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シズがトイレから戻ってくるまでの時間、次の展開を考える。自分の頭が異常に興奮していて、なかなか整理がつかない。やがてシズが席に戻ってくる。歩き方を観察する。トイレに行く前と歩き方は変わっていないか。午後の混雑するカフェの中で、彼女の秘密を知っているのは私だけ。そのことがとても大切なことに思えた。
「約束通り?」と私。 「はい」とシズは短く答える。 「本当かどうかわからない。ショーツは?」と聞くと、シズは言葉に出さず、カバンを指差す。 「バッグを貸してごらん」興奮する気持ちを抑えて、できるだけ冷静に私。 ためらうシズ。 私は手の平を上に向けて「渡しなさい」の意志を示す。その間、彼女から視線を逸らさない。 シズは観念したようにバッグを差し出す。 広く開いたバッグの中には、綺麗に折りたたまれたシルクのショーツが身を隠すように収まっていた。 私がショーツに手をのばす。指先がショーツに触れた時、シズは耐え切れないように俯く。 壊れ物を扱うように優しくショーツを手に取り、周りには見えないようにバッグの中の空間で、ショーツをゆっくり広げる。 羽化したばかりの白い蝶のようにショーツを広げ、シズを見つめる。俯いていたシズが顔を上げ、私と目が合う。 「そのまま見ていてごらん。俯かないで」 視線を外すことなく、ショーツの裏返す。クロッチに触れると、あの滑りを感じた。よく見てみると、薄い黄色い筋ごついたクロッチがヌラヌラと濡れていた。 人差し指で触れる。そのぬるっとした感触ご指に移る。バッグが手を出し、人差し指と親指をつけて、シズの目の前でゆっくり開く。 粘度の強いシズの愛液が指と指に渡って光る。 慌てて私の手を抑えて、やめてという気持ちを私に伝えようとするが、シズが興奮していることは明らかだった。 シズが私の目を覗き込む。見つめたまま、私ははちみつを楽しむように指先を舐める。下卑な笑みを浮かべていことだろう。 それを制すようにシズがまた手を伸ばす。 私の中では、シズへの次のオーダーは決まっていた。
2017/05/07 11:31:46(f8wH2tnb)
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