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なつきちゃんの秘密3
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:なつきちゃんの秘密3
投稿者: はやま
母「なつきー!早く準備しなさーい!」
早朝から如月けど家に声が響き渡る。
なつき「ちょっと待って!すぐ!」
慣れない制服に苦戦しながら四苦八苦するなつき。
それに何回か履いたとは、この短いスカートのすーすーした感じは恥ずかしいものだった。
母「入学式から遅刻なんてかっこつかないわよ。」
そう、今日は○○小学校の入学式である。
なつきは5年生なので転校生という形になるが気分は新入生と同じである。
なつき「やっぱり女の子で入学なんて無理だよぉ。絶対にバレちゃう…」
母「何言ってるの今更。昨日も行ったけど全くバレなかったでしょ!大丈夫だって!」
そう言って母は「いってらっしゃい、後で行くから。」と言うと玄関の扉を閉めてしまった。
なつき「うう…どうしよう。」
締め出されてしまったなつきは仕方なくバス停まで歩き始めた。周りを挙動不振に見回しながらまだ冬の寒さが若干残る風がスカートのなかに入ってくる。
なつき「女の子って、普段こんな不安定な格好で出歩いてるんだ…。」
バス停にたどり着く。周りには同じ○○小学校の生徒の他に若いスーツの男性や中学生らしき子たちがバスを待っているようだった。なつきは出来るだけ目立たないように後ろの隅の方で縮こまっていた。
バスが到着した。ギリギリの時間のためか最後に入ると座る席はもうなかった。仕方なく立ったまま行くことにし出来るだけ顔を隠して過ごすことにした。なつきが乗るバス停から学校まで3つバス停を経由する。所要時間は約15分ぐらいである。
次のバス停に着くとまた何人かが車内に乗り込んでくる。車内のスペースが段々となくなっていく。
なつき (この混み具合で毎朝15分はきついなぁ。明日からもっと早い時間のにしよう。)
暖「ギャハハ!」
何処からか女子生徒のかん高い笑い声が聞こえてくる。 その声になつきは酷く怯えた。男だと気付かれたのではないか。若しくは服の着方を間違えていないか。
そんな不安にかられながらいるといつの間にかバスは学校に着いていた。一斉に降りる客に流されるようにバスを降りたなつきはそのまま○○小学校の生徒の列についていった。
学校に着いたら1度職員室に来て欲しいと理事長から連絡されていたので持たされたマップを見ながら行こうとしたが、あまりにも校舎内が広くてどういったらいいか戸惑っていた。
すると突然後ろから肩をポンポンっと叩かれた。突然の出来事になつきは異常なまでに驚き、振り返ってみると そこには卓球部のキャプテンである観月あかねが立っていた。
観月「おはよう。ごめん、なんだか驚かせちゃったみたいだね。」
なつき「え、えーと!そんなことないです!すいません!あ、あとおはようございます!」
あたふたしながら必死に口を動かすなつきを見て観月はクスッと笑うと、
観月「如月さんって面白い子だね。そんな に緊張しなくても大丈夫だよ。なにか困ったことでもあった?」
なつき 「えっと、職員室の場所がわからなくて…。」
観月「職員室?そっか、如月さん転校生だもんね。私が案内するよ!」
なつき「え、ホントですか!ありがとうございます!」
観月は深々と頭を下げるなつきを見て「いいから、いいから、」と返し案内を始めた。
校舎を歩いて生徒とすれ違うたびに「観月おはよー!」、「あ、観月先輩だ!おはようございます!」と 向こうから挨拶が山のようにくる。それに一つ一つ丁寧に返す観月を見てなつきは素直に感心してしまった。
職員室前に着いた。
観月「失礼します。6年の観月です。転校生の子を連れてきました。」
扉を開けてそう言うと観月はなつきを中まで連れ出してくれた。
尾崎「あら、観月が連れてきてくれたの?よかった~初めてでたどり着けるか心配だったのよ。」
森川「さすが、女子卓球部主将だな!」
観月「いえ、大したことではないですよ。それに如月さんは部活の大切な後輩になりますから。では私はこれで失礼します。」
帰り際になつきに笑顔で「またね。」と手を振ると観月は職員室をあとにした。
なつきはその様子をみて女子なのにかっこいいなーと思ってしまった。
尾崎「あら、観月に惚れちゃった?」
なつき「ち、違います!そんなことありません!」
尾崎「まあ校内にあの子のファンは多いし無理ないわ。あの子がいると私も楽だしねー。」
そんな尾崎の軽口を聞いて今の自分は女子なのだということを思い出した。すると奥から理事長の永井が出てきた。
永井「おはよう。如月なつきさん。○○小学校にようこそ。」
なつき「は、はい!これからよろしくお願いします。」
永井「念のため言うけど、君が男の子だということは私と養護教諭の沖田先生と担任の先生だけだからくれぐれも気をつけて」
小声で耳打ちされ、理事長の後ろには沖田が笑顔で手を振っていた。なつきの太ももから頭まで舐めるように視線を送り、ニヤリと舌舐めずりをする様子になつきは鳥肌がたった。
永井「じゃあ担任の先生を紹介するね。井上先生です。ちなみに君は5年2組なのでよろしく。」
井上 「井上ですー。これからよろしくな。如月君。」
この一言に理事長となつきは凍りついた。沖田は必死に口を押さえて笑っている。
尾崎「井上先生!失礼でしょう!こんなに女の子らしい女子生徒を捕まえて君だなんて!」
井上「あーごめん、ごめん。これからよろしくな、なつきちゃん。」
適当に頭をボリボリかきなごら平謝りをする井上。理事長は明らかに人選を間違えたのではないかと早くもなつきは疑い始めた。
井上「とりあえず教室案内するからついてきて。」
と言うとなつきは井上と共に職員室をあとにした。



 
2014/11/28 01:41:25(9vzYOrSv)
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