|
|
1:嗜虐の求婚 ③
投稿者:
司馬 名和人
それからしばらくし、ドヤドヤと音がしたかと思うと女衒の源蔵とこの牡丹屋の女将であるおもんが笑いながら屋根裏部屋に入ってきた。そしてそのすぐ後ろから、あの鬼八が盥を大事そうに抱えながら入って来た。
鬼八がその盥を由香が寝かされている布団の側に置くとおもんはその盥に満ちた湯に浸しているものを拾い上げてしげしげと見つめるのである。 「これかい、鬼八さん、随喜縄と言うものは」 そのおもんの言葉に鬼八はコックリと頷くのである。 おもんはその随喜縄を見つめながらさも楽しそうに緊縛された身を布団の上に寝かされている由香に言った。 「フフフフフフフフ、これはなんか判る会。これはね。肥後随喜と言うものをを紐状にしたものでね。これで女のあ そ こを締め上げるとどんなに男嫌いで不感症の女でもたちまちいい気分になると言う誠に有難い代物だよ」 おもんがそのように言うと源蔵もニヤニヤしながら「ヘヘヘヘヘヘヘヘ、何しろ、肥後と言う名前でも判るようにもともと九州は熊本のお殿様が昔々に公方様]将軍]に謙譲したものでな。それで大奥のお女中衆に愛用されたものだぜ。そうだ奥方様、あんたもお旗本とは言え腰元をやっていたのだから聞いたこともあるだろうよと嘯きながら鬼八の方を振り向き言った。 「それにしても鬼八さん。何でまた湯になんか浸しているんだい」 「へい、この随喜縄と言う奴はこのよううにお湯に浸した方がより効き目がありますのでと相変わらず表情も変えずに言うのである。それを聞いたおもんはカラカラと笑いながら「フフフフフフそれをあんたのまたぐらに嵌めるんだ。さぞかし、あんたを極楽の気分にするだろうね」と由香に話しかけるが由香は瞑目しているのみであった。 鬼八は盥からその随喜縄を取り出して手ぬぐいで拭うとそれを手にしながら源蔵に言った。 「さあこれからこの縄でこの奥方様に股縄を掛けますので。差配さん。誠に恐れ入りますがこの奥方様に股縄を掛けられるようにこの方の足をまた押さえていて貰えませんか。そして女将さんには縄を掛ける際に手伝ってほしいのですが」 その鬼八の言葉に源蔵、おもんはともに薄笑いを浮かべて頷いた。それから鬼八は布団の上に黙って寝ている由香に近づき、その緊縛された体を引き起こしながら言った。 「さああ、奥方様。あんたに股縄を掛けるので、あんよを開くのですよ」と言った。 その鬼八の言葉と同時に源蔵がやや強引に閉じられた由香の両足を割り開くのである。 それから、鬼八は持参した随喜縄で由香の腰に巻きつかせてそれを由香に施した縄目に繋いで腰縄とした。それから。更にそれを前に回すのである。 「女将さん。これからこの縄をこの奥方様の股間を潜らせますから丁度よく嵌るかいつものように見ていてください」 その鬼八の言葉に頷いてからおもんは「あいよ。判ったよ。でも鬼八さん」とおもんはさもおかしそうに言葉を続けるのである。 「この随喜縄には瘤が二つついているね」 「ええ、ですからこの二つの瘤をこの奥様の前と後ろの穴に上手く嵌るか、特に前の穴に上手く嵌るか、女将さんにちゃんと見ていてもらいたいのですよ」 その鬼八の言葉を嬉しそうに頷くのであった。 「じゃあ、縄を奥方様の股座に潜らせますよ。いいですね」 そう言うやいなや、鬼八は前に回した随喜縄を由香の股間に潜らせるとそれをぐいっと後ろに引き上げるのである。 「ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」 由香は股間を貫く随喜縄の異様な感触に思わず呻くのである。しかしである由香の股間をじっと見ていたおもんは口を尖らせながら鬼八に言うのである。 「駄目だよ。少しズレテイルヨ」 「そうですかい、それはどうも」 そのようなことを呟きながら鬼八は再びやり直して再びその随喜縄を由香の股間に通すのであった。 「ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」 再び、由香は呻き声を上げたが今度はおもんはニッコリと満足したように笑みを浮かべて「フン、今度は上手く嵌ったようだよ」と嘯くのである。 「ウウウウウウウウウウウウウウウウウウイイイイイイイイイイイ」 「アアアアアアアアヒイイイイイイイイイイイイイイイイ」 随喜縄で股縄を掛けられた由香は再び寝かされた煎餅布団の上で喘ぎ声を出して身悶えていた。 「ヘヘヘヘヘヘヘヘヘ、まあまあそのうちに段々と気持ちよくなるよ」 そのように源蔵が由香の耳元で囁くと相変わらず無表情の鬼八は「これから当分は奥方様にはこの股縄を掛けた格好出寝てもらいますよ」と言うのである。 それから源蔵、おもん、鬼八の三人はまだ布団の上で悶えている由香を残してその屋根裏部屋を出たのである。 「とにかく、あの女の仕込みは鬼八さん。あんたに全て任せるよ」 屋根裏部屋を出たところで源蔵は鬼八にそう言った。鬼八は恐縮したように頷いて「それはお任せください。差配さん」と言うのである。 「しかし、あの女の仕込みは前にも言ったように一月程で済ませてもらうよ。それでとにかく、イカ一月後にはこの牡丹屋で最初の客を取らせられるようになってくれなくては」 「それはもう、しかしそれには一つお願いがありますので」 「何台?」 「へい、女将さん」 突然に呼びかけられた牡丹屋の女将であるおもんは眉根を上げながら「わたしにかい」と言った。 「へい、それはですねあっしの仕込みを手伝ってくれる為に一人のお女郎をよこしてもらいたいのですよ」 「女郎を一人?。鬼八さん。いいだろう。それで誰かあんたの方でご指名があるかい」 「そうですね、そうだ。おひるさんがいいでしょう」 「おひるか。まあいいだろう」 鬼八はありがとうございますとおもんに頭を下げるのである。 それから女衒の源蔵は鬼八に「とにかく、俺はあのお方にご報告するよ。いいね」 その翌朝。由香は前の晩にはほとんど眠ることが出来ず、明け方にようやくうとうとし始めたところであった。 何しろ、由香は股間に随喜で編まれた縄によるいかにも淫らな股縄を施されているのである。 特に二つの瘤による異様な刺激・感触に一晩中悩まされ続けたのであった。 時間を経るに従って由香は段々とこみ上げてくる痒さ、痛さに加えて何ともいえなく切ない気持ちなっていったのである。そして由香は武家の女としての誇り、維持や羞恥も忘れてその体をミスボラシイ煎餅布団の上でのた打ち回らせていたのである。しかし、それでもさすがに疲れたのか朝近くになってウトウトするのであった。 そのような状態の中で朝を迎えたのであった。だから、朝になってその屋根裏部屋におもんと鬼八らが訪れても由香は浅い眠りについていたのである。 その時にその屋根裏部屋にはもう一人、明らかに女郎と思われる身なりの女がいた。その女は年の頃は由香と同じぐらいではあるがその体は小柄で痩せぎすの感じの女でいかにもけだるそうな表情をしていた。 「ッケ この女、もう朝だと言うのにまだ寝ているよ」 牡丹屋の女将であるおもんは由香を見るなり苦りきってそのような悪態をついたが鬼八はそれに構わず布団の上で眠っている由香に近づくと股縄を通されている股間の部分をしげしげと見つめているのである。そんな二人に対して女郎と思われる女は相変わらず、関心が無さそうなけだるい表情をしていた。 やがて鬼八は由香に施されている股縄に触ると苦笑しながら呟いた。 「フフフフフフフフフフフ、だいぶ濡らしているな。だいぶ随喜が効いたようですね」 その鬼八の言葉におもんはニタリと頷いて「そりゃ、そうだ。いかにお武家の女でも女は女だよ」と微笑しながら言うのである。 それから鬼八は由香の股間に通された股縄を解き始めたが依然として由香は意識も売ろうとした感じであった。 更に鬼八は縄が外れた由香の股間の秘部に指を差し入れてから再び呟いた。 「フフ、もうグショグショですよ。女将さん」 その鬼八の言葉に頷いたおもんも由香の秘所に指を差し入れてニヤリと薄笑いを浮かべるのである。 それから鬼八は由香を改めて抱き起こすとまだウトウトしていた由香の頬を軽く叩いて起こしたのである。 「さあさああ奥方様。もう朝ですよ。起きるのです」 それにより、目無理が浅かった由香の意識が目覚めたようであった。 「ヘヘヘヘ、ようやくお目覚めのようですな。奥方様」 意識が目覚めた由香はしばらくはキョトンとしたように周囲を見渡していたがやがて昨日以来の出来事を思い出したのか。表情を強張らせて押し黙るのである。 そのような由香の姿をジロリと見ながらおもんは言った。 「あんたの名前を考えたから言っておくよ」 「わたしの名前ですって?」 「あああんたの由香と言ういかにもお武家の奥様、お嬢様ですとでも言うような気取った名前は女郎には相応しくないんだよ。これからここではあんたのことをおゆうと呼ぶからね」 「おおゆう」 「そうだよ。今日からあんたはおゆうだよ。鬼八さんもこれからこの女に奥方様なんて言わずにおゆうと言うんだよ」 そのおもんの言葉に鬼八も黙って頷くのであった。 「じゃあ判ったね」と言い捨てるとおもんはその屋根裏部屋を出て行った。 それを見送った鬼八は後に残った女郎の耳元に何事かを囁いた。すぐに頷いたその女郎もすぐに屋根裏部屋を出て行った。それから鬼八は相変わらず目覚めたばかりでぼおっとしている由香の縄尻を引いて言った。 「さあ奥方様じゃ無かったおゆうさん。立つんですよ」 「わたしをどこに連れてゆくのです」 「あんたの体を清めに行くんですよ。それにあんた昨日、ここに来てから一回も厠にいってないだろう」 「そそれはそうですが」 「それじゃ。大人しく着なさい。それともこんなところで垂れ流しますか」 そのように鬼八がややからかうように言うと由香は顔を朱に染めて大人しく鬼八に従うのであった。 鬼八はまず、由香を厠に連れて行ってから次に牡丹屋の裏庭にある井戸のすぐ側まで連れて行った。 鬼八は一旦、由香の後手の縄を解いたが両手を挙げさせてからその両手を縛りその縄尻を井戸のすぐ側にあるけやきの木の枝に繋いでから由香の体に井戸の水をかけて持参した手拭で由香の体を丁寧に拭ってやったのである。それから再び由香を改めて後手に緊縛してから再び縄尻を持って例の屋根裏部屋まで連れ帰ったのである。 屋根裏部屋に戻って見ると、先ほどの女郎が戻っていた。そして布団のすぐ側には握り飯と味噌汁を載せたお膳が置かれていた。 「さあおゆうさん。これから飯だよ」と鬼八は言ったがすぐに苦笑して由香の後手の緊縛をまた解き始めた。しかし、念のために腰縄だけはしていたが、とにかくそうして由香の両手を自由にしてから「さあおゆうさん。腹も透いているだろう」と言った。 由香はおずおずとではあるがやがてそのお膳の上にある食物を食べ始めた。 由香が食事を終わらせるのを美見見届けてから突き放すように言った。 「さあおゆうさん。また両手を背後に回すんだよ」 その鬼八の言葉に由香は悲しそうな表情で「またわたしを縛るのですか。もうこうなったら逃げ出したりはしませんから。お願いします。どうかもう括らないで下さい」 「気の毒だが駄目だね。あんたが見も心も女郎になったとあっしが見極めるまでは後手に縛らせて貰うよ」 鬼八は表情も変えずに冷たい口調で言うと由香も諦めたように自分から進んで両手を背後に回すのであった。 それから鬼八は由香の背後に回ると再び由香を後手に縛り始めるのである。由香はただただ瞑目してそれを受け入れたのである。 由香を縛り終えると鬼八は彼女を布団の上に正座させた上で由香を見下ろしながら言い渡すかのように言った。 「いいかい。おゆうさん。あんたはこれからこの部屋で一人前の女郎になる為の仕込み[調教]を受けるんだ。だからいつまでもお武家のお嬢様、お旗本の奥方様の気分のままでいられたら困るんだよ」 由香はその鬼八の言葉を顔を引きつらせながら聞いていた。 「それからこれは」 鬼八はそこでようやく例の女郎を由香に紹介した。 「この人はおひるさんと言ってね。あんたの先輩に当たるお女郎だ。あんたの仕込みの手伝いをして貰うよ」 「あんた、本当にお旗本の奥方様だったのかいふん、さすがにお上品らしい顔をしているね」とそのおひると呼ばれた女郎は初めて口を聞いたがその口ぶりもなんだかけだるそうである。 「あんた、幾つ大」 そのおひるの問いに由香はおずおずと「2、24歳です」 その由香の返事におひるはやや驚いたように「へえそれじゃ、あたいと同じ年かい。ふふふふだいぶ違うね。でもね。あんたもここに来たからにはあたいらと同じなんだからね」 おひるはそう言いながらケラケラと笑い始めた。それを由香は空ろな様子で聞いているのであった。 「それでな。今日の仕込みなんだが、最初からあんたを厳しく仕込むにはまだまだあんたの体は硬そうで根。まずはあんたのその体をゆっくりとホグス必要がありそうなのでね」 鬼八はそのようなことを言いながら傍らのおひるを見ながら更に言葉を続けた。 「それでね。今日のところはとりあえず、夜まではこのおひるさんにあんたの体を優しくほぐして貰おうと思ってね」 「そそれはどう言う意味なんです。この人がわたしに何を」 由香の言葉が終わらないうちにおひるが言った。 「つまりね。あたいがあんたとこの布団の上でお肌とお肌を合わせてイチャイチャするんだよ」 おひるはさも愉快そうに笑いながらそのようなことを嘯くのである。 そのおひるの言葉にたちまち由香は顔を赤くして「そそんな女同士でそんな淫らな」 「フフフフフフフ、女同士の交わりもなかなか楽しいよ。あんたは初めてだろうけど。あたいはたびたび新入りの女郎と肌を合わしてその硬い体を優しくほぐしているよ。まあお武家の女と肌を合わせるのはさすがにあんたが初めてだけどね」 「フフフフフフ、女だからこそ、俺ら男には判らない。女が感じるツボと言うものが判ることがあるんですよ。とくにこのおひるさんはそのような女の弱点を見つけるのが上手い人手ね」 鬼八はそんなことを薄笑いを浮かべながら言うと、おひるの方を振り向いて「じゃあ、おひるさん。宜しくお願いしますよ」と言うとおひるは頷くのである。それから鬼八は先ほど、おひるが持って来た膳を持ってその屋根裏部屋を出た。こうしてその屋根裏部屋には由香とそのおひると呼ばれた女郎の二人だけとなったのである。 鬼八がいなくなるとおひるはしげしげと由香の姿を興味深そうに眺めていた。由香はずっと俯いて押し黙っていたがやがておひるは緊縛された身を布団の上に正座している由香の背後に回るとそっとおのれの両手を縄で縊られた由香の左右の乳房を持ち上げる格好になったのである。 おひるの手で乳房を触れられた瞬間、由香はびくっとしたように上半身を震わせて「や止めてください」と叫んだ。 「フフフ、とっても柔らかいおっぱいだね。あんたお旗本の奥様だったんだろう?」 「ははい」 「その旦那との間に子供は生んだのかい」 「いいえ、結局、夫との間には子供は生まれませんでした」 「そうかい、そうかあい。だからこんなにまだまだ形が良くて柔らかいオッパイなんだね。羨ましい。ふん、同じ年のあたいなんかもう形が崩れてしなびてしまったよ」 おひるはそんなことを呟きながら由香の左右の乳房を背後からゆさゆさと揉み上げはじめるのである。 「うウウウウウああああああやややめてええええええくださいいいいいいいいいいい」 おひるが自分の乳房を揉みはじめると由香は堪らず喘ぎ声を出したがおひるは構わず乳房への愛撫を続ける一方で由香の肩先から項にかけて口を這わせ始めたのである。 「ウウウウウウウウウイイイイイイイアアアアアアアアアアアアアア」 「フフフフフフフ、あんた良い匂いがするね。それにあんたの体はほんとにスベスベしているよ。さぞかし、肌の手入れを丹念にしているんだろうね」 おひるはそのようなことを言いながら由香の首筋をじわりじわりとなめ上げているのである。 「うううううううう止めてくください」 由香は同姓であるおひるからこのような愛撫を受けているので全身に虫唾が走るような異様な気持ちになってゆくのであった。 そのようなおひるの執拗な乳房や首筋、項等への手と口による愛撫に耐え切れないようにやがて叫んだ。 「や止めなさい。そそなたのようなじょ女郎にな嬲られる覚えはない。け汚らわしい。わたしの体からは離れなさい」 その由香の抗いにおひるは一瞬、はっとした様子であったがやがて顔を強張らせて低い声で由香に囁くように言った。 「そうかい、そうかい。あたいは汚らわしいかい」 その先ほどから代わったおひるの口調にぶり由香は一瞬、ギクリとして押し黙ったのである。 おひるはやおら立ち上がると由香の正面に回ったかと思うといきなり、由香の左右の両耳を掴むと引っ張り始めたのである。 「ああああああああああいいい痛いいいいいいいいいいいいいいいいい」 由香はその余りの痛さに思わず悲鳴を上げたがおひるは由香を睨みつけながら口を開いた。 「そうだよ。わたしはあんたが言う様に汚らわしい女郎だよ。毎日、毎日、来る客の前でいつもこの汚いお股を広げているよ。しかしね」 「アアアアアアヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」 「しかしね。あたいもなりたくて女郎になった訳じゃないよ。あたいのお父さんが拵えた借金の為に売られたんだよ。ふん、あたいのお父さんはね。水のみ百章の癖に博打好きの道楽者でね。借金を重ねた挙句にあたいを女衒に売り飛ばし短だよ」 「うううううう許して下さいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」 「じゃあ判ったかい」 「ははい」 そこでようやくおひるは手を離したのである。由香はらハーハーと荒い息をしていたのである。 おひるは由香の顎に手をかけてあげさせて見下ろしながら言った。 「いいかい、あんた。今度、あたいにそんな小生意気なことを言ったら承知しないよ。わかったね」 由香は顔を引きつらせながら小さい声で「ははい」と頷くのであった。 その由香の返事に満足したようにおひるは薄笑いを浮かべて「わかりゃいいんだよ。あたいも別にあんたに手荒な真似はしたくないし。それにウフフフフフフフフフフフフ」 おひるはさも愉快そうに更に言葉を続けた。 「それにあんたもいまではあたいらと同じようなもんだろ」 そのおひるの嘲りの言葉に由香は思わず唇を噛んだ。 「フフフフフフ、いかにお武家のお嬢様、お旗本の奥様だといっても、旦那の拵えた借金のためにこんな掃き溜めのようなところに売られてきたんだから、まああんたもあたいらと同じようなものになったんだよ。ねえそうだろう」 おひるはそう嘯きながらポンポンと由香の肩を叩くのであった。由香は悔しそうに押し黙るのであった。 「まあまあ。元の身分は違うけれどいまは同じ女郎同士。仲良くいきましょうよ」 おひるはそのように猫なで声を出したかと思うと由香を抱きすくめたのである。 「ああああ、何をするのですか」 由香は突然のことに抗ったがおひるは構わず由香の頬に頬刷りするのであった。 「フフフフフフ、本当に綺麗な肌をしているね。女のあたいでも惚れ惚れするよ」 「そそんんな。おおなご同士なのに。そんないけないわ」 「ふふ、たまには女同士もいいもんよ。まあまああたいに身を任せていればよいのよ」 おひるはそのようなことを由香の耳元で囁くと彼女の縄で縊られた左右の乳房を両手でゆさゆさと揉み上げ始めるのである。 「アアアアアアアアアアイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」 「ふうううううううう、ほんとうに柔らかで揉みしがいがあるお乳だわ」 おひるはそのようなことを言いながら今度はおのれの口に含むのであった。 「アアウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」 おひるはチュチュと由香の乳房を口に含めながら舌で転がし始めた。 「あああううう、おおひるさん。や止めてええええええええ」 「フフフフフフフ感じるのかい」 それからおひるは由香の首筋から耳にかけてねっとりと舐め上げていくのである。 「ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウヒイイ」 由香はそのおひるの巧みな舌使いに身を仰け反らして身悶えるのである。 それから再びおひるは由香に頬刷りしながら囁くように言った。 「フフフフ、あたいはおゆうさん。あんたを気に入ったよ」 それからおひるの口はやがて由香の唇に触れてきたのである。 由香は思わず顔を背けようとしたがおひるは半ば強引に唇を合わせてきたのである。 「ムウウウウウウウ」 由香は唇を閉じていたがおひるが同時にゆさゆさと左右の乳房を揉み解すにより、喘ぎ声をだして口を開いたためについにおひるの舌が由香の口に侵入したのである。 「ピチュピチュピチュウウウウウウウウウウウウウ」 そうしておひるはおのれの舌を由香の舌と絡ませてゆくのである。このように由香とおひるは女同士の口吻を続けるのであった。 「ピシャピシャピシャアアアアアアアア」 おひるはかなり長い間に渡って思う存分に由香の唇と舌をむさぼり続けたあげくにようやく口を離したのである。 勿論、その間も手で由香の両乳房を揉み解したのである。 ようやく唇を離された由香はぐったりとして後手に緊縛された上半身をおひるの体にしなだれかかるようにしてその顔をおひるの胸に押し付けてきたのである。 そしておひるは優しく由香の肩先と背後に括られている両手首を撫でさすりながら「フフフ、最初からそのように素直になれば良かったのよ。まあとにかくあたいに全て任せなさい」と嘯くのである。 おひるはその一方で由香の下半身に目を向けるとやがておのれの指を露にされている由香の股間の秘所に差し入れるのである。 「ウウウウウウアアアアアアアアアアアアア」 「フフフフフおゆうさん。あんた聞けば昨晩はあの鬼八さんに随喜の股縄を掛けられたんだって」 「ウウウウウアアアアアアアアアア」 「フフフフフフフフ、その甲斐もあってか。あんたのここはほれほれこんなにもう濡れているよ」 おひるはそのようなことを由香の耳元で囁きながらぐいっと指を由香の秘所の更に奥深く差し込むのである。 「ウウウウウウウウアアアアアアアアアアアアややめてえええええええええええええええ」 おひるはその由香の喘ぎ声にも構わずグリグリとおのれの指を更に奥深く差し入れたかと思うと一点して抜き始めるとまた奥深く差し入れるといったように絶えず抜き差しして由香を翻弄してゆくのである。 「ああああウウウウウウヒイイイイイイイイイイイイ」 「アアアアアヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」 由香はそのようなおひるの巧みな指技に身悶えて大きく体を仰け反らしてゆくのである。そのように長い間、おひるはおのれの指をつかって由香の股間をもてあそびつづけたのである。 そのためについに耐え切れなくなったように由香はグッタリとなるのである。おひるはそのような由香の姿を悪戯っぽい目で見つめながら言った。 「フフフフフフ、おゆうさん。あんたもだいぶ気分が乗ってきたようなのでこれからじっくりとあたいと本当に肌と肌を合わせて楽しまなくちゃね」 おひるはそのように言ったあとでやおら自分の着ているものを脱いで裸になると先ほどまでのおひるの愛撫を受けて悶えていた由香にのしかかっていくのである。 それから、その日の夕刻まで由香は先輩女郎であるおひるかと女同士の肌と肌の交わりを強いられたのである。 . その日の夕刻になり、鬼八が一人の老婆である下女を連れて屋根裏部屋に上がってみればまだおひると由香は女同士の肉の交わりの最中であった。 「ウウウウウウウウウウウヒイイイイイイイイイ」 おひるは由香の股間に顔を埋めて口で由香の女の秘部を舌で舐め上げているのであった。 そのおひるの口の責めを受けて由香は煎餅布団の上で緊縛され汗だくになった体をくねらせて喘ぎ悶えているのであった。 そのような二人の様子を眺めていた鬼八はニヤリと微笑んでから、夕食用の二人分の膳を重ねて持って来た下女の老婆がその膳を下に置くのを見計らってから、そっと小声でその老婆に耳打ちするのである。老婆は頷くとすぐに屋根裏部屋を出てゆくのである。 その間も由香とおひるの女同士の交わりは続いていた。やがてその老婆は盥に水を満たしてそれを抱えるように持って来た。それと同時に幾つかの手拭も同時に持って来たのである。それらを下に置くとすぐにその屋根裏部屋を出てゆくのである。 「アアアアアアウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」 そのように由香は一段と高い呻き声を上げたかと思うとまたまたその日の何回目かの絶頂を迎えたのか。ぐったりとしてまるで失神したようになった。しかし、気を失った訳ではなく、はーはーと荒い息をついているのである。そんな由香の姿を目を細めて見つめながらおひるはその時になって初めて鬼八の存在に気が着いたようにくるりと彼の方に振り返るとニコリと微笑んで口を開くのである。 「フフフ鬼八さん。あんたもお人が悪いね。来たのなら来たと一声かければ良いのに、さっきからあたいらが汗だくで戯れているのをじっとみているのだから」 「ヘヘヘヘヘヘ、悪かった。しかしなあ。あんたらが余りにも仲良く肌を合わせているので声をかけるのが憚られて名。おゆうさんもだいぶ気をやったみたいだな。それでおひるさん。どうだい、このおゆうさんの具合は」 「フフフフ、鬼八さん。さすがはお武家のお嬢様でお旗本の奥方様だよ。あたいらとは全然違って日ごろから肌の手入れもちゃんとしているみたいで、ほんとうにすべすべして綺麗な肌をしているよ。それに白くでもち肌のように滑らかだし、それにフフフフフ」 おひるは思わせぶりに含み笑いをしながら「あ そ こ の部分を含めて敏感な感じだよ。鬼八さん、あんたとしても仕込み害がある女だよ」とおひるは悪戯っぽい目でそのようなことを言うのである。 「そうかい、そうかい。それはそれは楽しみなことだ」 鬼八はそう言ってほくそ笑みとおひるに手拭を渡して「おひるさん。これで汗を拭い名。それに飯の用意もしているよ」と言って部屋の隅に置いてある二つの膳をの方に顎をしゃくるのである。 「それはどうも、ありがとう」 おひるはそう言ってにやりと微笑するとその手拭でおのれの汗を拭うのである。 それから、鬼八は盥と手拭を持って布団の上で依然として荒い息をしている由香の近くまで来るとようやく由香の縄を解くと盥の水で濡らした手拭で由香の体を拭うのであった。その間も由香はまだ喪売ろうとした感じでただ鬼八にされるままであった。 「フフフフフ、おひるさんとだいぶ激しく肌と肌を合わせて戯れていたみたいだね」 鬼八が由香の体を拭いながらややカラカウように囁くと由香は顔を朱に染めて俯いて何も言わないのである。 「まあともかく、腹もすいているだろう。あんたにも飯を用意しているよ」 鬼八はそのように言いながらおひるのと同様に用意した膳を由香の目の前に置くのである。既におひるはその膳の料理に箸をつけて美味そうに食べていた。由香はしばらく黙っていたがそれからやおら箸を手に取って膳の上の料理を食べ始めた。 由香が食事を終わるのを見計らってから鬼八は膳を取り払ってから由香に申し渡すように言った。 「さあ、これから本格的にあんたへの仕込を始めるよ。まずは大人しく両手を背後に回すんだ」 その鬼八の言葉に由香は悲しそうな顔をして両手を背中に回しながら小さい声で呟いた。 「もうわたしは逃げたりはしないのに。また縄で縛るのですか」 「ヘヘヘヘヘ、前にも言っただろう。おゆうさん、あんたが元の身分を忘れて見も心も女郎にまるまではあんたを縄付きで仕込むのがおいらのやり方だと」 そのようなことを呟きながら鬼八は由香の背後に回ると背後に回された由香の華奢な両手首を掴んでどす黒い縄をかけて縛り始めるのである。
2017/08/03 14:14:05(UTYJkDV3)
この投稿にコメントはできません。
|
官能小説 掲示板
近親相姦 /
強姦輪姦 /
人妻熟女 /
ロリータ /
痴漢
SM・調教 / ノンジャンル / シナリオ / マミーポルノ 空想・幻想 / 透明人間体験告白 / 魔法使い体験告白 超能力・超常現象等体験告白 / 変身体験・願望告白 官能小説 月間人気
1位美味しい人妻 投稿:5番打者 21895view 2位妻をもう一度(1) 投稿:愛妻1号 9665view 3位自爆したオンナ 投稿:てんてん 7800view 4位美少女小学生と... 投稿:亮太 7488view 5位エステサロン〜... 投稿:ミキ 6837view 官能小説 最近の人気
1位美味しい人妻 投稿:5番打者 21892view 2位ショッピングモール 投稿:純也 243045view 3位幼なじみの母親 投稿:ナオミチ 1184909view 4位自爆したオンナ 投稿:てんてん 7799view 5位自由な人妻 投稿:由里 1006view 作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
セフ-露出画像掲示板 - 画像見せたい女 06:32 (無題)-露出画像掲示板 - 画像見せたい女 04:28 その他の新着投稿
彼女を-寝取られ体験談 06:22 つまのオマンコにザーメン-妻の浮気につい... 06:11 肉便器のオ○ンコオナニー-オナニー実況 03:27 共用トイレで露出-露出実行報告 02:16 お風呂なう-オナニー実況 01:21 人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information
ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。 |