囁かれ、心臓がぞくりと粟立った。 「なんで……」 「なんではこっちの台詞。いきなり布団に入ってきたと思ったら……」 桃子の耳がおかしくなっていないのであれば、聞こえてきたのは会社の後輩の声だった。彼のベッドに潜り込んだつもりが、意味が分からない。 咄嗟に手を引こうとしたがそれよりも後輩が桃子を引き寄せる方が早かった。ふわりと香る匂いは確かに彼と似ているものの、それよりスパイシーだ。 「せんぱ……桃子さん、僕の匂い嗅いで興奮したの?」 「ちがっ……」 「嘘は良くないですよ」 さっきまで貪欲に指でまさぐっていた下着の中に、後輩の手が押し入ってきた。スジを触らないようにぷりぷりの桃肉をつつき、さらにその下の涎をこぼしている穴で長い指を濡らした。男の指が入り口をタン、タン、とタップするたび水面を跳ねるような音がする。 「……濡れてる」 「ひゃ……」 既に充分濡れていたそこから、堰を切ったように蜜が溢れ出した。男の指で弄られたいと切望していたのだ。桃子が抵抗出来ないのは仕方ないことだった。 「おまんこの音、ばっちり聞こえてたよ。僕の匂い嗅ぎながら声を押し殺してオナニーするなんて、驚きましたよ」 「ちがっ……」 「先輩だと思った、って?」 後輩の指がほんの少しだけ穴の中に入ってきた。入り口を控えめに探るだけで、それ以上してこようとしない。 「んん……」 「どうかした?」 「うぅ……」 もう少し先に進んで中をこすって欲しい。言葉に出す代わりに、後輩のスウェットに手を掛けて張り詰めたペニスを取り出した。 既に先走りが滲んでいる亀頭を手のひらで優しく撫でながら2本の指で輪をつくり太い竿を締め上げる。声色はいつもの冷静な後輩なのに、ペニスは今にもはち切れそうなほど勃起していることに桃子の理性が擦り切れていく。 「……っ聞いてはいたけど、まさか本当だとは」 「あぁっ…」 望みどおり、指がずっぽりとおまんこを突き刺し、桃子の好きなところを知っているかのように的確にこすってくる。指先だけを使ってナカを焦らすように撫でたと思ったら身体がガクガク震えるほど豪快にGスポットを刺激され、桃子が我慢できるわけもなかった。 「はぁ…ぁ…あっあっあぁ…あっっ」 「イキそう? じゃあやめます」 「っあ……なんで……」 イく寸前で指が抜かれ、快感を溜め込んだ身体を後輩に擦り付けていた。 「ソファで先輩が寝てますよ」 「ふぇっ……」 耳元で小さく囁かれ、その声にすら感じてしまっていた。わざと吐息をたっぷり含んだ声を浴びながら、今度は服の上から乳首が引っ張られる。 「ブラジャーつけないでフラフラここまで来て、誰にどうこうされても文句言えませんよね」 「あぁっ……」 「男の布団に潜り込んで、イタズラされるスリルを楽しみに来たとか」 「ちが……っ」 「そう? 」 ぐるりと身体を回され、後ろから胸を鷲掴みにされる。乳首を強く摘まれ甘い快感に悶えたところで、スカートを脱がされた。 「や……」 「この期に及んでいや? よく言いますね」 「あぁ……だめ……」 ギシ、とソファが軋んだ。彼が寝返りを打ったようだ。桃子は危機感に震えながらも、確かに興奮していた。 「桃子さん、イキそびれたおまんこ我慢できないんじゃないですか?」 「あぅ……」 「ねぇ、もっと抵抗しないと入っちゃいますよ?それとも入れられたいのかな」 大きなペニスが、穴に押し当てられる。焦らされてとろけたそこはほんの少し力を入れるだけで簡単に入ってしまいそうなほど濡れていた。
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2020/05/03 21:58:29(n/mjfEzt)
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