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「はぁ、はぁ、はぁ ・・・」
ミクの荒い息が聞こえる。高手小手に縛られた上、尻を高く持ち上げる体勢をとらされ、股を大きく広げたまま閉じられないように麻縄で固定されている。アヌスにはファックミーが埋め込まれ、クリトリスには太ももに固定された電マがうなる。そして、男の手に握られた極太のディルドでヴァギナを深々とえぐられ、幾度となく上り詰め意識は朦朧としている。 「ぅっくう・・・」 ミクの太ももが痙攣し、体が小刻みに震える。限界を超えた快感がミクの意識を飲み込んでいく。 ――― 薄れていくミクの脳裏にふと過去の映像がよぎる。 「ねえ、縛っていい?」 「えっ」 唐突な申し出にミクは男の顔をまじまじと見つめる。今日は彼との何度目かのデート、そして食事の後ホテルへと向かいベッドをともにした。 その後でシャワーをあびテーブルをはさんで椅子に腰掛ルームサービスのコーヒーを手に取ったままミクは一瞬思考が止まってしまう。男はタバコをふかしながらミクを見つめている。 「ダメかな?」 男が言葉をつなぐ。ミクは手に取ったカップを口に運び一口コーヒーを含むとゴクリと飲み込んだ。 「・・・」 ミクはカップを握り締めたまま小さくうなずいた。 それを見てとった男はタバコを灰皿でもみ消しながら立ち上がり、そしてクローゼットから自分のバックを抱えてミクの座る椅子の脇に戻る。 ミクはまだ両手でカップを握り締めている。男はそのカップを手に取りテーブルに戻す。 「さぁ、手を出して」 ミクは、その言葉にピクリと体を震わせオズオズと両手をそろえて男の前に差し出す。 男はバックから真っ赤な綿ロープを取り出し2つ折りにしたあとで、ミクの手首に一巻きすると、その縄尻をロープの折り目に通しさらに両方の手首の間を通す。 そしてミクの両手を一旦頭の上まで上げさせ頭の後ろおろす、ロープを椅子の背もたれに巻きつけ固定する。 そこまでの作業を終えた男は椅子の後ろにまわりミクの腰に巻かれたバスローブの紐を解き、前を左右に広げる。白く豊満な乳房が露呈しその頂で乳首がかすかに震える。 男の掌が乳房を掬い上げるように包みこみゆっくりと揉み込む。 「あ、はぁあああ」 ミクの吐息が漏れる。手を縛られ自由を奪われ乳房を弄ばれる感覚にミクは自分の体の奥底に今までに経験したことのない感覚が湧き上がり、チリチリと燃え上がるのを感じていた。 「あっく」 男の指が乳首をつまみ上げる。不意の痛みに乳首をかばおうとしてミクの腕に力が入るが頭の後ろで拘束された腕は頭を押すだけでミクの思い通りに動くことはなかった。 男の指に力が加わり乳首がつぶれる。苦痛がミクの神経を刺激する。 それと同時に今までに経験したことのない感覚がミクに体に湧き起こる。敏感な部分が乱暴に扱われ、痺れる様な感覚が全身を突き抜ける。 膝をつき後ろ抱きにした男の唇が首筋を這い降りる。 「あ、あぁああ」 乳首の疼きを快感が包み込み体の力が抜けていく。次の瞬間、掌が乳房をわしづかみにして、乳首を押しつぶす。 ミクの体が跳ね上がる。 そしてその掌は下腹部へと這い降り、ミクの股間を撫でそのまま太ももへと滑り落ちる。ミクの細い首がのけぞり男の唇が張り付く。膝頭をつかんだ男の手がミクの閉じられた足を大きく押し広げ、膝の裏側に掌を滑り込ませる。 そのまま男は立ち上がりミクの両足を抱え上げ、椅子の肘掛の上まで運びあげる。 「あ、いやぁ」 短くミクの悲鳴が上がる。バランスが崩れて体が少しだけずり落ちる。 男は一旦ミクから体を離す。そして肘掛にかけられた両足のそれぞれの足首にロープを巻きつけ、椅子の後脚に引き絞り固定する。 ミクは体をそらして腰を突き出す格好になり両方の足は限界まで引き広げられる。手と足を椅子に固定されすべてをさらけ出さされたミクの全身が羞恥に火照る。 男の体が覆いかぶさり唇を重ねる。男の右手がミクの割れ目に沿って這い登りその指先がクリトリスをつまみ出す。 「ひぃっ」 ミクの体がこわばり瞳にかすかに恐怖の色が浮かぶ。体の自由を奪われ敏感な部分を荒々しく蹂躙される感覚がミクの体を支配し、神経が緊張して体が小刻みに震える。 「大丈夫、安心して。」 ミクの唇を開放し耳元で男がささやく。心なしかミクの体がほぐれ、緊張が緩む。 「あ、あっく」 乳首を男の舌先が転がし、クリをつまんだ指がコリコリと刺激すると、ミクの太ももがピクピクと反応する。 ミクの反応を確認した男は体を起こすとクリを開放し、肉好きのよいラビアを左右に押し広げあふれ出た愛液を掬い取る。 「ほら」 愛液でヌラヌラと光る指先をミクの目の前に突き出す。 ミクは目をつむると顔をそむけたが、その顔は羞恥に真っ赤に染まり息づかいが荒くなる。 男は追い討ちを掛けるように、その指をミクの唇にこすりつける。ミクは顔を振り抵抗するがもう一方の手がミクの顎をとらえ、指が唇をこじ開け口内に侵入する。 そして愛液まみれ指がミクの口内を犯す。 「っくう」 再び乳房をむさぼり、乳首に歯をたて、そのまま引っ張りにかかかる。とんがった痛みが乳首からジワジワ乳房全体に広がり、そして全身を包み込む。その感覚がミクの神経を揺さぶりそして愛液を滴らせる。苦痛に甘い余韻が漂う。 男の指がミクの体内に侵入する。ゆっくりと注挿を繰り返しながら膣壁をこすりあげる。愛液があふれ指に絡みつき、指の動きにあわせてピチャピチャと音を立てる。 その音がミクの羞恥をかきたて全身がさらに熱くほてる。 自分の割れ目から漏れてくる本能の音を押し込めようとして股を閉じようと太ももに力を入れるがロープで固定された足はモジモジと動くだけでかえって指を求めて腰をくねらせているように見える。 「ほぉ、そんなに気持ちいのかな?」 男の言葉にすべてを見透かされたようでさらにミクの体がいよいよ熱くなる。必死に足を閉じようとしても太ももがピキピク痙攣するだけだった。 その様子を揶揄するように男が声をかけてくる。 「そんなに、ほしいのならいいものをあげようか?」 そう言うとミクの目の前に極太のディルドが差し出されその先端が唇に押し付けられる。 ミクは硬く口を結ぶと顔をそむけ抵抗を示す。 「なんだ、ほしくないのか。」 ディルドをテーブルに置くと男もミクのそばを離れイスに腰を下ろしタバコを手に取り火を付けた。 「・・・」 ミクの黙ったまま男の顔を見つめる。表情は上気しさらけ出された豊満な乳房が大きく上下する胸のうえで揺れていた。 「はぁ はぁ はぁ」 ミクは、目を閉じている。 目をつむり気持ちを落ち着け体の芯でくすぶる火種を沈めようとしていた。ゆっくりと深呼吸をして気持ちを鎮めるよう心がける。しかし気持ちを鎮めようとすればするほど、ロープで縛められた自分の姿が脳裏に浮かび、すべてさらけ出したその姿を、男がじっと見つめていると言う思いが、ミクの気持ちを支配し心拍数を押し上げる。 「はぁぁ、 はああ、 はぁぁあ」 大きく胸が上下し乳房が揺れる。 気持ちを静めようとする思いと裏腹に責められた乳首がうずき、荒々しくなぶられた股間の感覚がよみがえり、体が熱くなる。 ふと、目を開けると男の視線とぶつかる。 男はタバコをくゆらせながらじっとこっちを見ている。股間をさらしている自分が恥ずかしい、何とか太ももを閉じ合わせようと力を入れるがロープで拘束された足は動かない。 ロープで縛られている事実が被虐感をあおりその結果、股間を熱く濡らす。 「お願い・・・」 ミクが独り言でも言うようにささやく。 男はミクの声など聞こえないと言うようなそぶりで新しいタバコを取り出すと火をつける。灰皿にはすでに吸殻が数本溜まっている。 「虐めてください。お願いします。」 ミクがはっきりとした声で男の顔を見ながら宣言した。 「何を?」 「えっ?」 「えっ?て、何をどう虐めるの?」 ミクの顔かが真っ赤にそまる。一大決心をして勇気を振り絞って言った言葉を聴き返され自分の言った言葉にうろたえ一人で顔を赤らめる。 「何にそんなに顔を赤くしているんだよ?」 追い討ちを掛けるように男が言葉をつなげる。 「・・・」 「だから、何をどう虐めるのか聞いているだろ。」 押し黙ってうつむくミクにさらに言葉を浴びせる。 ミクは不自由な体をくねらせ羞恥に耐えている。自分の口を思わずついてでた言葉に頭の中が真っ白になってしまう。 「・・・ 、 私のことを ・・・」 「えっ?」 モジモジと言いよどむミクを男の言葉が追い立てる。 「私を・・・、私のことを一杯いじめてください。」 「ふぅ~ん、どうやって虐めればいいんだい?」 ミクの体が小刻みに震えだす。 自分に残っている勇気のすべてを振り絞りやっとことで送り出した言葉がいとも簡単にながされ、さらに追い討ちを掛けられる。 体中の血液が逆流するような耐え切れない恥ずかしさが全身を襲う。その場を逃げ出してしまいたい衝動に駆られてもきつく椅子につなぎとめられた体をどうすることもできない。 そこから消えてなくなりたい気持ちとは別に体の中でくすぶる被虐の思いは膨れ上がり、息をするのももどかしく感じさせる。 「はぁああ、はぁあああ、はああああ ぅんっく。」 「お願いです。お願いですから、これ以上私を虐めないでください。」 「えっ? 俺はまだ何もしていないし、虐めてくれと言ったのはミク、お前だろ?」 「あぁあ、 だから・・・ はぁああ・・・ その、テーブルの上の・・・ それを使って・・・」 「私のアソコを・・・」 ―――ミクの意識が呼び戻される 尻タブへの痛烈な打撃がミクの意識を呼び戻す。ミクの股間は極太のディルドで深々と犯されている。 「ひっく」 次の打撃がミクを襲う。ミクへの責めはまだ始まったばかりだった。
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2019/07/14 13:08:11(MkRPTReA)
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