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夫婦調教
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:夫婦調教
投稿者: ◆uk5HgmQe.M
20年前ほどの事だ。俺こと、間嶋誠は脱サラして始めたコーヒー専門店の経営が上手くいかず、資金繰りが苦しくなり、ある篤志家に救いを求めた。
「ね、誠さん。少し肩の力抜いて。リラックス、リラックス」
順子は内助の功という言葉がふさわしい恋女房の表情を浮かべ、傍らでソファに腰を沈める俺に身を寄せた。
「ああ、大丈夫、ありがと、順子。…でも、なぜ君と一緒になんて、条件を付けたのかな、あの人は?」
俺は怪訝に思った。
立派な客間が相応しい大邸宅。若い実業家の育成に熱心という、篤志家として知られたこの邸宅の主、狩野義明を紹介された俺はここ数週間、日参している。その熱意にほだされたのか、狩野氏は出資の検討をほのめかした。無論、だが、それには条件があった。
『夫婦で一度挨拶に来なさい』
その言葉に従った俺たち夫婦だが、順子もどこか附におちない様子だったが、努めて彼女は明るく振る舞っていた。
「あら、別におかしいことじゃないと思うけど。自分が世話をする相手ですもの。どういう家庭を築いているか、知っておきたいんじゃないかな?」
順子は前向きな性格そのままに、相手の要求を素直に受け入れている。
「待たせたね、間嶋君」
やがて姿を見せた狩野は、黒ぶち眼鏡が似合う、今時珍しい和服の似合う初老の小男だ。だが、どこかその穏やかで生活のゆとりからくる柔和な笑みの奥で、好色な眼が獲物を物色する様にぎらつくことが、俺には少しこの時から気になっていた。

「家内の順子でございます」
折り目正しくお辞儀し、しおらしい表情で夫を想う妻の表情を浮かべる順子。
「このたびは、主人がお世話になります。なにとぞよろしくお願いいたします」
現代人らしからぬ、28歳の人妻の古風な所作に篤志家は目じりを下げた。
「おうおう、若いに似合わず出来た嫁さんだねぇ。古い説教を垂れるようで申し訳ないが、男子が一生の仕事をするには、妻の支えが不可欠だよ」
短大卒業後、パティシエとして勤務した洋菓子店の面接以来のスーツを着込んだ順子の、その豊満な肉体を嘗め回すような表情で狩野は続ける。
「はい、もちろんです。主人を何があっても、どんなことをしてでも支えるつもりですから」
私は主人を愛してます、という表情を臆面もなく浮かべ、少々前のめりになりながら、胸元で小さく拳を握りしめる順子。亭主の俺には成功を収めて欲しいし、充実した社会人でいて欲しいという嘘偽りのない気持ちが溢れんばかりに、そのチャーミングな貌に現れている。

 
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2017/05/06 17:34:45(pXRgEwrG)
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