10年前、隣にいたアイツが意味深な事を言った

「10年後、私は誰のキスを欲しがるのかなぁ」

その時の俺は、何言ってんだコイツ　変な勘ぐりもなかった


After ten years I would like a kiss form you

やがてという時間の流れ　そして10年後その時

俺とアイツの間に流れている時間に、 恋愛というのは

悩んでいれば聞いたり語ったり、ただ意識として存在

していない　この頃は互いに騒いで楽しいそれでよかった

今思えば互いの存在は特別になる日が来る　どこかで

時間の濃厚さ　なにげない言葉の重みや厚み　目には

見えていない絡みついた糸の先にある未来

薄らぐ記憶　過ごした時間の量は誰よりもアイツが

俺の隣にいた　隣で笑ってた　忘れた事はなかった

はしゃぎすぎてたくさんのハプニングもあった

それでも互いのコントロールで男女のハプニングもなかった

人は大人になる　たくさんの経験　出会いや別れ

その中で最高というのは、すぐそばにあるもの

失ってもなければ消せる事も出来ない

10年前のアイツの言葉　いやあの頃のアイツが告げてた

ずっと、遠回りしながら　そばに居ながら

━━━━━━━━━━好き━━━━━━━━━━

だから、言葉じゃないキスをアイツは選んだ

バカなアイツしか知らない　本当に切なそうな横顔

俺は見た事なかった　そんな横顔初めてだった

人の胸にこみあげるいとおしさ、それは時間の長さじゃない

たった刹那の出来事　まるで濃厚な想いが氾濫している様で

瞬きていどの想いが人のいとおしさ

誰かを本気で欲しくなる

背徳でも何でもねーーや！背徳支配人失格じゃ！

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