適度に褒めちぎって、二軒目の店に移動。さっきは対面だったが、次はちょっと薄暗いバーカウンターに隣合わせで座る。簡単なホディタッチにはもってこい場所だ。移動途中に軽く手をつないでみたが向こうもノリノリで、既にお持ち帰りを確信していた俺。後を考えてこの店では酒を極力控えてマキにだけ酒をすすめた。
予想通りマキは目がトロンとなりボディタッチを全く拒否をせず、逆に俺に腕を絡めてくる。一回、マキの太モモを軽くペシっと叩いてみた。
「ぁん!」
小さく喘いだマキ。気がつけば時間は24時を回っていた。地方都市なので終電という概念はそもそもないがこれはもう間違いない。(よし、行くか)
腕を組んで店を出た直後に念のため確認。ちょっときつい口調で
「うち来いよ」
「ふぅん」
と良く分からない声をだすマキ。
「あ?何て言ったんだよ、聞こえねーよ、うち来るんだろ。返事は!?」
「…はい」
「よぉーし、じゃあ行くぞ」
俺はタクシーを拾い、マキのデカいケツをピシっと叩き、タクシーに載せた。