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女装奴隷
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:女装奴隷
投稿者:
武内悠太。源氏名を悠として、二丁目で女装して某店で働いてます。

御主人は、今、47歳の高校の時の担任の先生です。
そもそも、僕は小さい時から身体が弱くて、医者から体育は禁止されていたし、背も150ちょっとしかないんです。
それが転じて、中学の時は文化祭で女装させられ女の子役を演じさせられました。
この時に、図らずとも僕には周りが「悠太には女装が定番」とされてしまった程、似合っていたようでした。
その時の写メや劇中の写真等は学校のHPにも載ってしまい、尚更、僕=女装となってしまったのです。
そして、高校生です。
田舎の高校なので、他の高校に行くには、二つ隣街の高校へ行くくらいなので、中学の時の生徒の殆どが同じ高校に上がりました。
それと同時に僕は文化祭が憂鬱に感じていました。
僕と同じクラスに中学の時に生徒会長をやった名物女子がいて、やはり、文化祭になると僕は女装させられる羽目となりました。
しかも、今回は中学の時と違い、女子達は化粧にも慣れてきていたので、リハーサルで僕を玩具にして完璧な女子にされた時、鏡に映った自分を見て「別人」だと思いました。

先生も「おおっ!!なんだ!?悠太!?えらく美人だぞっ!!」と誉めてくれ、物凄く複雑に思いました。

で、文化祭が終わり、高校生活が終わる三年生の正月休み、僕は就職先が決まっていませんでした。理由は僕の身体の問題で中々、願書を出せる会社が無かった為もあって担任の先生から「進路相談」とされ、暮れの29日に登校させられました。
先生がなんとか、体力的にきつくない職場の案内書を三つ見付けて来てくれて、先生と一緒に書類を書いて「今日なら間に合うから」そう言って職安に飛んで行ってくれました。
正月も明けて休みも終わり、学校が始まりました。
僕は、多目的保養徐のフロントに仕事が決まりました。
その知らせを受けに放課後、先生に呼ばれていました。
誰もいなくなった放課後の教室。
もう辺りは暗くなってました。
先生から、一通り知らせを聞いていたら、時間も結構遅くなり、先生が「すまないな、遅くなって。奢ってやるからラーメン屋にでもいくか?」
ラーメンを食べた後、先生が車で送ってくれ、家の前に着いた時でした。
助手席の僕を急にガバッと先生は抱き締めてきて、耳元で「ゆ、悠太!!す、すまんっ!!お前が好きなんだ!!」

内心「ええっ!!」でしたが、言葉に出して言うタイミングが計れず、只、茫然としてしまいました。
暫くして、やっと僕は我に返り「何言ってるんですか、僕は男ですよ。困ります。」そう言って先生の腕を振りほどいて帰宅しました。が…。
どうもこの辺りから、実は僕も先生を意識しはじめていたんだと思います。
先生は諦めずに、何かにつけて僕を放課後に呼び出しては、告白してきました。
で、二月の半ば。先生の熱心に押され食事とドライブに付き合うことにしました。
ちょっと高級な中華を束させて貰い、夕方から夜景のドライブ。
高台に先生は車を止め、窓の外のネオンの塊を黙って見つめていました。
僕は、その先生を見つめていた。
先生が、僕の視線に気付いて此方を向く。
自然、二人で見詰めあう形になり、暫く見詰めあっていると先生はゆっくり手を伸ばしてきて、優しく抱き締めてきました。
「悠太…好きだ。今日は、ありがとう。嬉しいよ。悠太が卒業して顔を見れなくなっても、もう悔いはないよ。社会に出ても頑張れっ!!先生はいつでも悠太の味方だからな」そう呟く言葉は、次第に震え、僕を抱き締める両の腕に力がこもり、小刻みに震え始めると、暫し先生は嗚咽していた。
そんな先生の腕の中で僕は窓の外のネオンの塊を眼に焼き付けていた。


[つづく]
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2012/11/20 09:00:55(vEfYeGzy)
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