駅に着くと人波に押し出される様に歓楽街のある駅に降り立った。
改札を出ると雪菜も泣きながらついてきた。
本当について来るとは、かなりなドMに違いない。
そして歩いて10分くらいしてSMホテルに到着した。
自動扉を入りパネルを見て部屋を選び雪菜の手を引きエレベーターに乗り込んだ。
あえて喋らず部屋に到着すると雪菜の長い髪の毛を掴み入った。
薄暗い照明に鎖や手錠、鞭も数種類、拘束具、怪しげな玩具の販売機など色々ある。
髪を離し、俺はソファーに腰を降ろし『おい!名前は?俺の指をビチャビチャにして言うことねーのか?』と怒鳴りつけると雪菜は、ビクッとなり泣きながら『ごめんなさぃ。許してください。うぅっ』と泣き出した。