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1:澱~1
投稿者:
浅倉 さんた
ドサッと土が頭に被さった衝撃で、私は意識を取り戻した。
体がヒドく重く、やっとのことで目を開けると、視界の半分を埋めた土の向こうに、私を埋める男達が見えた。 「おい、目を開けたぜ。」不安げな声だ。 「構うもんか。どうせ薬漬けの上にキツく縛ってる。逃げられやしないよ。それより早く埋めちまわないとこんな山奥とは言え、誰かに見られるかもしれねぇ。この仕事をまずったら、今度は俺達が埋められるぞ。」 「でもなあ。生きたまま2人も埋めるってのはなあ…。」 「一人は死んでるだろうが。なんだ、びびったのか?」 「違うって!ただ、2人とも上玉だからもったいねえと思っただけだ。」「この女ぁ、正義の弁護士だかなんだかしらねぇが、うちらの組を目の敵にして、組長だけじゃなくて政治家の先生方や外国の組織までつぶそうとしやがった。殺されて当然さ。それにお前も何発も女のま○こやケツに出してたろうが。助けたら、うまいもんが食えなくなるぜ。」 そう言うと、皆黙り込み、私を埋める作業を再開した。 (ああ、そうか。) 体の、鈍い痛みと膣内の充実感を味わいながら、記憶が戻ってきた。 わずかに目を戻すと、私の下に、可愛い女の子が仰向けになって目を閉じている。 ほっそりとした顎のラインは女の子そのもので、優しげに整った目鼻立ちはとても美しい。 (殺されても、キレイよ。透くん。) 土にまみれ始めている、黒く長い髪も美しいこの子は男で、私より10歳も年下の、私のご主人様だ。 私の仕事のトラブルに巻き込まれ、この男達に何日も犯されまくったあげく、透くんは男に犯され、私に陰茎をなぶられながら、首を絞められて殺された。 死の間際に射精した精液は、全て私が飲んだ。 その後も私は犯され続けたが、薬を打たれすぎてショック症状が出て、吐きまくり、意識を失った。それでもう始末しようということになったようだ。 膣の中には馴染みのある肉棒が入っており、アナルにも太いバイブが入れられ、うごめいている。アナルの括約筋を伸ばしきったバイブに負けない大きさと高く、肉壁をこそげ落としそうな肉棒は間違いなく透くんの陰茎だ。 (ああ、なんて悲惨なんだろう。惨めなんだろう。ああ、いい・・。) 私はとても幸せな気持ちになっていた。 私は道に迷い、自分を見失っていたが、こうしてマゾのメス犬奴隷としての死に場所を与えられた。 ゾクゾクと、被虐の淫靡な感覚が体を震わせ、子宮が燃えるように熱くなってきていて、それを死んでも固いご主人様の陰茎についてもらいながら、どこぞの山奥に埋められ、窒息して苦しみ抜き、多分、尿やよだれを垂れ流して惨めに死ぬ。 死体は腐りとろけてご主人様と混ざり合い、虫などに食べられ、骨になる。 私もこんな事態を予測はしていて、色々と落とし穴を掘っていたので、遠からず、私を埋めた男達も、組長も、先生方とやらも潰れるだろう。 たけどそんなことはどうでもよかった。 ご主人様が死んだ今、私はメス犬奴隷として死ぬしかなく、ここで、こんなに惨めに殺してくれるのならありがたいというものだ。 もちろん浅ましく生き延びたいと思っている自分もいて、その情けない自分がまた、滑稽でゾクゾクと興奮させてくれる。「お、おい。」 「なんだ、うるせえ。」 「この女、笑いやがった。」 「薬でおかしくなってんだ、気にするな。」 「で、でもよ。」 「お前も見たろうが、この女の狂ったよがりぶりを。人間じゃないって思ったろう?コイツはもう死んでんた。早く埋めちまえ。」 そうして、全身が埋められた。 息苦しさの中、私が腰を動かしてみると、土の中、わずかに動けてご主人様の陰茎の先端を子宮に迎え入れることができた。 (・・・・。) 声は出せなかったが、私はわずかに口を開けた。しびれるような快感が脳を貫いていた。 これだわ、と私は思った。 男達は私を辱め、貶めて屈服させたつもりだったが、実は私はご主人様に凄い調教を施していただいており、メス犬奴隷としてどこに出しても恥ずかしくないとお褒めいただいていた。 ご主人様は海外でご幼少から性奴隷として売られ、色々な世界を見てこられているので、私はとても誇らしく思った。 ご主人様と出会う前の私は男に負けまいと、人からの評価を気にしてばかりで、その実自分のことしか考えてなかった。 ご主人様の調教を受け、私は蛹から羽化したのだ。 私を殺す男達も、私が人身売買組織を潰すためだけに身を犠牲にして、おぞましい闇組織に身を売り、淫売のように様々なプレイをしていたと思っているが、本当はそうなりたかったのだ。 ご主人様のような人ばかりなら、潰す必要もなかったが、しょせんは金が一番の組織であり、本当の快楽を求める私とご主人様とは相容れなかった。 男達は自分達で自分の首を絞めている。 私が何かするまでもないが、金ばかりの連中の金を失わせるのもゾクゾクとする。 すると口から笑い声が漏れた。 その声は外まで届いたようで男達の怯えた声が聞こえ、また土が被せられたのが分かった。
2012/03/02 20:25:18(/saNrdBM)
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