私は50代前半。今でもノーマルなセックスは肉体的に充分楽しいと思えるが、心を満たすのはSMの世界。2000年頃からこの世界に触れて、数人のM女の出逢い、別れてきた。この年齢になり、今までのことを整理して、振り返りたいという気持ちになり、この場を使わせてもらおうと。文才も語彙もないので読み物としての魅力は？あるSの記録として読んでもらえたならという気持ちでタイトルをアーカイブとした。もし、私に興味を持っていただけたなら、お気軽にコンタクトを。M女に限らず、同じ嗜好の男性も歓迎。

私が最初のMに出逢ったのは30代半ば。肉体的には充実し、ノーマルセックスも味わうように楽しめるようになってきた頃。名はシズ（もちろん仮名）。20歳の学生で、後にわかったことだが銀座のクラブでアルバイトをしていた。実際に会う前から彼女は落ち着いた話し方をし、年上のあしらい方も上手であった。シズは高校生の時に30代後半の男性から既にSMの世界を体で教え込まれていた。シズとの時間を通じて、私の中に潜んでいたSMへの嗜好が目覚めた。彼女との出逢いがなければ、おそらく私はSMを素通りしていたか、もっと歳を重ねてから知ることになっていたと思う。

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