「聞いてる?…なんでも聞いてくれるんだろ」
「恥ずかしいよ。ヤバいし見られちゃうよ」
「いいじゃん。早く!」
「見える?」
「見えない。もう少し、脚を開いて」
「見える?…もう、いいよね」
「見えてるよ。穿いてくれたんだね」
「約束だし。もう閉じるね」
「駄目だよ。一駅分は脚を開いてパンちらだったよね」
「そうそう。開いててね。透けて縮れたヘアが見える」
「貴方が穿けって言ったから。やめて…恥ずかしいよ」
「隣のおっさんもお前の視てる。サービスしてスカートを捲って」
「嘘でしょう…」
「丸見えだよ。白に黒の毛がイヤらしい…パンツ直すふりして食い込ませてよ」
「嘘でしょう…恥ずかしいんだよ」
「いいから、早く。隣のおっさんも期待してるし」
「・・・」
「はみ毛が凄いよ」
「・・・」
(まもなく到着します。扉は…)
「着いちゃった」
「恥ずかしかった。もう絶対しないからね」
「分かった。…でも」
「嫌!」
「こんなに濡れているじゃん。べちょべちょだよ」
「恥ずかしいから…やめて…ね」