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前奏曲とパルティータ 第6楽章
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:前奏曲とパルティータ 第6楽章
投稿者: グレッグ・エムジョスキー ◆CP.4GFQjTw
第6楽章 - ジーグ

一気に覚醒してしまったようなみほに驚き、戸惑いながらも目の前に跪き相変わらず自分の分身を口の中に咥えたままのみほを見つめていた。

分身から発せられた液体を喉の奥で受け止め、そのまま飲み込んでしまったようだった。みほの頭を撫でながら『もう大丈夫だよ』の合図を送る。唇の隙間から舌を突き出すと分身の先端から根元まで何度も往復した。それは人間を除く哺乳類の母親が産まれたばかりの子の全身を舐めている行為を思い出させた。

或いは、バッハのピアノ独奏曲『パルティータの第6楽章』に限らず、組曲やソナタの最終楽章に使われる『ジーグ』を模した『みほなりの儀式』にも感じられた。

みほの覚醒は意外な進化を遂げたことも驚きだった。嫌悪感すら抱いていたフェラチオという行為が、まるで別人のようであったからだ。

「みほ、ありがとう。素晴らしい反応だった」

「ああん、ヒロ様。。。わたしもこんなに感じたことは初めてです」

「そうか、それは良かった。もしかして、みほは普通のセックスしか経験してないじゃないかと感じたよ」

「はい、初めてお会いした方とこんなことしたなんて。。。自分でも信じられません」

「ロマンティックに言えば、初めて視線を交わした瞬間に心の中を読まれた。。。いや、鏡の世界に連れて行かれた。。。こんなことをしているのは自分じゃなく鏡の中の世界にいる分身だから」

「鏡に映った姿を見るたびに、どんどん感じてしまい。。。」

「そして、お漏らしまでしてしまい、更にか?」

恥ずかしそうに頷くみほの両手で引いて立ち上がらせると、ポケットからハンカチを取り出しみほの洪水の余韻を優しく拭いた。

最初は何が起きたのか気付かなかったみほだが、一瞬で冷静さを取り戻した。

「いけません、ヒロ様のハンカチが」

「心配しなくていいから、水で濡らした方がいい。ワンピースやシートを汚す訳にいかないだろ」

「申し訳ありません、ヒロ様お優しい」

大洪水を起こしてしまった自分自身を拭く姿は恥ずかしいのか全裸に緊縛、ブーツ姿のままみほは本来の正しい使用のためにあるトイレに腰を落とした。

「みほはフェラチオが嫌いだと言ってたよね」

「はい、口の中にものが入るのが嫌でしたし、喉に違和感を感じると言うか。。。」

「最初はぎこちなくて、歯が当たったりしたけど、今のフェラは絶品だった、まるで別人のようだったよ」

「そうでしたか、最初は気持ち良くなかったですよね、表情でわかりましたよ」

「それは悪かった、でも今は最高のディープスロートだし、フェラまで短時間で覚醒してしまったんだな」

「今は一生懸命でした、感じていただきたくて。でも、理由はわかりませんが、今後はそんな感情にならない気がします」

「みほ?さっきも聞いたけど、今まで普通じゃないセックスって経験した?」

「前にもお話ししましたが、わたしはどちらかと言えばコンサーバティブで冒険しないと言うか。。。性にも奥手と言うか。。。お外と言うか、こんな場所で。。。」

みほが言葉を終える前に唇を奪った。激しく唇を貪り合うことなく、ゆっくりとお互いを感じながら、そして唇同士を離しても一筋の唾液の糸が繋がるようなディープキスをした。

「こんな場所で?あのドアの向こうは普通に車が行きかい、歩行者もいる。そして、あのドアの内側では官能的な世界が。。。」

「はい、冷静に考えるとすごい冒険。。。」

「それに立ったままってないだろ?」

「あんなに後ろから激しくされたことも」

「違うぞみほ、おれはただ立っていただけだよ」

「えっ?」

「立ったままでいただけで、みほが勝手に。。。感じるままに。。。言葉を掛けただけで反応したんだよ」

「ああん、恥ずかしい。。。そんな恥ずかしいことをしてたんですね?」

「恥ずかしがることはないよ、おれが掛けた魔法に掛かってしまっただけだ」

「頭の中がずっと真っ白で。。。でも、ヒロ様の声に導かれて」

「みほ、そろそろ出掛けよう」

みほの乳房を見ると少し鬱血しているように見え、一旦縄を解いた方が良いと判断した。

「みほ、一旦縄を解こうか?」

「え?もう少しこのままじゃだめですか?」

「縄の痕跡がくっきり残って消えなくなったら大変だ、ウエディングドレスを着て跡が見えたら大変だ」

「再婚同士なので内輪だけで。。。それにドレスも予定してないんで」

「そうか、でも理由は違うんじゃない?かおりは緊縛されたままワンピースで連れ回さてないからだろ?」

「そうかも知れませんが、せっかく縛っていただいたのでもう少しこのまま」

やはり意識の中にはかおりがいるんだと感じた。この世界にみほが興味を持ち、勇気を振り絞って見ず知らずの男に連絡をくれたことからもかおりの存在の大きさを理解した。決断をするまでには何度も何度も繰り返し調教日誌を読んだと教えてくれた。その言葉のとおり、会話の内容や行動の内容を全て暗記してるのではとも思わせてくれていた。

かおりに体験させた行為のすべてが『前奏曲』となり、これからみほに体験させる行為が『パルティータ』として舞曲を繋いでいくのだと実感し、その責任を感じていた。

「みほ、じゃあワンピースを着て出掛ける仕度をして。変えの下着は持って来てるか?」

「いえ、後で下着を選んでいただく積もりでいたので」

「ブラは?家を出るときからノーブラだった?」

「ブラは途中で寄ったコンビニで外しました。女って器用なんですよ、ワンピースを着たままスルッと外せるので」

「わかった、じゃあ下着は後で買いに行こう」

「本当は、かおりさんと行かれたお店の店長さんにお会いしたいんですけど無理ですよね?」

「呆れた奴だなぁ、緊縛されたまま行くつもりか?」

「店長さんから『調教ですか?』と聞かれてみたい」

「本当に呆れた奴だ。昨日はもしかしたら『やはり辞めます』ってドタキャンされるかと思ってたのに。でも、同じ店は無理だな、距離が離れ過ぎてる。それより早く支度して、床の掃除をしちゃうから」

多機能トイレのため車椅子の方やオストメイト対応になっていた。シンクに備わったシャワーを拝借し、みほがお漏らしした辺りを水で流した。

「ヒロ様。。。ボタンが留まりません」

みほを見ると前開きのワンピースの胸元が開いたままだった。乳房の根元に幾重にも縄を廻し縛り上げたためワンピースの胸元のボタンが留まらずに開きっ放しになっていた。

「みほ、そのままで行くか?それとも縄を解くか?」

「ヒロ様はどうして欲しいですか?ご指示に従います」

「わかった、少し鬱血してるし一旦解こう。胸を圧迫しないよう縛り直すからワンピースを脱いで」

黙って指示に従うみほは、ワンピースを再び脱ぐとベイビーベッドにそっと置いた。下着はお漏らしのせいで履くことが出来ないから、乳房の形状を崩さない亀甲縛りにしようと判断した。

「じゃあ、鏡の正面に立ってごらん、今度は目を閉じずに見てて」

再び全裸にブーツ姿のみほの縄を解いて行く、乳房にはくっきりと縄痕が残り白い肌を部分的に朱に染めていた。緊縛から解き放たれた乳房には再び重力が加わり、みほの身体の動きにシンクロし上下左右に揺れ動いた。

「ほら、こんなに痕が」

「ああん本物のM女になったみたいで嬉しいです」

「想像以上だよみほ。可愛いM女だよ」

タージマハールの屋根を形成した麻縄でみほを亀甲縛りに変えた。今度は乳房だけではなく、股縄槌もくぐらせた。悪戯を隠した少女のようなツルツルの股間が、縄を一層股間を際立たせていた。

「みほ、どうだ?」

再び縄化粧により縄酔いをしたような表情に戻ったみほに問い掛けた。

「。。。」

何も言葉を発せずに頷くみほは、ついさっき拭いたばかりなのに再び蜜を溢れさせてしまっていた。この多機能トイレに忍び込んでから、そろそろ一時間になるだろう外に止めたロードスターのパーキングメーターが気になり始めた。こんな所で駐車禁止になったら興醒めしてしまうから、みほのクリトリスを少しだけ愛撫しワンピースを再び着るよう指示した。

乳房の形に変化を与えない亀甲縛りの縄は、みほが前開きのワンピースのボタンを留めることに問題を与えなかった。ただ、ところどころ縄の直径がワンピースを部分的に押し上げていた。遠目に見ればデザインのアクセントにも見えなくはないが、マニアが見ればワンピースの下は緊縛されていることが一目瞭然だろう。

ロードスターのパーキングチケットの時間を確認すると後7分残っていた。それが意味することは、僅か53分でみほは本物のM女の振る舞いを身に付けてしまったと言うことだった。

 
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2018/12/02 01:30:49(MwJwl844)
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