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1:嗜虐の求婚 ④
投稿者:
司馬 名和人
それから鬼八は由香を布団の上に仰向けに寝かせた。そしてその屋根裏部屋の押入れを開けたのである。
その押入れの中からあるものをらを取り出すのである。 それらは竹ざお、壷のような陶器の入れ物そして風呂敷である。 鬼八はそれらの品物の中からまずは竹ざおを取り出しながらおひるに呼びかけるのである。 「おひるさん。このおゆうさんの足を開かせて押さえていてもらいたいんだが」 その鬼八の言葉におひるは頷くと閉じられている由香の足にまとまとわりつきながら猫なで声で由香にこう言うのである。 「おゆうさん。ねえいい子宝。アンヨを開いて遅れよ」 由香は悲しそうな顔をしながらも大人しく両足を静かに開くのであった。それをおひるは押さえながら竹ざおを持った鬼八に次のように呼びかけた。 「鬼八さん。どうぞ」 それに頷いた鬼八はその竹ざおの両端に開かされた由香の両足首を別の縄でくくり付けたのである。 この結果、由香の股間の女の秘所が露にされたのである。 その由香の秘所をおひるはじっと見つめていたがやがてため息をつきながら言った。 「フウウウウ、それにしてもまるで小娘みたいに初々しいね。同じ年のあたいなんか既にボロボロだからね」 そのおひるの嘆きには鬼八は何も言わずに由香の股間の秘部を眺めていたがやがて指でそこをまさぐり始めたのである。 「ウウウウウウウウウウウウウウウ」 鬼八にまさぐられた由香は当然のことに呻き声を上げたが鬼八は構わずに呟いた。 「ふむふむ。昨日よりは柔らかくはなっているな」 それから鬼八はおひるに向かって「おひるさんはおゆうさんの上半身をじっくりと可愛がって下さいよ」 「あいよ」とおひるはそう答えるとやおら由香の顔の方に近づくと添い寝するような格好になりながら、由香の肩先から首筋にかけて口をつけていくのである。 「アアアアウウウウウウウウウウウウウウ」 「アアアアアアフウウウウウウウウウウ」 おひるの愛撫によって喘ぐ由香を見上げながら鬼八は何も言わずに黙々と由香の股座を指で撫でさするのである。 それから鬼八は例の壷のようなものを引き寄せるとその中に指を突っ込んで手に取るのである。 「おゆうさん。これが何だか判る会。これはね、尼泣かせと言ってね。いろいろな薬草、随喜、山芋、唐辛子などを練り合わせたものでね。フフフフフフフそれこそ、その名前の通り、尼さんでさえ、女の大事なあそこに塗られると男が欲しいほしいと泣くと言うしろものだよ」 鬼八はそのようなことを薄笑いを浮かべながら呟き、更に「この尼泣かせをあんたのあ そ こ にじっくりと塗りこめてやるよ」と言うのである。 「フフフフフフフ、それは楽しみだねえええ」 おひるはそのように言いながらおひるの両乳房を手と口で愛撫していくのである。 「じゃあいきますよ。おゆうさん」 鬼八はそのように言うなり、手に取っていたその淫らな塗り薬を由香の股間の女の秘部に塗りこめて行くのである。 「アアアアウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」 その尼泣かせと言う薬を塗られた瞬間に由香は異常な感覚を覚えて叫び声を上げながら身を仰け反らすのである。 「ああああかかあ痒いいいいいいいいいいいいいいいい」 由香はそのが塗りこめられた股間に物凄い痒みを感じていまにも狂いそうな感じを受けたのである。 「ヘヘヘヘヘヘヘヘヘエエエエ、つらいのも今のうちだよ。やがて段々とあ そ こ を男の一物で貫いて欲しい欲しいと願うようになるよ」 鬼八はそのようなことを言いながら更に指で由香の女の源泉を弄ぶのである。 「ああ会うウウウウウイイイイ」 「アヒイイイイイイイイイイイイイ」 「カユイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」 由香は股間に変な薬を塗られた上で更に上半身をおひるに、下半身を鬼八に責められてもはや、武家の女、旗本の妻であった誇りも忘れて喘ぎ声を出しながら身悶え続けるばかりであった。 「おおおお願いですううう。ここのここに何とかううううううううううう」 「うん、難だね。おゆうさん。何をしてほしいのだね」 鬼八がわざと惚けたように言うとおひるも「そうだよ。おゆうさん。人にものを頼むときはちゃんと判るようにいわなければ」と微笑しながら由香の耳元で囁くのである。 「だだからここにい入れてく下さいいいいいい」 「だからさ、どこに何を入れれば良いんだい。そこをはっきりと言ってくれなくちゃ」 「ととにかく、く薬を塗られたとところをな何でもいいですからか掻いて下さいいいいいい」 由香は悶え苦しみながら、ようやくそこまで言ったが鬼八、おひるはまだ容赦しなかった。 「それだけじゃ、まだ良く判らないよ。そうだね。鬼八さん」 おひるがいかにも意地悪そうな表情で言うと鬼八も頷いて依然として由香の股間を指でまさぐりながら言った。 「さあさあ。おゆうさん。ご自分の股間の女の源泉たるあ そ こ にアレを突っ込んでほしいならそうはっきりといいなさい」 「そんなあああ、そんなああ恥ずかしい意ことを言ううなんて、わわたしにはととても」 「できねえと言われるのでしたら。このまま我慢するのですね」 鬼八はそのようにわざと突き放したように言うと由香は更に身をのけぞらしながら息もたえだえになってついに「言います。言いますうううう」と叫ぶと「ゆ由香のわたしの女のxxxxにxxxxxxをい入れて下さいいいいいいいいいいいいいいいいいい」と叫ぶのであった。 その由香の叫びに鬼八はニンマリとして頷きながら「判った。おゆうさん。あんたのお望みどおりにしよう。但し」 鬼八はそこで言葉を区切ってから更に言葉を続けた。 「あんたの操だけは汚してはならないと恵比寿屋の差配さんやここの女将さんから言われているのでね。残念ながらおいらの一物を使うことはできないが、その代わりにものをあんたのあ そ こ に突っ込んでやるよ」 鬼八はそのようなことを呟きながら近くに置いてあった風呂敷袋を解くのであった。 鬼八がその風呂敷袋の中から取り出したのは幾つかの代償取り混ぜた張り型であった。鬼八はその中から適当なものを手に取ると依然として身悶えている由香に向かってニタニタしながら言った。 「ヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ、俺の一物の代わりにこいつをあんたのあ そ こ に打ぶち込んでやるから楽しみに待っているんだな」 「ウウウウウウウウウウウウ、かかかゆういいいいいいいいな何でもいいからととにかくななんとかしてえええええええ」 「ははやくうううううううううううううううううううううううううううううううううう」 由香はすっかり、武家女の慎みも忘れてそのようなことを叫ぶのであった。 そんな由香の様子に由香の上半身を口と手で愛撫していたおひるはやや呆れたように由香に囁くように言うのである。 「おゆうさん。あんたそれでもお武家の出だろう。そんなハシタナイことを言うもんじゃないよ」 それでも由香はそのようなおひるのカラカイの言葉も耳に入らない様子で依然として身悶えながら大声で呻き声を出すのである。 「判った。判った。だからそんなに大声を出すなよ。ヘヘヘヘヘヘ、外まで聞こえるだろう」 鬼八はそのような嘲りの言葉を言いながら手にした張り型を例の尼泣かせと呼ばれた薬を塗られた由香の秘所にゆっくりと押し当てるのであった。 「ああああううウウウウウイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」 その瞬間、案の定、由香の口から劈くような悲鳴が聞こえてきたのである。 それから鬼八はゆっくりと張り型をゆっくりと抜き差し始めたのである。 「アウウウウウウウイイイイイイイイイイイ」 「ウウヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」 鬼八が張り型を由香の女の秘部に抜き差しするたびに由香は喘ぎ声を出してのた打ち回るのであるが、やがてその喘ぎ声の調子も段々と変わっていくのである。 その由香の様子を眺めながら鬼八はニヤリとしながら口を開いた。 「ヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ、おゆうさん。段々と気持ちよくなっているのじゃねえかい」 由香はその鬼八の言葉には何の返事もせずに依然として喘ぎ声をだして悶えるのである。 それから鬼八は段々と由香の股間の秘所に差し入れしている張り型の動きを早めてゆくのである。そうすると由香の喘ぎ声が再び高くなるのは当然であった。 「アアアヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」 「アアウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」 「アウウウウウウウウイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」 由香はそのような周囲も憚るような呻き声を出しながら大きく身を仰け反らしてのた打ち回り、上半身を愛撫しているおひるが一時跳ね飛ばされそうであった。 「フフフフフフフフフ鬼八さん。それにしても凄いね。この人」 おひるがやや呆れ顔で呟くと鬼八は唯黙って薄笑いを口元ににじませながら依然として張り型の出し入れを続けたのである。 やがて由香の呻き声が更に甲高くなったかと思うと次のようなことを叫び始めるのであった。 「あああああああいいいいいいいいこのおおままではあああああわたくしはあああああ」 「いい手エエエエエええしまうウウウウウウウウウウ」 その由香の言葉を目ざとく聞きつけたおひるは素早く由香の耳元に近づくと「おゆうさん。何がいくううんだい。気をやりたいのかい」と囁くように言った。 「イイイイイキイイタアアアアアイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」 由香がそのように更に大声で叫ぶように言うと何を思ったのか、それまで激しく由香の股間の秘部に張り型を抜き冊子していた鬼八が急にその動きを止めたのである。 「フウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」 そのようなため息ともつかぬ声を出しながら由香はやや気が抜けたように体を布団にどっと仰向けに倒れこむような形になったがその時に由香は何だか物足りなさそうな視線を鬼八に向けているのである。 「ヘヘヘヘヘヘヘヘヘ、おゆうさん。何台、その目は。何だか恨めしそうじゃないか」 その鬼八のカラカイの言葉に由香は顔を赤くして背けたがおひるはさも愉快そうに笑いながら言った。 「そりゃそうだよ。おにはちさん。気をやりそうになる寸前にあんたが急に動きを止めるもんだから。気持ちが中途半端な状態で放っておかれたのだから、」 そのおひるの言葉に由香はますます顔を朱に染めているのである。 「へええ、そりゃああすまなかったなああ」 鬼八はそのようにわざと惚けた調子で言うのである。 それから鬼八は手にしている張り型を上下に動かし始めた。 「アウウウウウイイイイイイイイイイイイイ」 由香が再び激しく身を悶えさせながら喘ぎ声を出したのは言うまでもない。そしてまたまた由香の気分が絶頂に千佳ずく寸前でまたまた急に張り型の動きを止めたのである。 「鬼は地産。これじゃおゆうさんには酷じゃないかい」 おひるはそのように言ったがその表情はさも愉快そうであった。そして由香は無念そうな表情でハーハーと荒い息をしているのである。 それからしばらく、その後も幾度と泣く鬼八は張り型を由香の股間の秘部に差し入れたままそれを上下に激しくうごかしては由香が気をやる寸前で止めるといういわゆる寸止めを由香に味合わせたのである。そしてそのたびごとに由香は呻き声をあげながら身体をのた打ち回らせたのである。 そして何度目かに由香が絶頂寸前になった時にに鬼八はにやりと微笑して由香に囁くように「それじゃあ、今度こそ、おゆうさん。あんたを極楽に導こうかね」と言って追い込みにかけるように更に激しく張り型を動かしたのである。 「アアアアアアアヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」 「イイイイクウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」 「あああああいいいちゃああああううううううううううううううううううううううううううううううううう」 由香はそのような喘ぎ声を叫ぶようにだして尚も一層、上半身をくねらしたかと思うとやがて空気が抜けたような状態になったのである。 そんな様子の由香の表情を覗き込んだおひるはいかにも告白そうな笑みを浮かべながら「鬼八さん。どうやらいったみたいだよ」と鬼八に声をかけるのである。 「ヘヘヘヘヘヘヘ、これまた派手に女の汁をだしたもんだね」 鬼八はそのようなことを呟きながら既に張り型を抜いたあとの由香の秘所を眺め眺めながら懐紙でそこを拭い始めたのである。 おひるも懐紙で由香の顔の汗を拭ってやりながら由香の耳元で囁くように言った。 「フフフフフフフフフおゆうさん。だいぶ満足したみたいだね」 そのおひるの言葉に由香は荒い息をしながら黙っていた。そんな様子の由香を眺めながら鬼八が次のようなことを何気なく言うのである。 「おゆうさんよ。こちとらが苦労してあんたを満足させたんだ。今度はあんたが俺を満足させて欲しいものだね」 「えええそそれはその?」 由香が薄く目を開けて訝しげに言うと鬼八はニヤニヤしながら次のようなことを言うのである。 「実はなああ。先ほどから俺の股間の一物いやお宝様が膨らんでしまったのだよ。だからおゆうさん。あんたに少しこの膨らみを静めてもらいたいんだよ」 「そそれは」 「そうは言っても名。前にも話したようにあんたの操を汚してはならないと差配さんや女将さんより言われているんでね。それでどうしようかと考えてね。それであんたの下の口で慰めてもらうのは諦めるとしてね。その代わりに上の口で慰めてもらうことにしたんだよ」 その鬼八の言葉の意味がよく判らずポカンとしていたが、その横にいるおひるはその鬼八の言葉の意味が判ったらしく、ケタケタと笑い始めるのである。 「アハハハハアハハハハ、アハハハハハハハハアハハアハ。これはいいや。このこのお武家のいや元お旗本の奥方様に、鬼八さん。ほんとうにそんなことをやらせるつもりなのかい。アハハハハハ、こりゃ傑作だ」 それでも由香はよく判らず相変わらずきょとんとしていた。そのような由香の耳元に口をつけながらおひるは鬼八の言葉の真意を伝えたのである。 そのおひるの話を聞いていた由香の顔はすぐに驚きの表情となり更にすぐに怒りとも屈辱ともなんともいえない険しい表情になった。 「そそんなわわたくしのく口でここの人のこ股間のこ強張りをな舐めてな慰める。そそんな」 由香はそう言ったきり顔を赤くしてもうあとの言葉が続かなかった。 「そうは言うけどおゆうさん。男のあそこを口と舌で慰めることをあたいらの間で尺八と言う宇野だけど。あんただって旦那に対してやったことはあるんだろう」 おひるがニタニタしながらそのようなことを言ったが由香は顔を伏せたまま小さい声で呟くように言った。 「わわたくしはお夫とそのようなことは一度もしておりません」 「へえええ、でもあんたのご亭主は遊蕩の挙句に吉原の遊女と逃げたんだろう。そんな亭主と尺八ぐらい一度もしていないのかい」 そのようにおひるがやや驚きながら言うと由香は俯いて小さい声で「はい」と答えるのである。 「フフフフ遊び好きの男でも女房に対しては余りそう変なことはしないもんだ。おひるさん。まあこの人の言う通りだろう」 鬼八は独り言のようにそのように呟いたあとで更に由香に向かって言った。 「そうは言っても、尺八は女郎としては最低限に身につけてもらわねばならない技だ。フフフフ丁度良いや。これから俺の一物で稽古するんだな」 その鬼八の言葉におひるも頷いて「そうだよ。おゆうさん。この人の言う通り。尺八一つできないと一人前の女郎とはいえないよ」と諭すように言うのである。 それでも由香はいやいやするように首を左右に振って叫ぶように言った。 「いいい嫌ですうううう。わたしにはそそんんなおおぞましいことをやるなんて」 その由香の言葉におひるの表情が険しくなった。そして声を低くして「おゆうさん。あんたそんなことを言ってもいいのかい」と詰め寄るように言った。 由香は顔面蒼白になったがいやいやするように顔を左右に振るのである。 その時である。鬼八がやおら由香に近づいたかと思うとあっと言う間に由香の曲げを掴んだのである。 「ああああ、な何をすするのです」 それには何の返事もせずに鬼八は片方の手で由香の曲げを掴む一方で、もう片方の手で自分の股間を肌蹴た。当然のことに鬼八の外見に似合わない隆々ととした立派な弾痕が露になった。由香は息を飲んでそれを見つめていた。 「つべこべ言わずにとにかくこれを慰めてもらうよ」 鬼八はそう嘯くとおのれの弾痕を由香のいかにも上品そうな口に押し付けたのである。 「ムウウウウウウウウムウウウウウウウウウウウウ」 由香は最初のうちは口を閉じて抗ったが鬼八が強引に弾痕を由香の口にねじ込んだのでついに由香はその鬼八の醜悪な肉塊をおのれの口に受け入れてしまったのである。 それから鬼八は由香の口の中に押し込んだ弾痕を上下に動かし始めるのである。由香の曲げは依然として鬼八に掴まれ、更に背後からはおひるに両肩を押さえられて由香は身動きすることが出来ないのである。 「ムウウウウウウウウウウウウウウウムウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」 「さあさあおゆうさん。舌を使って俺の一物をしゃぶるんだよ。とにかく、俺が満足するまで、これを引き抜かないからな。とにかくこれを引き抜いてほしければ早く俺の性汁を口で受け止めるんだな」 鬼八はそのようなことを言いながら弾痕の動きを更に強めるのである。やがて由香はついにおのれの舌で鬼八の一物をしゃぶるようになっていった。 「ううううううううううう、気持ちが段々良くなった。おゆうさん。その調子だよ」 鬼八は満足したようにそのように言い、やがて「あああもう我慢できねえや、もう出そうだ」と呟いた。 その鬼八の様子を察したおひるは由香の耳元でこう囁いた。 「いいかい、おゆうさん。鬼八さんの汁はあんたのその口でしっかりと受け止めるんだよ」 「ムウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」 そうしてついに鬼八は自室しておのれの精液を由香の口に放出したのである。 由香はそれをおのれの口に受け入れた。それを見ていたおひるはすぐに「いいかい。全部それを飲み込むんだよ」と耳元で言った。 由香は必死にそれを言われるがままに飲み込んだのである。 「ゴックン」 由香の喉がそのように鳴ると鬼八はニンマリと笑みを浮かべて「おゆうさん。良くやったよ」と言いながらやがて由香を抱き寄せて頬刷りするのである。由香は放心したように鬼八のされるがままになった。 こうしてようやく、その日の仕込み[調教]が終わったらしく、鬼八は一旦、由香の縄を解い手拭で全身汗だくになった由香の体を拭ってやった。しかし、それが終わると再び鬼八は由香を高手小手・後手に緊縛した上で由香に申し渡すように言った。 「気の毒だが、今宵もあんたには随喜の股縄を掛けさせてもらうよ」 その言葉の通り由香は再び股間に肥後随喜の股縄を施されたのである。そうしてようやく、寝ることを許されたのである。 そしてそれからは連日のように昼間はおひると女同士の交わりを強いられ、夜は股間の女の秘部に張り型責めを受けて最後に随喜の股縄を施されると言う調教を受けることになったのである。 そして、そのようなことが約十日程続いたのである。 嗜虐の求婚 後編 5、 それから、約十日程の日々が経た日の朝。 その日もその前の晩に由香は股間の女の秘部に随喜の股縄を施されて煎餅布団の上に寝かされて、一晩中、緊縛された身を身悶えさせたのである。そしてそのようなまんじりともしない状況でまたいつものように鬼八とおひるにたたき起こされるのである。 それまたいつものように由香は鬼八に厠に連れてゆかれて、用を足し、更に井戸の側まで連れてゆかれてこれまたいつものように体を清められた。 それから屋根裏部屋に戻って既に用意された朝餉を済ますのである。 そしてそれが終わり、これまたいつものように改めて由香は鬼八から縄を打たれるのである。そしてその日は由香を改めて後手に緊縛した鬼八が言い渡すように由香に言った。 「今日は、これからこの屋根裏部屋でなく、下の部屋で俺の仕込みを受けてもらうよ。いいね」 「ええ」とウツムイテイタ由香は思わず顔を上げて鬼八に問い返すのである。 いつもの日程ではこの屋根裏部屋で夕刻までおひると女同士の肉の交わりを強いられるからである。 「ヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ、まああんたへの仕込が始まってからだいぶ時間も立ったことだし、もうそろそろあんたへの仕込みのやり方を変えても言いころあいだと思ってね。それに」 鬼八はそこで言葉を区切ってから意味ありげに微笑しながら更に言った。 「実はね。今日はあんたに会いたいと言うお客が来るんだよ」 鬼八はそのようなことを言いながら由香の縄尻を持ってその屋根裏部屋から連れ出したのである。 由香は鬼八に縄尻を取られながら久しぶりに屋根裏部屋から連れ出されて遊郭・牡丹屋の廊下を全裸で緊縛された身を歩かされた既に昨晩からの客たちも全部帰ったらしく。郭の中は閑散としていた。やがて由香はある部屋の襖の前まで連れて行かれたのである。 「おひるさん。頼みますよ」 その鬼八の言葉に頷いたおひるは黙ってその襖を開くのである。そして鬼八は由香に「さあさあ入るのですよ」と言って由香をうながすのであった。 その部屋は宴会にでも使われるようなやや大きめな座敷であった。由香がそこに入ると牡丹屋の女将であるおもんが微笑しながら待ち受けていた。 「ああ、あんた久しぶりだね。それよりも鬼八さん。既にもう来ているよ」 おもんが由香を横目で眺めながら由香の縄尻を持った鬼八に囁くように言うとその座敷の奥から男の声がかかった。 「おおお、待ちかねたぞ」 その声のする方を由香がそっと見るとその座敷の奥のの方に三人の町人らしい男たちが既に膳を囲んで酒を飲んでいた。 そして由香はその三人の顔を見て顔色がさっと変わった。 「あああなたたちは」 その三人の男たちはニヤニヤしながら驚きの表情を見せる由香を愉快そうに眺めるのである。 その三人とは由香を巧みにこの牡丹屋まで連れてきた女衒の源蔵、その兄である口入屋恵比寿屋の元締めの藤蔵、そして例の公事師の権兵衛の三人である。 「ヘヘヘヘヘヘ関口の奥方様。お久しぶりですね。元気にしておりましたか。フフフフ今日は兄貴の藤蔵とあなたも知っておられる権兵衛さんと一緒に連れ立って来ましたよ」 「ヘヘヘヘヘヘ、わたしも奥様のその後が気にかかりまして。へい、それでお元気のようで」 権兵衛がそのようなことを言ってペコリと言って頭を下げると傍らの藤蔵も「ヘヘヘヘヘ、それで俺も一緒に三人で久しぶりに奥方様のお顔を拝見に来たと言う訳ですよ。ああいけねえ。いまはおゆうさんと言う生んだね」 そのように三人は言ってからからと笑うのである。 由香は思わず、この三人を睨みつけた。この三人が結託して由香をこのような苦界に落としたのであるから憎み見ても足らない存在である。 「へへへへヘヘヘヘ、おお怖い。そんな顔をしなさんや」 源蔵がそのようにややおどけて言うと鬼八がやや苦い顔をして由香に言った。 「おゆうさん。差配さんにそんな顔をしてはいけないな」 「そうよ。この方たちはこの牡丹屋にとって大事なお客なんですからね」 女将のおもんも苦々しいそうに由香に言うのである。由香はもうただただ押し黙るのであった。 それから、鬼八は一応、由香を三人の前に正座させてから言い渡すように言うのである。 「今日、朝にも関わらず、この方々がここにお見えになられたのはね。おゆうさん、今日までのあんたへの仕込みの具合を確かめるためにわざわざお見えになられたのですよ」 「エエエ、仕込みの具合?」 「ヘヘヘヘヘヘヘ、そんんな顔をしなさんな。昨日まであんたが俺たちと一緒にしていたことをこの人たちの前でやって見せればいいんですよ」 「そそれは」 尚も、由香が怪訝な表情をしているとおもんが薄笑いをうかべながら由香に囁くように言った。 「フフフフフフフ、あんたの後ろを見なよ」 そのおもんの言葉に促されて由香が背後を振り返るとなんとその座敷の中央には既に布団が敷かれており、あのおひるが不気味な笑みを浮かべながらその布団の上に座っているのである。 「ままさか、ここでそんな」 由香はようやく、これからこの座敷で自分が何をされるのかを察して顔面蒼白となった。 そのような由香の表情を小気味良さそうに眺めながらおもんは口を開いた。 「そうだよ、あんたが察しているいるようにここであんたはこのおひるといつものように女同士の絡みをじっくりとしてもらうよ」 そのおもんの言葉を鬼八が引き取って更に続けるのである。 「それが終わったら、これまたいつものように張り型責めや俺の一物を口で慰めてもらうなどのこれまでの仕込みを一通りやって貰うよ」 それらの言葉を由香はただただ蒼い顔をしながら聞いているのであったが、思わず叫ぶように言った。 「そそんなああ、そのような淫らで恥ずかしいことをこの人たちの前でさせられるのはいやああああです」 そのように由香が抗いの言葉を吐くとそれまでにこやかであった鬼八の表情がにわかに険しくなり由香の既に崩れかかった曲げを掴むと声を荒げて怒声を放つのである。 「おおい、いまさらそんな駄々をこねて俺にこの旦那たちの前で恥を掻かせるつもりか」 由香はその鬼八のこれまでに無い剣幕に押し黙った。 「いいか、これ以上ここで俺に逆らうとどうなるか判っているのだろうな」 由香はただただ首を上下に振るしかなかった。そこで鬼八はやや表情を緩めて「それなら言われたようにするのですよ。判りましたね」 由香はその言葉にも頷くしかなかったのである。 「ウムウム、それじゃ。おゆうさん。行きますよ」 鬼八はそう言いながら由香の縄尻を持って立ち上がらせるとおひるが待っている布団の方に連れてゆくのである。 「おひるさん、頼みますよ」 鬼八はそう言って由香をおひるのすぐ側に座らせるのであった。
2017/08/04 06:01:45(sb3410FC)
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