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1:母娘露花調教
投稿者:
まーら
山を拓いて築かれた住宅地の所々で、桜の花が八分咲きになっていた。
世間が花見に浮かれているのと同様、岩間家も例外ではなかった。 「ごめんね、美由。春休みなのにお母さんだけ旅行に行ってしまって。俳句の会で親しくしていただいている方た ちのお誘いだから、どうしても断れなかったの」 春コートを着て玄関に立つ幸枝は両手を合わせて娘を拝んだ。謝る幸枝細面に切れ長の目で鼻筋が通っている。 上唇が薄いのが濃艶さをそいではいるが、それでも上品な顔立ちには43歳ながらの熟女の色香が匂い立っていた。 「わたしはもう二十歳よ。お母さんが旅行に行くからって、ダダをこねたりしないわよ。余計な心配はいらないか ら、思いっきり楽しんできて」 丸顔で可愛い顔立ちの美由は、母の気遣いに優しい言葉を返した。 幸枝はこれから俳句仲間と県外の桜の名所を巡って句を詠むのだが、混雑を避けるために平日を狙い、月曜日の 今日から二泊三日の予定になっていた。再婚するまでは旅行するどころか、趣味を持てるなどとは考えられなかっ た。やっと人並みの生活ができるようになったのだ。十分に幸せを堪能してもらいたかった。 「じゃあ、行くわね。お義父さんには早く帰るように言ってあるけど、物騒だからくれぐれも戸締りを忘れないで ね。お母さんが出かけたらすぐに鍵をかけるのよ。それから・・・・」 「も~しつこい。気を遣ってばかりいると、いい俳句が浮かばないわよ。まったく苦労性なんだから」 美由は幸枝に旅行かばんを握らせると、愛らしい笑顔で押し出した。 幸枝がいなくなると家の静けさが一気に押し寄せてきた。義父の公平は親から継いだ中古車販売店へとっくに出 勤しているから、今この家には美由ひとりだけである。 母親の幸枝が岩間公平と再婚したのは美由が中学二年のときで、それまでの生活は貧乏の文字を身で知った生活 だった。母が離婚したのは美由が小学校五年生のとき。別れた理由は今も語らないが、慰謝料どころか養育費すら 貰えなかったようだ。なんの資格も持たない母はスーパーのレジ打ちなどのパートを掛け持ち、生活を支えてくれ た。再婚を言い出されたとき、母の苦労を知っているだけに反対はできなかった。心配は新しい父親との関係だっ たが、危惧は無用に終わった。公平は実子のように優しく接してくれ、諦めていた高校ばかりか大学にまで進ませ てくれた。 義父の公平も離婚を経験している。十五年前に三十歳で妻を娶り、親から援助してもらった資金でこの家を買っ たが、結婚生活は一年も続かなかった。離婚の原因については公平も語らないため不明である。 両親の仲は上手くいっている。美由はずっとそう思っていたが、幸福な生活のなかで義父の裏切りを知ったのは 半年ほど前だった。その日の夜、勉強の手を止め外の空気を吸おうとカーテンを開いた瞬間、美由の目に飛び込ん できたのは隣家のセックス場面だった。全裸の女が立って身体の正面をこちらへ向け、跪いた全裸の男が背中を見 せて乳房をむしゃぶりながら荒々しく揉んでいた。愉悦の表情で快楽に酔っているのは、母が里緒さんと呼んでい る隣家の人妻だった。年齢は三十一歳と聞いていた。 美由は性の営みを目の当たりして、恥ずかしさで全身がカッと火照り、自分が罪を犯したように慌ててカーテン を閉めた。だが、視線を遮っても白い裸体が脳裏に焼きつき、動悸がして手は震えていた。衝撃の光景を忘れよう と机に向かうが、文字は目に入らず鮮烈な白磁の裸体がいつまでも頭のなかを巡った。 (向こうも気づいたかしら……。今、どうなっているのだろ……) 無用な心配を装い好奇心が湧き上がる。 (なに考えてるの。いやらしい……) 自らを叱っても淫靡な光景への興味は膨らんでゆくばかりだった。 儚い抗いの気持ちが消滅すると、覗いているのを悟られないため部屋の灯を消していた。カーテンを細く開いて 隣家の部屋に目を向け、美由は固唾を呑んだ。里緒は跪き、勃起した男根を口に咥えていた。頬を窪めフェラチオ に励む表情は淫熱に浮かされ、艶かしい色香を萌え立たせている。さらに目を見張ったのは、里緒が後ろ手に縛ら れ胸縄を施されていることだった。乳根の上下を縛られた乳房は縄目から迫り出し、怒張を滑る唇の動きに合わせ 上下に弾んでいる。縛って快楽を得るSMというものがあるのは友人の話で知っていたが、実際目にするまでは半 信半疑だった。 (あの夫婦、変態なんだ……) 軽蔑はするが視線は釘づけになっていた。そして男の横顔を捕らえた瞬間、美由は驚愕した。男は義父の公平だ った。美由には眼前の事実が信じられなかった。ふたりは仲睦まじくしているからなんの不満もないと思っていた。 (どうして……?) その疑問は義父にぶつけない限り答えは得られない。なのに、美由は今もなお問いただせずにいた。さらには義 父の浮気を母に隠している。それは母を再び不幸な境遇に戻したくなかったからだ。 その日を境に義父の顔を正面から見ることはなくなり、口数も減っていた。美由の憤りをよそに、義父は今も浮気 を重ねている。曜日と時間も決まっていて、月曜と木曜の午後九時頃から二時間ほどかけ里緒を玩弄する。それは 母が句会へ出かけた日である。時々義父の姿が消えるのは、母の目を盗んで里緒との痴戯を愉しむためだったのだ。 そんな公平を嫌悪しながらも、妖しい淫戯に魅せられた美由は覗きをやめられずにいた。 公平は午後七時半に帰ってきた。ふたりは夕飯を無言で摂った。食事が終わり後片付けを済ませ美由は風呂に入 った。シャワーを浴びると湯がいくつもの筋となってきめ細かな肌を流れる。背中をつたう湯は引き締まった白臀 丘の頂から勢いよくなだれ落ち、股間に集まった流れは恥毛を濡らして漆黒を白い肌なのかに浮かび上がらせた。 肉厚の乳房を掬い上げるようにして洗うと、弾力を誇示して桜色の乳首と乳暈が踊った。やがて両乳房を撫でる手 に揉む動きが加わった。覗きをはじめてから、美由にはオナニーの習慣がついていた。覗いている最中にも昂奮し て肉珠を転がすのだが、風呂に入るため裸になるとやるせなく股間が火照り、肌を撫でるうちに気持ちが高揚して 淫らな気分に囚われてしまう。乳房を揉みながら人差し指の腹で乳首の先を撫摩する。心地よい痺れが波紋となっ て全身に拡がり、股間の疼きをさらに強めた。薄く開いた口から熱い吐息が漏れると、右手はうねる腹を撫で滑っ てゆく。ふっくりとした恥丘に繁る恥毛を越え、秘裂へ指を埋める。しこった肉粒に触れると、電気ショックを受 けたように腰が退けた。その瞬間から止めどなく湧き出す快美な痺れの虜となってしまう。 「はっ・・・・はっ・・・・。いっ、いい・・・・」 喜悦の声に合わせ腰が淫猥にくねると、肌を流れる水滴が飛び散った。 「あんあん・・・・。イ、イクッ。はん! はっはん! イック・・・・。はっく!」 美由は顎を突き上げ白い喉を晒した。左の乳房には指が深く食い込み、右の乳房が小刻みに震えた。 美由は手を洗い、股間と内腿を流すとシャワーを止めた。ボディーソープを手に取り全身へぬりつける。ついで T字カミソリを持つと尻を床につけて座り、両手両足へ刃を走らせ、残るは陰毛だけになった。 股の付け根に刃をあてた瞬間、ドアの開く音がした。振り向くと全裸の公平が縄を持って陰茎を硬直させていた。 「イヤアッ! 出ていって!」 美由は叫ぶと顔を戻し、乳房を腕で隠して背中を丸めた。 「そう邪険にするなよ。親子の間で恥ずかしがる必要はないだろ」 「もう一緒にお風呂に入る歳じゃないわ。早く出てって!」 「そうはいかないさ。美由が色っぽい声を聞かせるから、昂奮して勃ってしまってなぁ。いくらオジさんでも汁を 飛ばさんことには鎮まらなくなってる」 (聴かれてた・・・・) 美由の白磁の裸体が羞恥の熱を帯びて赤らんだ。その背中へ公平は怒張を擦りつける。 「この硬いのを柔らかくする方法は、覗き見て知ってるよな?」 公平は美由の耳元で囁いてたずねる。 「な、なに言ってるの?」 「しらばっくれるな。里緒がこいつをしゃぶったり嵌めてよがったりするのを、いつも羨ましがった目つきで観て いるじゃないか」 公平はさらに強く剛棒をこすりつける。 「変な言いがかりつけないで。わたしはそんな不潔な真似なんかしてないわ」 美由は白を切った。母を騙しているばかりか、留守中を狙って蛮行にでる男など取り合う価値もない。 「ふん。最初こそ部屋の灯を消したが、あとは点けっ放しだから、いつも美由の影がカーテンに映っているんだよ」 事実を突きつける公平の声は勝ち誇っていた。 美由は最初こそ罪悪感から灯を消したのだが、いつもそうするのはかえって怪しまれると、余計な気をまわした のが仇となった。 「お母さんを裏切っておいて、わたしを責める資格なんてないわ」 知られていては素知らぬ振りはできず、美由は公平をなじった。 「母親思いのいい娘なのに、どうしてお義父さんが浮気をしていると話さないんだ?」 「それは、お母さんが可哀想だからよ」 「ふん、もっともらしい理由をつけてはいるが、単にスケベなだけだろ。でなければ覗きなんて一度でやめている さ。しかも、私たちは世間と少し違っている。それを熱心に観ていたのは、自分も辱められながら遣りたくて堪ら ないからだろ?」 「勝手に決めつけないで」 強く否定はしたが、見抜かれている思いがした。公平の言うとおり、興味がなければ驚いてカーテンを閉めた時 点で二度と目にしなかったはずである。 「見栄を張るな。スケベな美由に今から、妄想より生の良さを教えてやる」 公平は唇の端を淫猥に歪ませ、美由の背中へさらに強く怒張を押しつけて滑らせた。 初めて経験する肉棒の感触は、目で想像していたより遥かに硬く、猛った熱までも伝わってきた。オナニーで消 したはずなのに、わずかにくすぶっていた官能の残り火がポッと燃え上がった。 (コレを迎え入れたら、あんなに気持ちよくなれるのだろうか・・・・) 美由の脳裏に、至福の表情で気を遣る里緒の顔が浮かんだ。公平を拒絶している身体の力がふっと緩む。 「そうだ。力を抜いて身体を任せろ。美由が憧れている世界へすぐに連れて行ってやる」 公平が快楽への誘惑を囁く。 「お義父さん・・・・」 そう呟いた瞬間、頭を母の顔がよぎった。 (いけない・・・・) 公平は母、幸枝の夫なのだ。肉欲のままに抱かれては美由までもが裏切る結果になってしまう。苦労させた母を 奈落の底へ突き落とすわけにはいかなかった。 「ヤメて。お母さんに申し訳ないと思う気持ちがあるなら、すぐに出ていって」 美由は毅然とした口調で拒絶を告げた。 「戸籍上は父娘でも血の繋がりがない以上、美由を抱いても問題はないさ。それに美由はスケベだから、一度試す と味をしめて口が堅くなるはずだ」 そう言うなり、公平は美由の右手首を握って乳房から引き剥がした。そのはずみでカミソリが飛んで床を滑った。 「父親に身体を許す気なんてないわ。乱暴したらお母さんに話すわよ」 美由は手を振りほどこうとするが、公平に向けてはあまりに非力だった。たちまち腕を背中へひねり上げられ、 縄をかけられた。左腕も抵抗は及ばず、ついには両手を拘束されてしまった。あとはどう足掻いても縄は柔肌に絡 みつき、胸縄を施されてしまった。 「こんなのイヤッ! 二度と覗かないし、お母さんにも絶対喋らないから許して・・・・」 美由は緊縛された身体をもがかせて大粒の涙をこぼし、嗚咽しながら懇願する。 「許すも許さないもないだろう。美由は辱められて幸せを感じるんだから願ったり叶ったりじゃないか。さあ、毛 剃りの続きをするぞ」 公平は陰険に微笑み落ちているカミソリを拾った。 義父の嗜虐に満ちた顔に、美由は背筋に寒気を感じた。 「終わったからもう必要ないわ。余計なお節介しないで縄をほどいて」 「まだ股の真ん中にもじゃもじゃの毛がたっぷり残ってるじゃないか。若い娘はマ○コの周りも奇麗にしておかな いと男に嫌われるぞ。美由の顔に合わせて可愛らしくしてやろう」 公平は美由の必死な言葉を無視して胸縄を握り、美由を仰向けに横たわらせた。 「ヤメて。イヤよ。イヤッ!」 美由は緊縛されて身動きのとりにくい身体をひねり、側臥の姿勢になって公平に背を向けた。すると公平の手が 粘りつく動きで白磁の臀丘を撫でまわした。 「たっぷりの肉が引き締まって美味そうな尻だ。若いから肌に張りがあってなめらかな手触りだから、毛剃りする まえにしこたま舐めてみたくなる」 声が嬉しがって弾んでいた。 (この男にとって、わたしはすでに娘でなくなっている・・・・) 今は嗜虐に憑かれ鬼畜と化していた。助けなど望めないこの状況下では、玩弄の果てに犯されるのは目に見えて いる。だからといって心までは奪えない。正気でさえいれば、無反応な身体に失望して諦めるはずである。美由は 公平に挑む気持ちで身体の向きを元に戻した。 「尻を触られて、その気になったか?」 美由を卑猥と決めつけた問いだった。 「誰も彼もが性欲の塊だと思わないで。なかには思い通りにならない女だっているのよ」 「ああ、確かにいるな。でも美由の場合は自惚れだ」 公平は即座に美由を侮辱した。 「思い上がっているのはどっちなのか、その身で知るといいわ」 美由は敵愾心剥きだしの視線を投げた。 「いい心意気だ。ずっと冷凍マグロでいられたら、これっきりで諦めてやろう」 公平の言葉は余裕に満ちていた。 その自信が美由の対抗心に火を点けた。 (こんな男に負けない・・・・) 美由は今度こそ義父が裏切っている事実を母に告白しようと考えた。こんな家で弄ばれて暮らすよりは、貧乏を してでも母と平穏に生きる方が遥かにましである。それに今は美由も働ける。以前ほどの苦しい環境にはならない。 美由はグッと唇を噛んだ。 公平はカミソリを置くと、縄目から迫り出した両乳房に触れた。 「本当にいい肌だ。撫でているだけで掌からも昂奮してくる。おっぱいの肉は瑞々しい弾力があって指が心地いい」 公平が愉しそうに言うと怒張がヒクンと跳ね、鈴口に溜まっていた先走りの液が透明な粘糸を引いて垂れた。 「いやらしい手つきで触らないで!」 美由は怒りを露にした声を放った。 「上等な身体が目の前にあるのに、ただ眺めてろなんてつれないこと言うなよ。それとも化けの皮が剥がれて、卑 猥な本性を晒すのが怖いのか?」 公平は双乳を撫で揉みながらからかってたずねる。 「お母さんを騙しているうえに、わたしにまで手をかける獣に触られたくないだけよ」 「そう毛嫌いするな。覗いてオナニーするほどのスケベ娘だ。美由もすぐに大股開いてチ○ポをせがむ獣の牝にな るさ」 結末は見えていると決めつけた言い方をすると、公平は乳房へ顔をよせて尖らせた舌先を桜色の乳暈に沿ってね っとりと這わせた。 「イヤッ!」 美由は身体を揺すって拒むが、執拗に乳暈を交互に舐め続けられるうち、甘い痺れが緩やかに拡がっていった。 「ダメ!」 美由は自分を叱咤する声を上げ、歯を食いしばった。早くから感じていると知られたなら公平を調子づかせてし まう。 (こんな卑怯者に負けたくない!) 気を強く持とうとする美由に、乳房への攻めが延々と繰り返される。片方の乳首は舌で舐め転がされ、もう片方 は指の腹で撫で転がされる。そのうえに抵抗心を懐柔するような絶妙な動きで、指が乳房を揉んで快感を搾りだし た。気がつくと歯に隙間が生まれて唇が薄く開き、艶かしい息が細くこぼれていた。それに股間がむず痒く疼いて いる。 「イヤ! イヤイヤ! 手を放して」 快楽の触手に屈しないためと喘ぎ声を誤魔化すため、美由は同じ言葉を何度も叫んだ。 「耳障りのいいよがり声だ。もっと気持ちよくなったら、どんな声で鳴くんだろうなぁ」 公平は乳房を揉みながら乳首を吸い、うねる白い腹に右手を這わせ漆黒の恥毛を撫でると、柔らかな肉土手の合 わせ目に指をもぐり込ませた。 「ダメーッ! 触らないで!」 美由は声を泣かせ哀願するが、指は深く埋まった。 「さすが覗きでオナニーをするだけはある。沸騰したスケベ汁でべとべとじゃないか。ほら、音を聞いてみろ」 公平は嗤って指を蠢かせた。秘裂がチュクチュクとさえずる。義父を嫌悪していながらも身体が無分別に迎合し ている証拠を聞かされ、恥ずかしさで美由の全身が朱を帯びると下腹部がさらに疼きを強くした。 「これならクリトリスもいい具合に勃ってるだろう」 嘲笑って指が粘膜を滑り、しこった肉粒にあたった。その瞬間、美由の腰がヒクンと痙攣した。思わずこぼれか けた喘ぎ声を懸命に喉奥へ閉じ込める。 「冷凍マグロがスケベな熱で解けはじめたようだな。こうなったらやせ我慢などしていないで、たっぷり愉しめ」 「うくく~・・・・」 美由は口惜しさを喉で呻くと同時に、情けなくて目尻から涙を流した。だが公平は美由の悲哀に目もくれない。 指が肉珠を撫で転がし快感を紡ぎ出す。股間が淫熱を帯び、色っぽい呼吸が非情に満ちた風呂場の空気を艶かしく 染めた。 「ヤ、ヤメて。イヤ・・・・」 美由は上擦った声で拒むが、公平は乳房を揉みながら乳首を吸い、肉珠をこね続ける。 浮遊感が美由の身体を襲い頭が白む。頑強に閉じていた膝の力は抜けていた。 公平は身体をずらして膝頭を美由の脚の間に入れて割り開いて膝を浮かせておき、膝窩に手をあてグッと押した。 美由の足が宙でM字に拡がると、秘唇がうっすらと開いて恥液に濡れた鮮桜色の粘膜を晒し、ワインレッドの襞を 放射する肛門が丸見えになった。公平はすかさず怒張を握って膣口にあて、グッと腰を入れた。赤銅色の亀頭はエ ラまで侵入したが、そこからは窮屈さに阻まれた。 「い、痛い!」 美由の身体に力が入り、カリ首がギュッと絞られる。 「狭い穴に入れているんだ。少しは痛いさ。それを越えれば、オナニーがつまらなくなるほどのいい夢が見られる」 公平は自分勝手な言葉を並べ、眉根を歪めて声を泣かす美由へじわりじわりと肉棒を押し込んでいった。根元ま で挿入すると、この瞬間の肉壺の熱さと食い締めを怒張に焼きつけるかのように、ジッとして動かない。 公平が静止しているお陰で、大きな痛みは引いていった。身体に芯ができたような不快な肉の棒を早く抜いて欲 しいが、望んだところで叶わないのは明白だった。 公平がゆっくりと抽送をはじめる。先ほどまでの苦痛は感じないが、義父の言う快感などには程遠かった。とこ ろが、ピストン回数に合わせて肉壺に心地よさが湧き、全身へ快美感が拡がっていった。 (あの痛みが消えて、ウソみたいに気持ちいい・・・・) 肉悦は相手が義父である事実を忘れさせ、知らぬ間に食いしばった歯から力が奪われ、思わず愉悦の声を漏らし てしまいそうになる。 「可愛い顔が色っぽくなってるぞ。本音は隠せないものだな」 嘲りの言葉が美由を正気づける。 (屈するわけにはいかない・・・・) 反抗の気持ちを奮い立たせはするが、肉体は官能の波に呑み込まれてゆく。 「ダメッ! イヤッ!」 公平へ向けての拒絶ではなかった。美由のなかで快感が膨らみきっている。どう頑張ったところで抗いきれそう にない。気を遣る声を誤魔化すための絶叫だった。 ズンとひと突きされた瞬間、絶頂に到達した。口が大きく開き、背中が弓反って縄目から迫り出した双乳が突き 上がり、膣口が怒張を締め上げていた。公平がほくそ笑んで肉竿を抜くと、いまだ屹立した男根がビーンと跳ねた。 怒張を繋ぎ留めておくかのように亀頭と膣口の間で伸びた恥液の糸が、公平の無情さを語ってぷつりと切れた。 余韻の只中にある美由を横目に、公平はカミソリを持ってボディーソープを掌に取った。恥丘に繁る恥毛に塗りつ け、白い肌に刃を滑らせ生え際から刈り取ってゆく。 「なにするの!」 「動くな!」 公平は裸身をひねろうとした美由を怒鳴りつけた。 「下手に動くと使い道のない割れ目が増えるぞ」 公平は茶化しながら、白い肌の面積を拡げてゆく。身体が傷つく恐怖から、美由は身じろぎせずに従っていた。 「どこまで剃るの?」 いつまでも手を動かし続ける公平に、美由は不安を感じてたずねた。 「モサモサ生えていると美由の愛らしさがぶち壊しだから、全部剃ってしまうのさ」 答える公平の声は浮かれていた。 「そんな・・・・。わたしは大人なのよ。ない方がおかしいわ」 「お義父さんから見れば美由はまだまだ子供だ。マン毛を股座に飾るのは背伸びのしすぎで、全然似合わん」 公平は自分の好みに合わせて恥丘を丸裸にすると、秘裂と肛門の周りを慎重に剃り上げた。そのあと肌に残った 泡と恥毛をシャワーで洗い流して美由を立たせた。陰毛を失った恥丘はより盛り上がった印象を与え、肉土手が描 く肉筋がくっきりと浮き上がっていた。 「この方が可愛らしくてずっと魅力的だ」 公平がそう言った瞬間怒張がヒクンと跳ねて、先走りの液が銀糸を引いてツーと垂れ下がった。 向き合って立つ美由は頬を紅潮させて顔を背け、裸体を羞恥で震わせた。 「こ、これで・・・・終わりにして・・・・」 美由はか細い声で切願した。 「まだはじまったばかりだ。これから本格的に美味しい思いをさせてやるから、親子の間で遠慮などするな」 公平は嬉しそうに笑い、美由を脱衣所へ押しだして身体を拭いて髪を乾かすと、自分の身体を拭いてホームウエ アを着込んだ。 「美由をこれから、里緒のところへお披露目しに行くぞ。視線の数が増えるから手放しで喜ぶだろうなぁ」 義父の言葉に美由は顔を強張らせた。この緊縛された無毛の裸体を他人に晒すなど、恥ずかしさを通り越して屈 辱でしかない。 「あの人の家へ行くのは許して。惨めな思いはしたくない」 美由は半泣きの顔で懇願した。 「わがままを言うな。里緒には二歳の子供がいて留守にはできないから、こっちが出向くしかない。向こうでまた いい思いをさせてやるが、その格好で外へ出るのは初心者の美由には刺激が強すぎるから、これを着て行け」 公平は美由の肩にコートをかけ、背中を押した。美由は足を踏ん張って抵抗する。 「イヤよ。絶対に行かない」 美由が拒むと、公平は背後から抱きついて秘裂に指をもぐり込ませ、肉粒を撫摩した。 「はん!」 美由は色っぽく喘いで、指から逃れようと腰を退く。だが指は離れなかった。いじられるほどに股間から心地よ さが拡がり、足の力が抜けてしまう。後ろから押されると抵抗力を奪われた足が簡単に前へでた。 「このまま隣まで行くか?」 「ほ、本気じゃ、ないわよね?」 「意地を通して、確かめてみろ」 冷淡な声だった。 (家庭の恥を晒すことにひとつもためらってない・・・・) 美由は恐怖した。義父との痴戯を近所に知られたなら二度と大手を振って歩けない。そればかりか母にも迷惑が 及ぶ。そんな事態は絶対に避けねばならない。 「おとなしくするから普通に歩かせて」 美由は折れるしかなかった。 公平がドアホンのボタンを押すと、少し間をおいてドアが開き、満面に笑みを浮かべた里緒が現れた。彫りが深 く南米系を思わせる顔だ。身体の線に張りついた紫のセーターは乳房の膨らみを強調するばかりか、突起した乳首 の形まで浮き彫りにしている。穿いているスカートはマイクロミニで、わずかに動いただけでパンティが見えてし まいそうだった。 「子供は寝たのか?」 挨拶代わりにたずねる。 「ええ」 「寝つきのいい子で助かるよ。それと、今日は里緒が喜ぶ連れがいる」 そう言って公平は美由の腕を引っ張って玄関へ入った。美由の姿を見るなり、里緒は驚きで目を見開いた。 「お嬢さん・・・・ですよね?」 「そうだ。里緒が協力してくれたお陰で、オナニーするほどのスケベ娘になってる。いつまでもひとり遊びをさせ ておくのは可哀想だから一発決めやったが、それだけでは満足しないのでここへ連れて来たってわけだ」 公平は顔を俯けて佇む美由を玄関ホールへ上がらせると、コートを剥ぎ取った。 美由は緊縛された裸体を晒され身体がカッと熱くなった。恥ずかしくて堪らないのに、股間がいやらしく疼きは じめた。 (辱められているのに、どうして・・・・) 美由には理解できない身体の反応だった。 「本当に娘さんに手を出したのね」 公平をなじるのではなく呆れた口調だった。 「こんな可愛い娘を、得体が知れん男のチ○ポで先に汚されるのは耐えられんからなぁ。それと抱いてみて分かっ たが、ただスケベなだけでなくて、美由にも里緒と同じ資質があるようだ」 「悪い人・・・・」 呟くように言って、里緒は美由の下腹部を凝視した。無毛の股間に秘裂が丸見えになっている。 里緒の身体がスッと下がった。 「剃られたのね?」 「え、ええ・・・・」 あるべきものを失った気持ちを理解してくれたのだと美由は思った。 「あなたにとっても似合って、可愛いわ」 美由は愕然となった。 「からかうのはよして」 身体をひねって視線から遮ろうとすると、里緒の両手が腰骨を押さえた。 「お義父さんはずっと、わたしの毛を剃りたいって言い続けているのよ。だけどそれを許すと主人に浮気がバレて しまうから断っているの。本当は美由さんみたいにしてもらいたくて堪らないのよ。その方がもっと感じられる気 がするもの」 見上げる里緒の目は羨みで潤んでいた。 美由は寒気を感じ身震いした。義父も里緒も正常ではない。ここは理解しがたい異端の地だった。 「あなた、おかしい」 美由は怖さで非難した。 「そうかしら。だとしても幸せならそれでいいの」 「快楽のためだけにご主人を裏切って、罪の意識はないの?」 「悪いのは主人の方よ。自分ばかり愉しんでおいて、おざなりなセックスさえしてくれないんだもの。かえって欲 求が募って身を持て余すから、バイブレーターを買って慰めていたけど、肌の温もりがなくて寂しく思っていたと ころへお義父さんと知り合ったの」 淡々と話す里緒からは、懺悔の気持ちなど微塵も感じられなかった。 「あなたは淫乱のうえに露出狂だから、正常な旦那さんでは満足できないのよ。可哀想なのは旦那さんの方じゃな い」 悪びれた様子のない里緒へ、美由は辛辣な言葉を投げた。 「知らないからなんとでも言えるのよ。だからって弁解はしないわ。でもねぇ、こんな女にしたのはお義父さんな のよ」 「人に責任をなすりつけないで。あなたがしっかりしていなかっただけでしょう」 「だって、身体の疼きにどうしても逆らえなかったんですもの」 里緒は拗ねるように言った。 「責められても仕方ないが、親密になるきっかけは幸枝だからなぁ。あいつも悪い」 ふたりの間に公平が口を挟んだ。 「お母さんが?」 「ああ。里緒が欲求不満で悶々としているなどと幸枝が吹き込むから、ついスケベ心が起きてしまってなぁ。旦那 が夜の仕事だとも聞かされていたから、仕事の帰りにいきなり寄ってみたんだ」 そのときの記憶を呼び起こし、公平はふっと笑った。 「ドアが開いた瞬間に勃起したのを見せつけてやると、驚くどころか舌なめずりしやがった。それで相当な好き者 だとすぐに分かったよ。お蔭であとはすんなりだ。まあ、立ち話はこのくらいにしておこうか。里緒、今まで窓の 向こうだった目が随分と近くになったんだ。ここで裸になって幸せを感じてみろよ」 里緒の頬に赤みが差した。すると全身から羞じらいの色香が匂い立った。 里緒は立ち上がると、ためらう素振りを見せずセーターを脱いだ。露になった素白の双乳は十歳ほど違う美由の 乳房の張りには及ばないが、ふくよかな丸みは艶かしさを含んでいた。 続けて里緒はマイクロミニに手をかけてファスナーを下げ、軽く下向きに押した。スカートは重みに引かれて足 元に落ちた。里緒はパンティを穿いていなかった。縮れの少ない細い恥毛が、中央で集まって淡い黒の楔形となり、 かろうじて秘裂を隠していた。 里緒はうっとりとした表情で熱い吐息をこぼすと、公平に背を向けて足を開き腰を折った。肉づきのいい大きな 白臀の谷間で、セピア色の襞を放射する肛門と肉土手からはみ出した秘唇が覗いた。 「見られたがりのおマ○コが、はしたなく濡れるところをよく観てください」 里緒は上擦った声で言って両手を尻にまわし、秘裂を左右に分け拡げた。秘唇が開いて鮮紅色の粘膜が股間に咲 いた。なかは恥液でべっとりと濡れ、水飴を塗りつけたような光沢で満ちていた。 「いつもよりマン汁の量が多いな。視線が増えた効果がさっそく出てるぞ」 「え、ええ・・・・」 里緒が返事すると、菊襞と肉花が喜悦を訴えてキュンと萎んでパッと開いた。その瞬間秘花から本気の恥液が流 れ出た。溶けたチーズに似た白い流れは粘膜をつたい、皮の剥けた珊瑚色の肉珠からしたたり落ちていった。 「本当に里緒はスケベな露出牝だなぁ。汁を垂れ流すから美由が呆気にとられてるぞ」 公平は視線を意識させて侮辱する。 「だって、近くで観られて嬉しいから・・・・」 里緒の声は恥悦に震えていた。 恥知らずな光景でありながら、美由は目を逸らせなかった。今までは窓から視覚だけで受け止めてきたが、言葉 が加わると官能を強く刺激し、股間を昂奮させた。 「ほ、欲しい・・・・。ください・・・・」 里緒は欲棒を呟いて身体を翻すと、公平の前で膝をついてホームウエアのズボンを下げた。ウエストのゴムに亀 頭が引っかかって外れ、怒張がビンと跳ねて揺れた。里緒はそれを握って亀頭を赤唇に含み、舌を絡めた。ングン グと喉で呻くくぐもり声や、ジャピジャピと唾液の踊る音が玄関ホールへ卑猥に響き渡る。 その淫靡な光景を、美由は呆気に取られた表情で凝視していた。 「おしゃぶりしたからさっきより大きくなったでしょ。おチ○ポください」 里緒は仰向けに寝転ぶと、脚を宙で一直線に開いて秘裂を見せつけた。 「ど淫乱が」 公平は侮辱しながらも声を嬉しがらせて腰を落とすと、怒張を握って秘花にあてがいグッと腰を入れた。根元ま でが一瞬に呑まれて消えた。 「ああ~・・・・いい~・・・・」 里緒は貫かれた裸身を歓喜に震わせ、両足で公平の腰を抱え込んだ。 「チ○ポが熔けてしまいそうなほど熱いじゃないか」 「息遣いが聞こえるほど近くで観られているから、とっても昂奮しているの」 里緒は両腕を公平の首にまわすと、顔を引き寄せ舌を突きだした。公平の舌がまとわりき、軟体動物のような赤 い舌がふたつ擦れ合いもつれる。公平の舌を流れた唾液が里緒の口内へ流れ込み、喉がゴクリと鳴った。 「オッパイ揉んで、乳首を吸ってください」 里緒は男を惹きよせる妖艶な表情を作り、甘え声でせがんだ。 「してやるから、色っぽい声を美由にたっぷり聞かせてやってくれ」 公平ははなから手荒く揉みしだく。双乳が波打ちながらいびつに歪んだ。 「ああ~・・・・気持ちいい~・・・・」 色っぽい喜色の声を聞きながら、公平は屹立した乳首を唇にくるんで舌で転がし、もう片方は指にはさんでこね 伸ばす。それを交互に繰り返した。 「はあ~ん・・・・。感じるぅ・・・・。いい・・・・」 目を閉じた里緒のまつ毛が酔いの艶を湛えていた。赤唇からは絶えず喜悦のよがり声が漏れ、両手が公平の広い 背中を撫で滑り、腰は肉棒を味わって蠢いていた。 (人前で平然と抱かれるなんて、どこまで恥知らずなの・・・・) 嫌悪しながらも、美由は相変わらず眼前の肉交から目が離せなかった。動悸がして股間がジーンと疼き頭がクラ クラする。いつもなら乳房を揉みしだき、肉粒を撫でまわしている。緊縛されてそれができない焦れったさから腹 立たしさを感じた。この瞬間、自分が淫らだという思いばかりか母も頭のなかから追い払われていた。 「んん~・・・・。おマ○コを突いてください」 里緒は腰を小刻みに揺すって催促した。 「美由のせいでいつもより欲張りだな。その分、牝の悶えをたっぷり見せつけてくれ」 公平はゆっくりと抽送をはじめた。ジュックジュックと秘裂が鳴く。 「この恥ずかしい音、聞かれてるのよね?」 里緒は自らを辱めるようにたずねる。 「丸聞こえに決まってるさ。なあ、美由」 声をかけても、美由から返事はなかった。 「見ろよ」 公平は里緒の視線を誘った。 脇に立つ美由の目は空ろで、緩んだ口元からは今にも涎が垂れそうだった。腰は机の角に肉珠を擦りつけるような 動きをしている。そして股間には銀糸が垂れ下がり、そよ風に吹かれるように揺れていた。 「ふふ・・・・、里緒が濃厚なのを見せつけるから、美由がすっかり昂奮して突っ込み十分の状態になってるぞ」 公平は事態が思惑通りに進んでいることに顔をほころばせた。 「親孝行な娘さんで良かったわね」 里緒のからかいを公平は聞いていなかった。 「美由!」 怒声にも似た声で美由は我に返った。 「スケベ汁を垂れ流すほどだから遣りたくて仕方ないだろうが、生憎チ○ポは一本しかない。里緒がイクまで我慢 してろ」 諭すように言う声が嗤っていた。 (なんてみっともない・・・・) 美由は恥じ入った。濡れているのは悟っていたが、傍目からも分かるほどとは思っていなかった。顔も物欲しそ うにしていたに違いない。 「わたしにはその気なんてないわ」 負けん気をみせ、気丈に言ったつもりだが声が掠れていた。間近の性宴に圧倒されて喉が渇いている。唾を飲むの も忘れるほどに熱中していたのだ。美由はそれが口惜しくてならなかったが、どれほど悔いてもふしだらな熱は引 かなかった。 「そう、ふてくされるな」 反抗の言葉を照れ隠しくらいにしか考えていない口振りだった。それが歯痒かった。 悔しがる美由を尻目に公平は両手をフロアにつき、浅深の変化をつけた速いピストン運動で里緒を快楽の頂点へ押 し上げにかかる。浅い抽送ではエラで膣口を掻き、深い抽送では肉壺の奥を抉る。秘口がジュチャジュチャと淫鳴 し、肉竿に本気の白い恥液が斑にまとわりつく。それを秘唇が削り取り、怒張の根元へ押しやって白い色を濃くし てゆく。 「はん・・・・はん・・・・。そ、その突き方されると・・・・気持ちよくって……腰が痺れる……。はっ……は っ・・・・いい・・・・いい・・・・」 里緒は濃艶に喜悦を吐き出し、両手をフロアに泳がせる。 公平は里緒が背中で交差させた足をとき、膝の内側を押してM字に拡げた。恥蜜に濡れた陰毛がべっとりと肌に 張りつき、淡い黒のなかに皮の剥けた鮮紅色の肉珠が覗いていた。白い恥液は怒張を染めるだけでなく、エラに掻 き出されてヒクつく肛門の襞をつたい落ちて、フロアに溜まりを拡げていた。 「さすが露出牝だけあって、滝みたいに溢れてるぞ。これなら美由のいい先生になれる」 公平は里緒の痴態を褒め、強いピストンを繰りだす。恥液が飛沫となって散り、公平の陰毛まで白くぬり変え、 ふたりの股間で粘質の糸が何本も伸びては切れた。 「あっあっ・・・・いい・・・・。こ、腰から・・・・蕩ける・・・・。もっと・・・・もっと突いてっ!」 よがる里緒は眉間に皺を浮き上がらせ、すがる物を探すようにフロアへしきりと掌を走らせる。 公平の腰は水平に動くだけでなく、垂直に円を描く。肉と肉が叩き合う音と、恥液の攪拌される音が玄関ホール に高々と鳴り渡った。 「いっ、いい! 凄く感じて・・・・気持ちいい! はっ・・・・はっ・・・・。イきそう・・・・。もうイク! あ~ん・・・・イックーッ! はっくう~!」 里緒の裸体がアーチ橋のように反った。眉根がグッとよって深い皺が刻まれる。口が大きく開き手の指はフロア に立ち、爪先がピンと伸びていた。 「はあ~・・・・」 里緒の口から満悦の溜息が吐き出され、背中が落ちた。快楽の頂点を極め至福に硬直していた表情が緩むと、夢 を見ているような表情で余韻に浸った。 公平はまだ放精していない怒張を抜いた。白い肉棒が勢いよく腹を打ち、恥液の跡を残しながら飛沫を飛ばした。 「里緒、まだ遣りたければ美由を悦ばせろ」 「いいのかしら?」 気を遣ったばかりだというのに、里緒は次の快楽に興味を示していた。 「里緒のいやらしさにすっかり感化されて、疼く身体を持て余しているはずだ。たっぷり抱いて、本当のエクスタ シーというものを経験させてやってくれ」 レズ行為を楽しみにしていると言わんばかりに、恥液をまとった白い怒張がヒクンと跳ねた。 里緒は気だるそうに立ち上がって美由へ歩みよった。美由の顔は湯から上がったばかりのように赤らみ、目は酔 ってとろんとしている。 「わたしみたいな女に抱かれたくないでしょうけど、お義父さんの命令だから許してね」 里緒はまったく気持ちのこもっていない声で謝り、顔を近づけていった。 (これ以上、堕ちるわけにはいかない・・・・) 美由は自分に言い聞かすのだが、身体は里緒を待ち受けて動かなかった。 里緒が美由の顔を両手ではさみ柔らかな唇を重ねてきた。すぐに舌が進入を試みるが、美由は堅く歯を閉じて拒 む。すると里緒は唇を擦りつけながら、舌先で優しく歯茎を舐めてきた。昂奮している身体に快美感が拡がって背 筋が心地よく痺れた。それでも美由は拒絶を呻く。だが昂奮を煽る舌からは逃れられなかった。歯の合わせ目がゆ っくりと開いてゆく。それを助長したのは乳房だった。里緒の屹立した乳首と滑らかな肌にこすられ、性感がさら にくすぐられたからである。美由を蝕む官能の波が顎の力を奪った。強固な門が開くと舌がなだれ込み、歯茎の裏 側をなぞって舌に絡みついた。滑らかな舌だった。大理石の肌を持つ軟体動物が快楽という媚薬を分泌しているよ うだった。先ほど目の前で公平と里緒がしたように、魅了された舌が自然と動いた。 「うんぐ・・・・うんぐ・・・・」 愉悦を呻くと唾液が溢れ、舌に混ぜられて湿音が響いた。美由の喉がゴクリと鳴ると、里緒は耳に唇をよせてき た。 「わたし、またその気になっちゃった」 美由は色気を孕んだ息を耳にかけられ、突然寒気に襲われたように身震いした。 里緒の膝が曲がりながら首筋を舐め、縄目から迫り出した乳房に舌が這う。淫気に満ちて豊穣となった肉体へ、 快感という名の養分がさらに送り込まれてくる。膨張しきった乳首を舌先で掃かれた瞬間、美由の膝から力が抜け た。へたり込んで座ると、里緒が仰向けに横たわらせた。それでも足が閉じられているのが抗いを表していた。 「頑固なのね。でも、わたしはご褒美をもらうわよ」 里緒は肌の張りつめた双乳を撫で揉みながら隆起した乳首を赤唇に咥え、舌先で転がした。もうひとつの乳首は 親指と人差し指でつまみ、軽くひねる。 乳房の中心を甘美な稲妻が走り抜けた。裸身がビクンと痙攣し、縄にくびられた乳丘が根元から揺れた。 「ダ、ダメ・・・・ダメダメ・・・・」 「拒んでもムダよ。さっき言ったでしょう。わたしはご褒美が欲しいの」 里緒は乳首を交互についばみ、唾液にまみれさせる。 「イヤ! こんなの・・・・イヤ・・・・」 美由は大きく首を振る。 「里緒、気にするなよ。美由のイヤはいいって意味だからな」 拒絶とも歓喜とも思えるもがきを公平が嘲る。 「分かってるわ。だって、おツユが垂れ流しだもの」 里緒の指が秘裂に触れる。なかは熱く沸いてぬめっていた。 「触らないで!」 美由は悲痛な声を上げ、閉じた膝に力を込めた。 「強がらなくていいのよ。たっぷり濡
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2012/07/22 19:18:26(YZWSC6mA)
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