後ろ手に縛られ仰向けにベッドに横たわる あきの足をひろげ
ふとももの付け根をゆっくり舐めて愛撫する。
あきには声を出さないように命じてあるので必死に声を押し殺して堪えてい
る。
局部の左右をなぞるように舌先で舐めあげる。敏感なところを避けしつよう
に。
「ん、ん・・も、もぅゆるしてください」
「何をだ。辞めてほしいのか」
愛撫を続けながら静かに あきを見る。
目が合うと あきは顔をしかめびくっと腰を浮かせて
「い、いいきますっ」
と叫んだ。
局部に吸い付き一番敏感なところを舌先で転がしてやる。
あきの下半身はびくびくっと反り返る。
「あぁっ・・・ご、ごめんなさい」
あきに キスをして頭をなでてやる。
「よかったか」
「はい」
あきの頬は紅潮し潤んだ瞳に当惑の表情が見える。
縛るのは今日が二度目だが快感が戸惑いを打ち消していた。
あきは縛られることを望んでいたようだ。
全身に軽いキスをしながら縄を解いてやる。
あきは目を閉じて大人しくしている。
「今度は四つんばいになってごらん」
あきは困ったような顔をして ベッドに膝を折って座り両手を前についた。
(続く)