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効き過ぎるほど空調が効いているのは12月だというのに8月と変わらない出で立ちのショップ店員たちのためだろうか? 空調と自身の身体に与えられた刺激のせいだろう、あおいは少し火照っている様子だった。
槌 「そうだ、イタリア人がやってるジェラートの店に連れて行ってくれないか?」 槌 「いいですね、すごく美味しいですよ」 槌 「店内でも食べられるのかな?」 槌 「どうだったかしら、ごめんなさい覚えていません」 少し外の冷えた空気を吸いたかったし本格的なジェラートも味わってみたいと思ってた。クリスマスにジェラートも悪くないだろう。 ガールズバーやバル、居酒屋が軒を連ねる路地を行くとほどなく目的のジェラートの店が現れた。残念ながら店舗の中にテーブル席やベンチは無く、日が落ち気温が下がっている中では身体を冷やしてしまうからとジェラートは諦めた。 「美味しいコーヒーでも飲みたいな槌」 大通りから数ブロック奥に入った路地を抜け出して大きな交差点に戻ると角のビルに槌直火焙煎とハンドドリップに拘り、更にスフレパンケーキで人気の珈琲店の看板を見つけた。 エレベーターの中で軽く唇に重ねる間にエレベーターの扉が開いた。珈琲店はビルの2階だから仕方のないことだ。 「いらっしゃいませ、お二人様でしょうか? ご案内します」 格式のある珈琲店とのギャップを感じるほどの若く可愛いらしい、見た目がギャルっぽい印象を与えたウェイトレスがスムーズに接客してくれた。前言撤回をしなければならないほどの応対に、店の格式に合った接客が身について槌いいると感じさせるほどだった。 ウェイトレスが選んでくれたテーブルは、大通りに面した窓際のテーブル席を抜けて一番奥にあるテーブル席だった。ふたつのチョイスは向かい合わせのテーブル席と半円に孤を描くテーブル席だった。迷うことなく横並びに座れる半円のテーブル席を選んだ。 メインフロアからは死角になり、更にテーブルに置かれたメニューが、ある程度の大胆な悪戯を隠してくれると思えたからだった。 「ご注文はお決まりですか?」 「ハウスブレンドと織姫ブレンド、あとスフレパンケーキをお願いします」 槌テーブルに右肘をつくと槌、左手を右手の下をくぐらせて右隣に座るあおいの左の乳首に伸ばした。ウェイトレスの視線はメニューに注がれていたため、目の前に座り注文をする男がそんなことをしているとは気付かないだろう。 「かしこまりました、スフレパンケーキはお時間を頂戴します。コーヒーはスフレパンケーキとご一緒にお出ししますか?」 真っ直ぐに目を見詰めて注文を確認しているため、左手の指先が懸命にニットを押し上げるあおいの乳首を槌包み込んでいることは視界の外だろうと感じていた。 「コーヒーは先に出してください」 「かしこまりました」 丁寧に一礼するとウェイトレスは半円に孤を描くテーブル席を離れた。 「もう、本当に悪戯っ子さん。ドキドキしちゃいました」 「大丈夫だよ、ちゃんと視線の動きを見極めてたからね。でも、本当にベストスポットに案内してくれたよな」 「お店自体がプライバシーを考えてレイアウトされてますね」 「初めて来たけど気に入ったよ」 この槌珈琲店の人気の理由であり特徴であるハンドドリップでコーヒーをいれてくれるから、しばらくウェイトレスは来ないだろう。テーブル上に立てかけられた大きなメニューが創り出す死角をいいことに更に大胆にあおいの乳房の感触を楽しんだ。顔を近づけて唇を重ねる姿も死角で見えないようだった。 「あおい、アナスイみたいな箱を出してごらん」 槌プレゼントの袋から黒いボックスを受け取るタイミングでコーヒーが運ばれて来た。 「織姫ブレンドのお客様」 あおいは、ウェイトレスに微笑みながら手を上げた。 「お待たせ致しました、スフレパンケーキはもう少々お待ちください」 コーヒーを置いたウェイトレスが立ち去ると悪戯の時間の再開だ。ボックスからローターを取り出すと乾電池を二本リモコンに挿入し、振動するローターをあおいに握らせた。作動音を確かめるためにゆっくりとダイアルを回すと、ローターが元気良くあおいの手の中で暴れ始めた。 「結構音がするんですね」 手のひらで振動するローターを見つめながらあおいが呟いた。その手を掴むと左の乳首に誘導しながらダイアルを更に時計周りに進めた。小振りではあるが全神経を集めるほどの敏感さを持つと自覚する左の乳首に伝わる振動に目を閉じ受け入れていた。 「これを使って乳首やクリトリスで感じて欲しいね」 「。。。。」 無言で頷くあおいから視線を左に向けると、スフレパンケーキが運ばれて来るところだった。ダイアルを反時計周りに戻すとパンケーキのプレートがテーブルに置かれた。 手の中に包み込んだローターをあおいから受け取ると、あおいは手際良くパンケーキにナイフを入れメイプルシロップを回すようにパンケーキにかけた。 「食べてくださいね」 しっとり感とふわふわ感が絶妙にバランスされた口触りは、どことなく乳房の感触を思わせた。あおいが切り分けたパンケーキを口に運びながら、あおいの乳房の感触を同時に楽しんでいた。 「さあディルドを握ってごらん、袋から出さなくていいから」 「。。。。」 右手をディルドに伸ばしたあおいは形を確かめているのか、先週噴水のある丸ノ内の公園で咥え込んだ分身を思い出しているのか一切の感情を見せなかった。左手であおいの乳房を少し強く包み込むと目を閉じて手の動きを楽しみつつも、声を出せないことに苦痛の表情を見せた。 「思い出したかおれの分身のことを? 同じ形とサイズだろ?」 「えぇえ、グレッグさんの方が大きい」 「じゃあ左右の手で比較してみたら」 右手でディルドを、そして左手を分身に伸ばし形やサイズを確かめ始めた。隣同士で並んで座れる半円の孤を描くテーブル席のメリットを最大限に利用した。 「やっぱりグレッグさんの方が大きい」 「直に触ってないだろ? スーツの生地の分大きく感じるだけだよ」 左手で乳首を転がすように弾きながら、右手をニットのワンピース槌に忍ばせてあおいのクリトリスをストッキングの上から触る。指先に水滴が付着すると思えるほど蜜はとめどなく溢れ続けていた。 「縛ってやろうか?」 あおいのクリトリスを刺激した右手と乳首や乳房を弄ぶ左手を戻すとネクタイを外した。パープルとベージュの槌レジメンタルストライプは、ワインレッドのニットのワンピースとカラーコーディネートしたかのようだった。 あおいの背中を少し押し、背もたれに左右の手を後ろ手に組ませるスペースを作り、ネクタイできつく手を縛り上げた。両手の自由を完全に奪うと大胆にあおいの乳房を揉み、乳首を抓ってみる。喘ぎ声を漏らさないように苦痛の表情を見せたあおいはまるで縄酔いしているようだった。 「どうだ自由を奪われて抗うことも出来ない」 左手の人差し指と中指に見立てて、あおいの唇を塞ぎキスを思い起こさせる。止められない感情に突き動かされたのだろうか、あおいは二本の指をペニスに見立てて唇を開き舌を絡めながら口の中に招き入れた。 学生時代にオーケストラに所属しフルートを吹いていたと言う生まれたてのM女は、こんな表情で無伴奏フルートのためのパルティータを吹くのだろうかと感じた。
2018/12/27 20:37:37(P03Ff54B)
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