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1:義母はご主人様【貸し出された雄犬編】
投稿者:
Mタロゥ
◆gGY3pXL/Fg
義母はご主人様の続編です。
乱筆・乱文・誤字・脱字。稚拙な文章ですが、宜しくお願い致します。 m(__)m 沢山の方々からのコメントありがとうございます。 引き続き読んでいただくと嬉しいく思います。 m(__)m では… ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ ~エピローグ1~ 酒池肉林のパーティからニ週間後… 場所は、とある会員制バー。薄暗い店内には、ジャズが静かに流れている。 客は、カウンターやボックス席で、思い思いに楽しんでる。 バーの奥にあるVIPルームで、和子、遼子、マダムの三人が談笑しながらワイングラスを傾ける。 「そうなの(笑)あれからしばらく使えなかったのよ。」 和子は、マダムに顔を寄せて静かに笑う。 「ごめんなさい(笑)和子さん、欲求不満だったんじゃない?」 マダムは、和子の顔を舐めるように見回しながら妖しい眼で微笑む。 「で、今はどうなの?」 遼子は、ワイングラスをテーブルに置くと、身を乗り出す。 「今は、すっかりよ!やっぱり若いから(笑)昨夜も、マダムからいただいたオモチャで楽しませていただきました(笑)」 和子は、頬を赤らめてワインを口に含む。 「アハッ(笑)もうすっかり女王様ね!」 遼子は和子に身を寄せておどける。 「新製品は、いかがですか?」 マダムは、二人を見て微笑む。 「マダム!本当にありがとうございます。感謝してます!フフッ…バカ犬もヨダレ垂らして喜んでますわ(笑)」 和子は、明るい顔でマダムを見つめる。 「こちらこそ、パーティでは、たっぷり楽しませていただいたんですもの。当然です(笑)」 マダムは、笑顔を返す。 「ところで…」 身体を寄せていた遼子は、ワインをゴクリと飲むと和子の顔をマジマジと見つめる。 「週末から、ヨーロッパへ?」 「そうなの。一ヶ月ちょっと。」 和子は、急に不満そうに呟く。 「旦那一人で行く予定だったのに…」 和子の旦那、勇太郎は代議士だ。 勇太郎は、近い将来大臣に選出されるために、日々紛争している。 今回、派閥の勉強会と称して一ヶ月ヨーロッパへ外遊する。 当初、本人だけだったが、夫人を同行することに変更された。 「まぁ、仕方ないんだけど…」 和子は、ソファーに身を投げ出して吐き捨てるように言う。 「ワンちゃんは?一緒に行くの?」 遼子は、膨れっ面の和子を楽しそうに眺める。 「私だけ!どうせ形だけなんでしょ。」 「一ヶ月、禁欲生活ね(笑)」 遼子は、意地悪く言うと、和子に軽くキスをする。 「やだ(笑)」 和子は、顔を真っ赤にして照れる。 「バカ犬心配ね(笑)和子さんが居なかったら、和子さんの下着使ってオナニー三昧じゃない?」 遼子は、和子の手を握る。 「ん~そうね~貞操帯でもはめようかしら!」 和子は、ワザと顔をしかめて言う。 「和子さん…」 マダムは、先程の笑顔が消えて、上目使いで和子の顔を見つめる。 「何?」 和子は、急に表情が変化したマダムを不思議そうに見る。 「実は…お願いがあるの。」 マダムは、少し口ごもりながら続ける。 「先日のパーティのお客さんで、ワンちゃんをお借りしたいっていう方がいるの…」 「え?」 和子は、眼を丸くしてマダムを見る。 「和子さん…驚かせて御免なさいね。」 マダムは、申し訳なさそうに言う。 「いぇ…」 和子は、先日のパーティを思い出す。 あの日、和子は一哉を直接責めていない。 一哉がどんな目に遭ったかは、遼子やマダムから聞いていたが、どのドミナが一哉を責めたか、詳しく聞いてはいない。 「最初は、断ったんだけど…」 マダムは、和子の顔を伺いながら話始めようとするところに、間を割るように、遼子が和子に話し掛ける。 「この間、和子さんが一ヶ月留守をするって聞いて、マダムに教えたの。どぅ?和子さん?」 「えぇ…」 和子は、ワイングラスを見つめて考え込む。 確かに、一ヶ月も留守にして一哉の行動を自由にするのは不安だ。 しかし、一哉が他のドミナに責められるのは… 和子は、嫉妬に駆られる。また、自分以外で一哉に興奮する女性がいることに優越感もあった。 「和子さん…実は、その人ワンちゃんを知ってるの。」 マダムは、優しい声で和子に言う。 「え?」 和子は、驚いて顔を上げる。 「え?!それじゃぁ、私も知ってるの?」 和子は、少し興奮気味に大声をたてる。 「いえ、知らないみたい。何回も御免なさい…実は、その人も呼んでるの…和子さんが良かったらVIPルームにお呼びするんだけど…」 「その人は、和子さん知らないんだけど、和子さんは知ってるかも。」 遼子は、驚いている横顔をニヤニヤ笑いながら言う。 「え…誰?」 困惑する和子に、遼子は続けて 「一回、会ってみて決めたら?マダム!当然、秘密は守られるわよね!」 マダムは、真剣な表情で叫ぶ。 「ええ!それは絶対に!」 遼子は、和子の顔を覗き込みながら 「どう?和子さん?」 和子は、ワイングラスを手にして残りのワインを一気に飲みほす。 「分かったわ…マダム、呼んでいただけますか?」 マダムは、パッと顔が明るくなり 「和子さん、ありがとう!早速…」 マダムは、席を立つとVIPルームを出ていく。 和子は、不安と興奮に胸を高鳴らせながら、遼子に注がれたワインを煽る。
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2010/08/31 11:03:47(fuS0DWma)
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