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後輩は性奴隷……3
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:後輩は性奴隷……3
投稿者:
後輩は性奴隷……3‐1

「夜勤……ですか?」

バイトが終わり、制服を脱いで帰ろうとしていた俺に、夜勤のトップ的な存在の人が話を持ちかけてきた。

「うん。悠君も来年は就活やろ?今のうちに金を貯めといた方がいいと思うねん。……ってか、俺以外の夜勤勢が就活で融通きかんってのが本音やけどな」

と、苦笑を滲ませる。
この人はフリーターで、名は清瀬と言った。
確かに夜勤は時給が良く、1・2回生のうちに人以上に単位を稼いでいた俺にとっては悪い話ではない。
だが、即答するのは躊躇われた。

「ちょっと考えさせてください」

同じコンビニの夕勤と夜勤とはいえ、一から覚えなければならない仕事もあるだろう。
何より、夜10時から翌朝7時までとなると、体力的にもキツイ。
他にも、多少とはいえ授業を登録しているし、部活との兼ね合いもある。

「そうなるわな」

と清瀬さんはまたも苦笑して

「まぁ、ちょっと考えといて」

と軽い調子で俺の肩を叩いた。
小さく挨拶をした俺は、コンビニにを出ていた。
4月も半ば差し掛かっている。
通常授業も始まっていたこの時期の夜は、冬の名残を感じさせた。
下宿先には結衣がいる。
彼女には合鍵を渡してあり、バイトが終わる前に連絡をしていた。
でも、なんだか今日は……今夜は彼女を責める気にはならない。
自分の今後や将来のことを突きつけられた、そんな大きな事を考えさせられる機会に直面したせいかもしれない。
俺は何故この大学に入ったのか。
何故写真部に所属しているのか。
何故……。
重い足取りの俺の横を、何台かの車が追い抜いていった。
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2010/04/20 16:33:48(WLj81jvo)
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