これはインターネットの片隅で、恋人が欲しいと、見かける度に嘆いていた青年ゆうすけとキヨコのお話です。

キヨコは、気まぐれにゆうすけとアドレスを交換しました。

その日の内に彼は、自分の顔を見て欲しいと言い出し、返信する間もなく、彼女に写メを送りつけてきたのです。

卑屈そうな目。潰れた鼻。ゆるんだ口元。似合わない茶髪にメガネ。服を着てても分かる醜い体。

そんな風貌のゆうすけは、返信を待たず、何度もしつこくメールを送りつけるタイプ。

キヨコが適当に流していると、これまたその日の内に、ペニスを見て欲しいと言い出しました。
恋人が欲しいという想いは、遥か彼方へ消え失せていた様子。

そして彼は、一気にメールを送りつけてきました。

「キヨコちゃん見て！」
「僕のちんちんたってきたよ」
「おっきい？キヨコちゃん嬉しい？」

錆び付いたパチンコ玉のような冴えない小さなペニス。

漸くキヨコは、だらしなく身勝手に発情している豚人間を調教したくなりました。

失敗したらそこまでのこと。

「ねぇ、ゆうすけ。いい？キヨコ様と呼びなさい。わかったら、わかりましたと返事しなさい」

ゆうすけは素直に命令を受け入れ、従い、幾度となく果てました。キヨコが満たされるまで。


但し…『キヨコ』とは、当時私が使っていたハンドルネームでしたが。